ガレキ漁りのカラスダイアリーhttps://crow-diary.comゲームや映画を中心とした底辺の雑記場Fri, 20 Jun 2025 12:47:43 +0000jahourly1https://crow-diary.com/wp-content/uploads/2021/11/cropped-1CD41440-2EFB-4920-8700-33ADBB0C5AB4-32x32.pngガレキ漁りのカラスダイアリーhttps://crow-diary.com3232 【シャニソン】今回はオフで休めるぞ! 6月20日に開催されたシャイニーコンペティションの考察https://crow-diary.com/shiny-competition-consideration-part2/https://crow-diary.com/shiny-competition-consideration-part2/#respondFri, 20 Jun 2025 12:47:38 +0000https://crow-diary.com/?p=19733

 5月に晴れてオフ無しボーナスが実装された前回のシャイニーコンペティション。  その結果休み無しでアイドル活動をするというブラック企業になった283プロでしたが、6月のシャイニーコンペティションではどうなったのか。  ボ ... ]]>

 5月に晴れてオフ無しボーナスが実装された前回のシャイニーコンペティション。

 その結果休み無しでアイドル活動をするというブラック企業になった283プロでしたが、6月のシャイニーコンペティションではどうなったのか。

 ボーナスを確認する前に今回の対象アイドルから確認。

 今回の対象アイドルは摩美々、夏葉、甘奈、あさひ、にちかの5人ですね。

 見ての通り自分は今回ボーナス対象を誰も持っていないので少し厳しい戦いになるかもしれません。

 さぁ、そしてここからが本題。総合値に大事な今回のボーナスは如何に…!

  • ラジオ出演がLV5 1000Pt
  • テレビ出演がLv5 700Pt
  • CM出演がLv3 300Pt
  • 雑誌取材がLv3 300Pt
  • プロデュース完了時にいずれかのアイドルの
    Voステータスが1700以上 450Pt
  • プロデュース完了時にデッキ枚数が10枚以下 250Pt

 ついにお仕事がボーナス対象に、そして今回はオフが取れるホワイト企業に戻ることが出来ましたね。

 ただ今回のボーナスを見るとレッスンがない都合上、サブシーズンでのLv上げが行えないためボーナスの取り方の立ち回りはおそらく相当難しめ、よく言えば試行錯誤の余地があるとも言えます。

相談使う必要があるデッキ枚数10以下はターンの無駄と判断しました。

 早速今回の立ち回りルートについて考えていきたいと思います。

ラジオ+別のお仕事ボーナス

 まずは最大ボーナスのラジオ出演と更に別のお仕事のボーナスを合わせるルート。

 今回は上で語った通りにボーナスにレッスンがないため、サブシーズンは能力値上げにしか使えず、そのためボーナスを満たすための行動回数はたったの18回。

 そしてお仕事のLv上げはレッスンや自主練と同じく2回選択ごとに1Lv上昇となるわけですね。

 で、お仕事ボーナスを満たす時にまず考えなくてはいけないのが、ラジオとテレビの両方Lv5を狙うかどうか。

 この両方をLv5に上げるために必要な行動回数は16回、これを18回の行動回数の中でやるには相当な運が必要と考えていいでしょう。

ぶっちゃけ現実的じゃない。

 なのでもう少し現実的に考えてラジオ+CMか雑誌がボーナス目当てでの現実的なラインになると言えます。

 これなら18回中12回のお仕事選択で1300Ptのボーナス達成、極端に難易度も下がります。

 というわけで早速こっちのルートを実践した結果がこちら。

 ラジオと雑事取材のボーナスを達成して4046。

 とりあえずこの記録を試金石としていきます。

ラジオ出演ガン回しルート

 もう1つはラジオ出演だけをひたすらに選択するラジオ出演ガン回しルート。

 CM出演や雑誌取材よりボーナスPtが高いいずれかのアイドルがVoステータス1700以上達成を狙うルートですね。

 ラジオ出演でLv5ボーナスを満たす過程でやれるやることがシンプルと、上のルートより気楽に挑めてスコアも狙えるルートです。

 欠点としてはVo1700は高すぎる壁ということ、サポートの手持ちや凸具合に相当に左右されるルートとも言えますね。

自分も今まで一度も満たしたことがない。

 そんな懸念を抱きながらこちらも早速実践!

 結果は4374Pt。

 見ての通り残念ながらラジオ出演のボーナスしか達成出来ずVoボーナスは未達成。しかし、ボーナスを2つ満たした上のルートよりも高スコアが出るという結果に…!

 これはつまりボーナスのために低レベルのお仕事のレベル上げに行動回数を割くよりも1つの高レベルのお仕事だけを回してステータスを上げた方がステータス分でお仕事ボーナス分の総合値を補える…というか上回ることが可能ということですね。

 なのでこのルートでVoボーナスも満たすことに成功するのが今回の正解ルートと判断してもいいと言えるでしょう。

まとめ

 浅っさい浅っさい検証の結果、ラジオ出演ガン回しで自分は今回挑もうと思います。

 こっちでも言った通りに

【シャニソン】カラコンとスローモーションが来た… 6月19日、20日のアプデ情報にイベント開催やガシャ更新

 今回のガシャでプロデュース方針でラジオ出演LvUPが確定で出る雛菜のサポートも運良くゲット出来ているのでこっちのルートを狙わない理由はないですね。

 しかも今までのレッスンと自主練と違ってお仕事だけはかなり楽なので試行回数稼ぎもストレスフリーで気楽にやれるのも今回のボーナスのいいところですね。

 この結果がどうなったのかはシャイニーコンペティション終了の際にまた記事で報告したいと思います。


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https://crow-diary.com/shiny-competition-consideration-part2/feed/0
【シャニソン】カラコンとスローモーションが来た… 6月19日、20日のアプデ情報にイベント開催やガシャ更新https://crow-diary.com/the-idolmster-shiny-colors-song-for-prism-june-19-and-20-2025/https://crow-diary.com/the-idolmster-shiny-colors-song-for-prism-june-19-and-20-2025/#respondFri, 20 Jun 2025 06:53:30 +0000https://crow-diary.com/?p=19726

 6月19日のアプデ情報や20日のイベントやガシャについて。  ついにあの機能が追加です。  6月19日にVer.2.3.0へとアップデート。  このアップデートで今年のエイプリルフールにで一時的に実装された瞳の色を変え ... ]]>

 6月19日のアプデ情報や20日のイベントやガシャについて。

 ついにあの機能が追加です。

Ver.2.3.0

 6月19日にVer.2.3.0へとアップデート。

 このアップデートで今年のエイプリルフールにで一時的に実装された瞳の色を変えることが出来るカラコンが正式実装となりました。

 今回のカラコン、ただエイプリルフールから持ってきたわけではなく、メガネなどとの併用可能、左右それぞれで設定可能など進化して実装されました。

 6月20日の12時以降に5種類のカラコンが配布となるので取り忘れないようにしましょう。

 コミュやプロデュースなどでも使えるのでこんな状況を作ることも可能。

ゲームのジャンルが変わっちまった…

シャイニーコンペティション

 6月20日、12時からいつも通りにイベント、シャイニーコンペティション開催。

 今回の対象は摩美々、夏葉、甘奈、あさひ、にちかとなっております。

楽曲『スローモーション』追加

 追加曲として灯織のソロ曲である『スローモーション』が追加。

うわぁぁぁ!

灯織いぃぃぃ!

 楽曲追加に合わせてミッションも追加。

  • ジュエル×200
  • ガシャチケット×1
  • イベントシール×400
  • ドレスオーダーチケット×40
  • マスターバッジ×5
  • 共通覚醒ブック(中)×10
  • イルミネーションスターズ覚醒ブック(中)×10
  • イルミネーションスターズ覚醒ブック(大)×10
  • LB回復薬×8
  • マニー×44000
  • 練習ノート×5000

 全部こなすとこれらが貰えます。

Pガシャ更新

 Pガシャに★3【ネジマキの探求心】芹沢 あさひが追加。

 Sも含めてですが、今回は限定無しです。

★3【ネジマキの探求心】芹沢 あさひ

所属タイプ
ストレイライト
VoDa
15491040
ViMe
1640797
ライブスキル
ロングスコアUP5秒間 ロングノーツのスコアが620%UPする
各LVの効果値
ロングスコアUP
400% / 440% / 480% / 550% / 620%
センター効果
ビジュアルUP編成PアイドルのViが20%UPする
アイドルスキル
アンリミテッドVISION自身のVi5倍アピール増加
[解放(Vi系統):6]追加で自身のVi10倍アピール増加
Voアピール極大自身のVo6.8倍アピール増加
パノラマPHILOSOPHY10秒間、最大手札枚数+1
[解放(Vo系統):2]:追加で10秒間、最大手札枚数+1
Viアピール大/PP+自身のVi4.8倍アピール増加
PP+2
ドグマVOICEVoカウンターを0にする、減少したVoカウンターの数✕自身のVo0.6倍アピール増加

 Vo、Vi特化のPアイドル。

 スキルはロングスコアUPと刺さる場所を選ぶスキルでセンター効果も無難にビジュアルUPなので性能面だけ見るならば、代わりを持っている人も多い性能。

 プロデュース面では最初のアンリミテッドVISIONだけでも強いので凸の必要性低めでジュエルに優しい構成。

 性能面だけ見ると無理する必要はないですが、衣装のジャンルが珍しく、ここのアドバンテージはかなりデカいので着せたいアイドルがいるならば1体は確保したい。

Sガシャ更新

 SガシャにSSR【にぎやか木漏れ日ライン】三峰 結華、SSR【B♡♡KMARK】市川 雛菜が追加。

SSR【にぎやか木漏れ日ライン】三峰 結華

VoDa
430430
ViMe
430660
ライブスキル
スコアUP上昇✕スターリット一致
効果
ライブ中のスコアUPのスキル効果が+10%上昇する。タイプ楽曲の場合、追加で+6%上昇する
各Lvの効果値
スコアUP上昇
4% / 5.5% / 7% / 8.5% / 10%
スコアUP上昇
2% / 3% / 4%/5% /6%

プロデューススキル

サポート効果
結華配置時VoDaViUP小結華配置スケジュール成功時、VoDaViUP(小)
SPレッスン登場率UP小シーズン開始時、SPレッスンの登場率UP(小)
トラブル発生率DOWN小全てのスケジュールのトラブル発生率DOWN(小)
SPレッスンVoDaViUP小SPレッスン成功時、VoDaViUP(小)
SPレッスンランクアップ回数UP小SPレッスンでランクアップ発生時、回数UP(小)
SPレッスン時間クリアViMeUP中SPレッスンを15秒以内でクリア時、ViMeUP(中)
結華SPレッスン配置率UP中結華のSPレッスン配置率UP(中)
Sキャラクター配置率UP中全てのSキャラクターの配置率UP(中)
SPレッスン体力消費量DOWN中SPレッスン成功時、体力消費量DOWN(中)
結華配置時VoDaViUP中結華配置スケジュール成功時、VoDaViUP(中)
SPレッスンVoDaViUP中SPレッスン成功時、VoDaViUP(中)
潜在サポート
アビール3回まで、アビール20%UPアピールカードを3枚使用するまでアピール増加量20%UP
残り Me20%以下時PP回復速度30%UP残りMe20%以下の時、PP回復速度30%UP
自ユニットMeダメージ量50%UP自ユニットが相手から受けるMeダメージ量50%UP
PP上限+3開始時、PP上限+3
残り10秒時5秒間ピンチ状態残り時間10秒から、5秒間ピンチ状態になる

 Me特化のサポート。

 スキルはスコアUPと腐ることは無いですが、上手い人だと優先度が低めにもなるスキル(自分は下手なのでこちらの方が嬉しい)なので需要は腕次第といったところ。

 プロデュース面ではSPレッスン特化。

 現状はコンペティションでも高ボーナスになったことなない項目なので現段階だと少々不安要素あり。
 ただ今回お仕事が初めてボーナスになったので以前よりもSPレッスンの将来性に期待出来るようになったのも確か。

 潜在サポートは殆どアンティーカ向けですが、アンティーカプロデュースには直接は刺ないため、継承経由しなければいけないところは少々不便でしょうか。

 雛菜と比較するとコンペティションでは今回不利ですが、次回以降は刺さる可能性があるので将来性に期待するのであれば三峰を選びましょう。

SSR【B♡♡KMARK】市川 雛菜

VoDa
425426
ViMe
673426
ライブスキル
パーフェクトスコアUP上昇
効果
ライブ中のパーフェクトスコアUPのスキル効果が+10%上昇する
各Lvの効果値
パーフェクトスコアUP上昇
4% / 5.5%/7%/8.5%/ 10%

プロデューススキル

サポート効果
雛菜配置時VoUP中雛菜配置スケジュール成功時、VoUP(中)
方針出現ラジオ出演LVUP全全シーズンの方針に、ラジオ出演LVUPが出現する
小糸サポート効果の初期発揮数+1プロデュース開始時、小糸のサポート効果を1個発揮する
お仕事登場率UP小シーズン開始時、お仕事の登場率UP(小)
トラブル発生率DOWN小全てのスケジュールのトラブル発生率DOWN(小)
ラジオ出演DaViMeUP大ラジオ出演成功時、DaViMeUP(大)
雛菜ラジオ出演配置率UP中雛菜のラジオ出演配置率UP(中)
サポート協力イベント発生率UP中全員のサポート協力イベントの発生率UP(中)
ラジオ出演体力消費量DOWN中ラジオ出演成功時、体力消費量DOWN(中)
雛菜配置時VoUP大雛菜配置スケジュール成功時、VoUP(大)
ラジオ出演VoUP大ラジオ出演成功時、VoUP(大)
潜在サポート
カード5枚使用時アピール10%UPカードを5枚使用するたびにアピール増加量10%UP
必要PP減少カードアピール20%UP必要PPが減っているカードのアピール増加量20%UP
Voアピール20%UP DaVi20%DOWNVoアピール増加量20%UP DaViアピール増加量20%DOWN
PP回復速度10%UPPP回復速度10%UP
開始時回避+50%開始時、回避+50%

 Vi特化のサポート。

 スキルはパーフェクトスコアUP上昇で、所属やタイプボーナスが無いとはいえ、どこにでも使えるスキルなので有用。

 プロデュースではラジオ出演特化で方針で必ずラジオ出演LvUPが出るのがありがたい。
 その反動なのか、潜在は無難な物が多めなのでこちら目当てだと評価は下がりますね。

 スキルは無難に使いやすい、プロデュースでも方針を1つ確定させられるのは強め。
 更に同時開催のシャイニーコンペティションにぶっ刺さっているので、今回のイベントに本気な人向けのサポートですね。

今回は

 今回の更新はガシャに関しては担当いないんで自分はスルーを決め込みます。

 性能的には〇〇のサポートには惹かれる物がありますが、何度も己に言い聞かせている通りに衣装とMVをメインに楽しむと決めているので我慢です。

 イベントではシャイニーコンペティション。こちらもいつも通りに真面目にやっている人が少ない隙をついてジュエル640程度を稼がせて貰います。

 そして何よりアプデでのカラコン追加!

 ちゃんとエイプリルフールからの要望を聞いて進化させて正式実装されたので、色々と試して行こうかなと。

これで衣装面でのガシャ欲を誤魔化します。

 この調子なら髪色変更をもし正式実装されるなら髪型にも対応されそうな期待が持てるので、こちらも気長に待ちたいところですね。

でも、ARが1番欲しかったりする。

 余談

 期限が迫っていたのでチケットでSガシャ引いたら…

やったぜ


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【映画】『28年後…』に備えて『28日後…』と『28週後…』を振り返って軽く感想https://crow-diary.com/28-days-later-and-28-years-later-review/https://crow-diary.com/28-days-later-and-28-years-later-review/#respondThu, 19 Jun 2025 06:06:24 +0000https://crow-diary.com/?p=19679

 今年の映画だとかなり、いや滅茶苦茶楽しみにしているのが『28年後…』  続編なんてとっくの昔に諦めていた中で発表されたので自分の中でテンションが爆上がりしたわけです。  当然『28年後…』を見るならやっぱ改めて前作2作 ... ]]>

 今年の映画だとかなり、いや滅茶苦茶楽しみにしているのが『28年後…』

 続編なんてとっくの昔に諦めていた中で発表されたので自分の中でテンションが爆上がりしたわけです。

 当然『28年後…』を見るならやっぱ改めて前作2作は振り返っておきたい。

 というわけで改めて『28日後…』と『28週後…』を見ておこうと思い立ち行動したわけです。

 感想に関しては特に深くもなくざっくりと適当なもんになります。

って元々深い感想なんて言ったことねえや!

28日後…

公開日🇯🇵2003年8月23日
ジャンルホラー
上映時間114分
製作国🇬🇧イギリス
監督ダニー・ボイル
脚本アレックス・ガーランド
主な出演者キリアン・マーフィ
ナオミ・ハリス
ミーガン・バーンズ
ブレンダン・グリーソン
クリストファー・エクルストン

あらすじ

『トレインスポッティング』のダニー・ボイル監督によるSFホラー。28日後、ロンドンのさびれた病院で昏睡状態から目覚めた自転車の運び屋ジムは、謎めいた混乱状態の中、さびれた街路を歩く。一見廃墟のような教会で恐ろしい出会いを果たした後、別の生存者グループと手を組んだジムは、やがて荒れ果てた街路と影に潜む驚異的な生き物の背後にある真実を知る。やがて、チンパンジーが、犠牲者を猛烈な殺人衝動に駆り立てる致死性のウイルスを保持していたことが明らかになる。それとも、致命的なこの恐ろしいウイルス世の中に渡り、地球全体を感染させてしまったのか??

Amazon Prime Videoより
ソニー・ピクチャーズ 公式チャンネル

感想

 久しぶりに見てもやっぱ面白え

 感染の始まり、走るゾンビ(正確には感染者)などの理屈付け、ここら辺がしっかりしているとゾンビ映画好きはみんなやる自分ならこう動くの妄想が捗るんでこれだけでも走るゾンビ映画流行りの走り(走るゾンビだけに)になっただけはある面白さ。

 冒頭の感染の始まりという衝撃展開から、主人公ジムの病院での目覚めからの静寂、感染者との出会いからの急転、仲間との出会いからのロードムービーという安寧、そして軍人との出会いと衝突からの暴力と、感情を常に揺さぶろうという気概を感じる。

 この感情の揺さぶりがレイジウイルスのようなのがまた作品にハマっていていいんですねぇ。

 後半の軍人達の実は本当に怖いのは人間というのはお約束ではあるんですが、個人的にはこの展開は途中の脅威として立ちはだかるのであってゾンビやクリーチャー映画のラストの脅威ではあってほしくないという心情があり、好きなお約束ではないのでそこはちょっぴり残念だったりします。

 でも、わざわざセリーナ達にドレス着せたりするクソキモさは好きですし、こういうのがいるからファレル軍曹の人間性発揮されるのも好き。

あれ、もしかしてやっぱ好きなのか?この展開。

 何よりジムが感染者のように人を殺すようになる部分。
 感染者はあくまで感染しただけの人間。なら感染していない人間であるジムが勇敢さを持って化け物のようになるのも不思議ではない。

 こちらの実は怖いのは人間という方は嫌いじゃないので結構後半は二律背反な感情を持っているんですよね。

 人は絶望によって軍人達のように獣になり、勇敢さを持って化け物のようにもなる。うーん、改めて見ると軍人部分も好きなのかもしれない。

 それはさておき『28年後…』でもキリアン・マーフィーの出演は決定しているので、彼演じるジムが人間として登場するのか、それともゾンビ映画の続編お約束で感染者になっているのか、どちらにせよ彼の活躍を楽しみにしております。

予告見ても感染者になっている気がしてならねえけど。

28週後…

公開日🇯🇵2008年1月19日
ジャンルホラー
上映時間104分
製作国🇬🇧イギリス
監督ファン・カルロス・フレスナディージョ
脚本ファン・カルロス・フレスナディージョ
ローワン・ジョフィ
ヘスス・オルモ
E・L・ラビニュ
主な出演者ロバート・カーライル
イモージェン・プーツ
マッキントッシュ・マグルトン
キャサリン・マコーマック
ジェレミー・レナー
ローズ・バーン

あらすじ

「トレインスポッティング」のコンビ、ダニー・ボイル×ロバート・カーライルが放つバイオ系サバイバル・ホラーウイルス発生から28日後:英国全土汚染。5週後:最後の感染者死亡。24週後:復興計画開始。恐るべき新種ウイルス”RAGE(レイジ)”の発生から28週後のロンドン。難を逃れたタミーとアンディの姉弟も帰国し、父親との再会を果たす。軍の監視を逃れて我が家へ行くと、死亡したはずの母が生きていた。彼女がウイルスに感染しながらも発病していないキャリアだと判明、ワクチン開発への期待が膨らむが・・・。

Amazon Prime Videoより

感想

こっちはこっちで面白え

 前作の感染が感染者の餓死という形で収束して復興を目指す最中で起きる再びのパンデミックというのが本作ですが、このパンデミックの起き方がこの映画のいやらしくも面白いところなんすよね。

 冒頭でドンが感染者に追われて妻のアリスを見捨てて逃げてしまう。そして子供達には僅かな嘘を交えて妻が死んだと伝えるも、妻のアリスは感染に対する免疫を持っていたことで生き延び、ドンは発症はしないも保菌者ではあるアリスにキスをしたことで感染者となりパンデミックが始まると。

うーん、美しい流れ、正に様式美

 前作が勇敢さで感染者と変わらないくらいの化け物じみた行動を取るジムを後半に見せた続編で、責めることの出来ない人としての弱さで妻を見捨ててしまう。

 この弱さから見捨てた後悔、そして妻への謝罪、そして感染の始まり。何度も言いますが決して責められない人間らしい弱さからこうなるのは流れとしてあまりに美しい。

 この映画が基本的にドンを主役的な扱いにしている理由はもうこの弱さから来る始まり、そして感染者としての執拗さから来る物と言えるでしょう。

 しかも、この映画に関しては人らしさは更に嫌らしさに繋がるからたまらない。

 免疫を持っていたアリスの子供達であるタミーとアンディ。この2人が免疫を遺伝している可能性があるとして軍人であるスカーレットとドイルが守り抜くために行動するわけですが。

 その結果は父に襲われ保菌者となったアンディが外に出たため、ラストの国を跨いだ感染の拡大にまで繋がってしまう。

 これはアンディと誰かが接触してしまったためなのか、それともアンディが遺伝とはいえ母の半分ということで発症が大幅に遅れただけでヘリの中で感染者となったのかは想像の余地がありますよね。

 ちょっと話は逸れましたが、このウイルスに対抗する手段のためや無差別の殺傷に納得出来ないという、いわゆる使命感や善意などが結果として世界への感染拡大を招くというね。

うーん、あまりに美しすぎる

 ゾンビ映画の続編って基本的にかなり難しい物なんですが、前作で完全に封じ込めたにも関わらず新たに事態を引き起こすトリガーとしてこの人間らしい選択によって始まり、拡大していくというのは上手いとしか言えない。

 単独の作品としても美しいですが、ゾンビ映画の続編として見ても、お手本のような上手さがある映画なんですよね。

 前作がやっぱり怖いのは人間と人の醜悪さを前面に出す人間らしさで人間を最後の敵にしましたが、
 こちらは人間らしさを美的な部分で描きながらも感染者を最後の相手にしているのも個人的には好みだったりします。

 でもこの映画と言ったらドイル軍曹だよね。

 無差別の射撃に納得せず、子供達を守るために最後は燃やされるとアクション面でこの映画を支えた存在ですよ。

 今やMCUのホークアイやM: Iのブランドなどでお馴染みのジェレミーレナー、この時からスナイパーを既にやっていて後にウインド・リバーでも狙撃をするなど、この『28週後…』を契機に狙撃俳優になったのかもしれない。

まとめ

 久々にこの2作を見ましたが、面白えですわ。

 この映画の後のゾンビ映画…というかゾンビ作品全般ですね。
 これらに対する影響力というのが明確に窺い知れますし、何より人間らしさを嫌らしく作用させるのが上手いのが面白い。

 この2作を見た当時から『28ヶ月後…』をどれだけ待ち侘びたか、そして今になってその28ヶ月後をすっ飛ばして『28年後…』が続編として出てくれる。 

 こういったことが時たま起きるから人間生きていくもんだなと思えるのです。

 とにかく期待しか出来ないこの1作を必ず自分は見に行きますよ。


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https://crow-diary.com/28-days-later-and-28-years-later-review/feed/0
【映画】K.O. 感想 小さく纏まったいいアクション映画【Netflix】https://crow-diary.com/%e6%98%a0%e7%94%bbk-o-2025-netflix-movie-review/https://crow-diary.com/%e6%98%a0%e7%94%bbk-o-2025-netflix-movie-review/#respondFri, 13 Jun 2025 16:50:21 +0000https://crow-diary.com/?p=19641

抱えている感情を全て払拭する必要なんてないでも形を変えて向き合い方を変えれば見える世界も変わっていく小規模ながらストーリーもアクションもよく纏まった映画でした!  今回はネトフリオリジナル映画、K.O. の感想。  拭い ... ]]>

製作国

フランス、ベルギー

監督
アントワーヌ・ブロシエ
脚本
アントワーヌ・ブロシエ
出演者
アリス・ベレイディ
シリル・ガーヌ
マチュー・レストレード
フエド・ナバ

抱えている感情を全て払拭する必要なんてない
でも形を変えて向き合い方を変えれば

見える世界も変わっていく
小規模ながらストーリーもアクションも

よく纏まった映画でした!

 今回はネトフリオリジナル映画、K.O. の感想。

 拭いきれない罪を抱えて後悔する男、復讐という“怒り”を抱える者。それらの感情をどういう形で受け入れるか。

 どんな時でもこの感情という物との向き合いというのは難しいテーマではありますが、果たしてこの映画は結論を出すのか。

 そして総合格闘家であるシリル・ガーヌが繰り広げる映画的なケレン味もしっかり交えたアクションも見逃してはいけませんぜ。

 ジャンルはアクションで上映時間は約84分となります。

あらすじ

数年前の試合で、誤って死なせてしまった対戦相手の息子が消息不明に。その捜索を依頼された元格闘家は、マルセイユの暴力的な犯罪組織に立ち向かっていく。

Netflixより
Netflix

この映画を配信している配信サービス

※2025年

登場人物

バスティアン

元総合格闘家

王者エンゾへの挑戦の試合で不慮の事故で彼の命を奪ってしまい、それ以降世捨て人のように暮らしている

エンゾの妻エマから行方不明になった息子レオの捜索を贖罪として受けるように依頼される

ケンザ・アラウィ

マルセイユの警部

凶悪犯罪者マンシュール兄弟と因縁があり、彼らを追っている

事件の目撃者であるレオを保護するためにバスティアンと行動する

レオ・プランス

エンゾの息子

父の試合観戦中に目の前で父の命を奪ったバスティアンを恨んでいる

父の死後、不安定になり自身を放置した母エマの元から家出をしていとこの元で非行に走ってしまう

マンシュール兄弟による殺人事件を目撃し、彼らに追われる

エマ・プランス

エンゾの妻

エンゾの死後不安定になってしまいレオの家出を招いてしまう

バスティアンに行方不明となったレオの捜索を彼の罪悪感に漬け込む形で依頼する

マンシュール兄弟

拷問や薬の取引を当然のように行う凶悪犯罪者

周辺の組織を巻き込み、帝国を築いていっている

ざっくり概要

 総合格闘技の挑戦者バスティアンと王者エンゾの試合。
 その試合の最中、不慮の事故によりバスティアンの手により王者エンゾは命を落としてしまう。

 深い後悔の中、エンゾの墓参りに訪れたバスティアン。
 しかし、そこに現れたエンゾの息子レオの激しい激昂と罵倒、そしてエンゾの妻エマに帰ることを促されたバスティアンは謝罪をしながら静かに立ち去るしかなかった…

 2年後、フォカイアの街。

 刑事であるアラウィはヤクの売人のボスであるアンダルーの行方不明、そしてその部下が見せしめとして殺害された光景を見て、自分が追っている犯罪者マンシュール兄弟の仕業だと確信する。

 だが、決定的な証拠がないため勇み足として判断されるも、その時彼女の元にレオからの着信が入る。

 レオに呼び出された場所に着くと彼からアンダルーが攫われたこととその時の事件を目撃したと告白される。

 更に話を聞こうとするアラウィの元にやってきた警察の姿を見てレオはアラウィの静止を遮って逃亡してしまうのであった。

 その頃バスティアンはあの試合以降フラッシュバックに苦しみながら、日雇いの肉体労働をして世捨て人のように日々を過ごしていた。

 そんな彼の元に現れたのはエンゾの妻エマ。

 彼女はバスティアンにあの日以降不安定となってレオを放置してしまった結果、いとこのユーゴと同居を始めレオがクスリの売人をしたことを知らされる。
 そしてエマの元に事件性を感じる最後の連絡を入れた後に5日間も連絡がつかなくなったことも。

 バスディアンにレオから父を奪った贖罪としてレオの捜索を要求するエマ。バスティアンはエマから数珠を受け取り、その要求を呑むのであった。

 レオの捜索を請け負ったバスティアンは手始めに同居をしていたとされるユーゴの元を訪ねる。しかし、既に部屋は荒らされていてもぬけの空となっていた。

 そこに現れたアラウィに後ろから銃を突きつけられるバスティアン。誤解を解き部屋を調べた後にユーゴが激しい暴行を受けて病院に入院したことを知る。

 バスティアン達と同じように目撃者であるレオを探すマンシュール兄弟。
 それとは別に誘拐したアンダルーを拷問し、家族を人質にして、彼が仕入れた大量のクスリの在処を吐き出させる。

 そしてレオの捜索のために仲間を呼び、仲間内でレオを指名手配して、徹底的に探そうと試みるのであった。

 病院に訪れたバスティアンとアラウィ。

 自分をまだ信用しないアラウィに自分がレオの父を試合中に殺害してしまったこと、その母親から依頼を受けたこと告白し、彼女からある程度の信頼を得る。

 激しい暴行を受けたユーゴからレオと共にいた少女イナヤとその姉のファトゥの情報を得るアラウィ。

 情報を得て病院を後にしようとする2人の前にマンシュール兄弟の部下が現れて捜査に釘を刺そうとする。

 そしてその中で自身の兄に関することで挑発を受けたアラウィは取り乱して、彼らを激しく暴行してしまう。

 単独行動の中で起こした事態に警察で上司から激しく叱責されるアラウィ。そして内部調査が終わるまで彼女に停職処分を下す。

 それでも身軽になったと言うバスティアンと共に引き続き2人はレオの捜査を続けるのであった。

 ファトゥが働くポップ・クラブに向かうバスティアン達。彼女にイナヤについて聞き出そうとする2人だったが不審がられ店の用心棒と争いになってしまう。

 用心棒達を全て返り討ちにし、ファトゥからイナヤが母親のアパートにいることを聞くことに成功した2人。
 しかし、そのアパートの場所は警察すら立ち入らないフレヴァロンにあった。

 夜に行くのは危険だと判断したアラウィは用心棒との争いで怪我をしたバスティアンの治療のことも考えて翌朝に向かう判断をするのだった。

 バスティアンの怪我の治療するアラウィ。

 そして彼に自分がなぜあの時マンシュール兄弟の部下の挑発で取り乱したのかを語り出す。

 自分と兄、そしてマンシュール兄弟は同じ地域で育った間柄だった。
 しかし、アラウィの兄が若者の支援活動を始めたのに対し、マンシュール兄弟は闇の商売を始め、そしてアラウィの兄をイスに縛りつけ焼き殺し、その映像をアラウィに送っていた…

 兄弟はサイコパスではあるものの賢く、周辺の組織を飲み込みながら帝国を築いている。しかし、必ず捕まえるとアラウィは誓っていたのだった。

 その頃マンシュール兄弟はバルタリーを見せしめに殺害して他の組織を更に取り込む。

 一方で警察はクラブでバスティアン、そして停職しているはずのアラウィが用心棒と争った映像を見て、ファトゥから事情聴取をし、彼らが向かっているのかを掴むのだった。

 翌朝、アパートに向かいレオとイナヤと再会するバスティアン達。

 しかし、レオはバスティアンの姿を見て共に行動するのを頑なに拒んでしまう。
 それでもアラウィとバスティアンは怯えるイナヤのためにレオに共に行動するように説得する。

 説得を受け入れて、安全な場所へと向かおうとする一行。

 しかし、兄弟の放った兵隊、そして警察達も既にアパートへと向かっているのだった。

小さく纏まったいい映画

 贖罪と復讐、それに必ず纏わりつく“怒り”との向き合い方。
 これらを贖罪するもの、復讐する者、許せない者で描き、小さいながらもしっかりと纏まったいい映画でした。

 実際の格闘家シリル・ガーヌを起用したことでアクションにも重厚さのある説得力を出しており、こういうアクション面はネトフリらしくしっかりと外さない映画でもありました。

怒りとの向き合い方

 今作は贖罪と復讐、それぞれの目的で行動をする者達を主軸に進んでいく物語。

 この2つに纏わりつく物は簡単に言ってしまうと“怒り”、この“怒り”とどう向き合うか、どう消化するかをテーマにひたすらに進み続けた物語でした。

 この映画“怒り”を抱えている者は2人います。

 過去の出来事から手段は考えれど、復讐を考えている者である女性警官のアラウィとそして試合で父の命を奪われ許せなくなった者のレオ。

 そこに“怒り”を乗り越えた者であり、“怒り”を背負わせてしまった者である主役のバスティアンが物語を導いていくわけです。

 バスティアンは総合格闘技の試合で挑戦者として王者エンゾに挑み、そして試合の中で不慮の事故とも言える形でエンゾの妻エマと息子レオの目の前で彼の命を奪ってしまう形になるんですね。

 その結果としてレオからもエマからも当然強く恨まれ、そして世捨て人のような形で過ごしてしまう。

 その後エマは失意の中でレオにあまり構えることなく、レオは家出をしてしまうと、要は相手の家族をも崩壊させてしまった。

 そんな中でレオがとある殺人事件を目撃して、犯人達に追われて行方不明になった中でエマがバスティアンにエンゾを殺害した贖罪を、言ってしまえば責任を取らせようとする形で捜索を頼み巻き込む形になるわけですよ。

 これ多分、エマとレオに対しては結構反発を覚える人は多いと思います。なんなら自分も覚えてはいます。

 あくまで試合中の不慮の事故、しかも契約的には当然リスクとしては互いに同意をしていたでしょう。そしてバスティアンは強く後悔もしている。
 だからこんな形で恨むことも罪悪感を利用する形で巻き込むことに対して嫌悪感も抱きはする。

 でも、それも第三者の目線で言ってしまえば事実の羅列だけを見て、消化しきれない感情を見ないで判断するからこその感情なんですよね。

 でも、この映画はその消化しきれない感情である“怒り”への向き合いをテーマにしているので、この消化しきれないことによる冷静ではいられないことが大事なんです。

 大きな事件に巻き込まれたレオとは後半にバスティアンは再会します。そして当然レオは急を要する事態の状況にも関わらずバスティアンの手助けを拒むと、やっぱりイラッとは来ます。

ここに至るまでのバスティアンの奮闘を見ているから尚更。

 でも彼の体を張った行動を見て少しずつその“怒り”には変化が及んでいく。

 そしてもう1人“怒り”を抱えているのが警官であり、バスティアンと共に行動するアラウィ。

 彼女はこのレオが行方不明となった事態の中心にいるマンシュール兄弟というサイコなギャング野郎への復讐を誓っています。

 こいつらは本当にクズ野郎でアラウィの兄をかつて椅子に縛り付けて焼き殺し、その映像をアラウィに送るという倫理観が完全に終わっている野郎共です。

 バスティアンとレオ達のような関係性とはまた違い、こいつらにアラウィが抱える“怒り”というのは至って正当なんですよね。

 そして彼らに突きつけられるのは当然この“怒り”の消化。

 レオを救ったバスティアンは彼に自分の生い立ちを語り、レオと同い年の時に自分も父を亡くし、レオと同じように非行に走ったことを語る。

 そして同じような境遇の彼に“怒り”は消えることなく存在し続けるけど、人との出会いに恵まれれば形は変えることは出来ると伝えるわけですね。

 そしてその後、レオを追って襲撃してきたマンシュール兄弟との対決では(ちなみにここかなり緊張感あります)兄弟の片方を担当してアラウィの復讐を果たす文字通りの暴力的な意味での力になる。

 レオに対してはかつての自分と同じ境遇に追いやってしまった負い目もあり、自分への恨みを残したままでいいから“怒り”への向き合い方を変えるように導き、そして純粋に更生不可能野郎共へのアラウィの“怒り”には死を持って払拭をさせると。

 こうやって“怒り”を乗り越え、“怒り”を与えてしまった者が“怒り”の向き合い方や払拭の導き手となるのが渋さのあるドラマになっていましたね。

 この映画、“怒り”に対して綺麗事はあんまり言いません。
 “怒り”を乗り越えろとは言いませんし、復讐なんて良くないとも言いません。

 抱えてしまった物を簡単に割り切れるなんて出来ないんだから、それとの付き合い方やどうしようもないクソ野郎なら殺してスッキリさせようという考えです。

 そう、お上品に腹の内に煮えたぎった“怒り”を無視して無理やり押さえ込んでまで許す必要はないんですよね。
 でも受け止め方を変えていけば見える世界は変わってくる。乗り越えるという形ではなく、“怒り”自体の形を少しずつ変えていく。

 それは“怒り”を抱え続けられる事にも当然繋がるのですが、例え形を変えた“怒り”で恨まれ続けられるという選択肢でもそれを伝えられるバスティアンの姿が“漢”なんですよねぇ。

 そしてこの映画は“怒り”と向き合う映画でしたが、バスティアンを見ると、彼は“怒り”を乗り越えた者であり、“怒り”背負わせてしまった者、そして物語の導き手でもあり、そして彼自身は別の感情を乗り越えなくてはいけない存在でもあるんですよね

 彼が“怒り”は形を変えていくと受け止め方で変わるとアドバイスしたように、彼の“悲しみ”や“後悔”もきっと“怒り”と同じ、
 だからこの物語においてバスティアンは導き手というだけではなく、“怒り”とは違う感情の形を変えていくことを提示する存在でもあったのだと思います

 話の構造自体は子供を救うマッチョな映画で王道ではあるんですが、抱えている感情との向き合い方。(乗り越え方ではないのがミソ)
 これに関してはとても大人で誠実、小規模でもしっかりと纏まった内容でした。

格闘家のアクションは違えや

 この映画で忘れてはならないのがアクション映画なので当然アクション。

 ここら辺はネトフリなので基本心配はしていないのですが、今作も重厚感のあるいいアクションでした。

 バスティアンを演じるのが総合格闘家のシリル・ガーヌだったためアクションのリアル感や重厚感、説得力がすんばらしい!

 最近紹介した映画だとノックアウト・ガールが同じように格闘家を使ったアクション映画ではあったのですが、

【映画】ノックアウト・ガール 感想 積み上げた物に対してのオチと展開が…

 あちらがリアル感を追求しすぎて映画的なケレン味に欠けていたのに対して、こちらは映画であることをちゃんと意識したアクションで良かったです。

 シリル・ガーヌのアクションの動きの良さはそのままにカメラワーク、重いSE、後は少し大袈裟な動きを取り入れてリアルさがありながらも映画的なケレン味はちゃんとたっぷりと詰まっておりました。

 特にバイクを使ってに乗っていた連中をすれ違い様に叩き落とすのはかっこいい。やっぱ映画たる物、これくらい迫力のある嘘はついていいんですよね。

 動きは勿論ですが、見た目の説得力も凄い…いや、やばい。

 実際の格闘技を行うために鍛え抜かれたガタイは映画的な肉体とは違った魅力と説得力がある。
 刺されても立っている姿なんかはこれこそリアル感なく完全にケレン味重視なんですが、映画的な言ってしまえば映像や展開的な嘘が入っていい世界だとこのケレン味がガタイのおかげで説得力としかねえんですわ。

 やはり実際に体を使って命懸けでリングで鎬を削った人間のアクションは攻めても受けてもどこか魂が宿っている。このアクションこそがこの映画の真髄と言えるでしょう。

まとめ

 1時間半くらいの小規模ネトフリ映画の期待に漏れない映画でした。

 これくらいのネトフリオリジナルって語弊がある言い方になってしまいますが、B級映画を上品に破綻なく纏めて、それでいてアクションはトップクラスに表現してくれるため、元々B級好きな自分としては刺さる部分が多いんですよ。

 当然この映画の良さはそんなB級的な部分ではなく抱えている割り切れない感情に対して真摯に向き合っているストーリーこそがいいところなんですけどね。

 小規模でありながらストーリーもアクションも纏まっている。これくらいの映画は気軽に見れながらも感動出来るんでありがたい。

 これからもネトフリ君には大作思考だけに偏らずにこれくらいの規模の映画をコンスタントにたくさん作って楽しませてほしいものです。

これを続けてくれるうちは解約しないよ。


他の映画感想

 他のネトフリ映画感想はこちら。


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https://crow-diary.com/%e6%98%a0%e7%94%bbk-o-2025-netflix-movie-review/feed/0
【シャニソン】6月10日のイベント開催やガシャ更新https://crow-diary.com/the-idolmster-shiny-colors-song-for-prism-june-10-2025/https://crow-diary.com/the-idolmster-shiny-colors-song-for-prism-june-10-2025/#respondTue, 10 Jun 2025 07:07:51 +0000https://crow-diary.com/?p=19644

 6月11日、シャニソンで新しいイベント開催やガシャ更新が行われました。  ランキングイベントとして『未完地図β』が開催。 それに合わせて『Dye the sky.』も楽曲に追加されました。  今回のメダルガシャの報酬は ... ]]>

 6月11日、シャニソンで新しいイベント開催やガシャ更新が行われました。

休む暇がねえぜ!(歓喜)

イベント『未完地図β』

 ランキングイベントとして『未完地図β』が開催。
 それに合わせて『Dye the sky.』も楽曲に追加されました。

ちなみにストーリー追加は無し、ちくしょう!

 今回のメダルガシャの報酬は過去に追加された衣装の【サンセットスカイパージ】と【オーバーキャストモノクローム】

 セレクトBOXから本体とピース100個を選ぶことが出来て、BOXは最大8個貰えるため1人だけなら入手から完凸まで持っていくことも可能ですね。

 ランキングの方は…ロングスコアUPをサポートにしこたま付けてEASYでスコア出している人が結構いますね。

 自分も試してみましたが、確かに4番手にロングスコアUP持ちを置くとかなりスコアが伸びました。

ただ手持ちの都合上、自分の場合はMASTERの方がスコアが出ますが…

 ★5まで上げたロングスコアUPを持っている人はEASYで1回回してみてはどうでしょう?

Pガシャ更新

 Pガシャに限定★3【水平線に咲くブーケ】有栖川 夏葉、恒常では★3【嘘を歩くマーメイド】田中 摩美々が追加。

限定★3【水平線に咲くブーケ】有栖川 夏葉

所属タイプ
放課後クライマックスガールズ
VoDa
16841785
ViMe
9131068
ライブスキル
コンボボーナス5秒間コンボ数に応じてスコアが180%~280%UPする(50コンボ毎に+10%UP)
各Lvの効果値
スコアUP下限
80% / 100% / 120% / 150% / 180%
スコアUP上限
180% / 200% / 220% / 250% / 280%
センター効果
ライフUP&ダンスUP初期ライフが500UPし、編成PアイドルのDaが22%UPする
アイドルスキル
ジャンプ★ストライク手札のDa系統のカード枚数×PP+1
Daアピール極大自身のDa6.8倍アピール増加
パステル★リズム手札のVo系統のカード枚数×自身のVo2倍アピール増加
秒数ドローMe回復大15秒間、カードを引くたびにMe30%回復
パラリラ★リズム自身のVo14倍アピール増加
(手札にVo系統カードが5枚以上の時にしか使用出来ない)

 VoとDa高めの限定Pアイドル。

 限定だけあって総合値も当然高め。スキルもコンボボーナスと腐ることが無いスキルなため夏葉推しは勿論、VoやDaが不足しているなら狙う価値は高いでしょう。

 プロデュースとしては…下2つのスキル強くない?

 最大15秒間カード引くたびにMe回復の秒数ドローMe回復大はチャレンジツアーのミッション的にありがたいですし、パラリラ★リズムは条件付きとはいえシンプルに倍率高くて強い。

 あまり発展を期待出来るコンテンツではないとはいえ、プロデュース目当てで狙っても損はしなさそう。(コンペティションもあるし)

★3【嘘を歩くマーメイド】田中 摩美々

所属タイプ
アンティーカ
VoDa
11281127
ViMe
17661003
ライブスキル
コンボボーナス5秒間コンボ数に応じてスコアが180%~280%UPする(50コンボ毎に+10%UP)
各Lvの効果値
スコアUP下限
80% / 100% / 120% / 150% / 180%
スコアUP上限
180% / 200% / 220% / 250% / 280%
センター効果
アンティーカファン数UP編成アイドルの獲得ファン数が3%UPする。
アンティーカ所属アイドルの場合追加で5%UPする。
アイドルスキル
堕天使のエガオこのゲーム中、相手よりもMeが少ない時、Viアピール増加量50%UP
Viアピール極大自身のVi6.8倍アピール増加
魅惑のディストピア10秒間、ピンチ状態になる割合を10%引き上げる
Viアピール大/自己犠牲小自身のVi4.8倍アピール増加
自己犠牲20%減らす
希望のエガオ減っているMeの比率に応じて、自身のVi1倍アピール増加
(1割減ならVi1倍、9割減ならVi9倍分のアピール増加)

 Vi重視の恒常Pアイドル。

 スキルは夏葉同様にコンボボーナスと腐ることもないですが、得意分野や所属が違うとはいえ限定と同じスキルだとどうしても優先度は下がってしまいがち。

 センター効果のファン数UPの方は未達の場合はミッション的に役に立つので、夏葉と比較して優先する事項を考えるのであれば、推しかどうか、もしくはこの効果で決めることになるかと。

 プロデューススキルはアンティーカの特性に合わせた物が多め。Viアピール極大以外はピーキーなため、如何にMe管理が出来るかどうか、他のユニットメンバーのスキルと相談する枠になるかも?

Sガシャ更新

 Sガシャの方にはとしてSSR【耀径】風野 灯織、SSR【幸せひとくち召し上がれ!】園田 智代子が追加。(今回は限定無し)

SSR【耀径】風野 灯織

VoDa
435434
ViMe
434647
ライブスキル
コンボボーナス上昇
効果
ライブ中のコンボボーナスのスキル効果が+7%上昇する
各Lvの効果値
3%/4%/5%/ 6%/7%

プロデューススキル

サポート効果
灯織配置時VoUP中灯織配置スケジュール成功時、VoUP(中)
Voレッスン登場率UP小シーズン開始時、Voレッスンの登場率UP(小)
真乃サポート効果の初期発揮数+1プロデュース開始時、真乃のサポート効果を1個発揮する
VoレッスンPカード獲得数UP+1Voレッスンスケジュールの、Pカード獲得枚数UP+1
トラブル発生率DOWN小全てのスケジュールのトラブル発生率DOWN(小)
Voレッスン時間クリアVoMeUP大Voレッスンを15秒以内でクリア時、VoMeUP(大)
灯織Voレッスン配置率UP中灯織のVoレッスン配置率UP(中)
サポート協力イベント発生率UP中全員のサポート協力イベントの発生率UP(中)
Voレッスン体力消費量DOWN中Voレッスン成功時、体力消費量DOWN(中)
灯織配置時VoUP大灯織配置スケジュール成功時、VoUP(大)
VoレッスンVoUP大Voレッスン成功時、VoUP(大)
潜在サポート
アピール3回まで、アピール20%UPアピールカードを3枚使用するまでアピール増加量20%UP
Voアピール15%UPVoアピール増加量15%UP
回避50%以上Voアピール20%UP回避%が50%以上の場合、Voアピール増加量20%UP
回避時PP+2回避時、PP+2
PP回復速度10%UPPP回復速度10%UP

 Me高めのサポート。

 ライブスキルはコンボボーナス上昇なので今回のPガシャの2人と合わせて使えと言ってるような性能ですね。(当然普段使いでも腐ることも少なめ)

 プロデュースの方ではVoレッスン特化。

 コンペティションの方はボーナスでレッスンが外れたことは無いのでこの灯織はVoボーナスの際、中々に使い勝手が良さそうな予感。

 潜在の方は回避に関わる物があるのでノクチル向きですかね。

 限定ではないので性能だけなら躍起になって狙うほどではないですが、ライブスキルでもコンペティションでも腐らない構成、何より自分的には絵が強いので狙う価値は高いでしょう。

SSR【幸せひとくち召し上がれ!】園田 智代子

VoDa
430430
ViMe
660430
ライブスキル
超コンボボーナス上昇
効果
ライブ中の超コンボボーナスの効果が+25%上昇する。
通常コンボボーナスの場合は+5%上昇する
各Lvの効果値
超コンボボーナス上昇
13% / 16% / 19% / 22% / 25%
コンボボーナス上昇
3%/ 3.5%/4%/4.5% /5%

・プロデューススキル

サポート効果
智代子配置時ViUP中智代子配置スケジュール成功時、ViUP(中)
お仕事登場率UP小シーズン開始時、お仕事の登場率UP(小)
方針出現撮影モデルLVUP全全シーズンの方針に、撮影モデルLVUPが出現する
撮影モデルViMeUP中撮影モデル成功時、ViMeUP(中)
トラブル発生率DOWN小全てのスケジュールのトラブル発生率DOWN(小)
撮影モデルVoDaViUP中撮影モデル成功時、VoDaViUP(中)
智代子撮影モデル配置率UP中智代子の撮影モデル配置率UP(中)
サポート協力イベント発生率UP中全員のサポート協力イベントの発生率UP(中)
撮影モデル体力消費量DOWN中撮影モデル成功時、体力消費量DOWN(中)
智代子配置時ViUP大智代子配置スケジュール成功時、ViUP(大)
撮影モデルViUP大撮影モデル成功時、ViUP(大)
潜在サポート
カード5枚使用時アピール10%UPカードを5枚使用するたびにアピール増加量10%UP
Viアピール15%UPViアピール増加量15%UP
アイドルスキルViアピール20%UPアイドルスキルのViアピール増加量20%UP
除外時PP+1自身のカードを除外時、PP+1
カード除外時1枚ドロー自身のカードを除外時、カードを1枚引く

 Vi高めのサポート。

 ライブスキルは超コンボボーナス上昇。普通のコンボボーナスも上昇させてくれるとはいえ、真価を発揮できる楽曲が少なめ、持っているPアイドルも少なめと、現状はどこにでも刺さるというライブスキルではないでしょう。

 プロデュースは撮影モデル特化。

 方針で確定で撮影モデル出現があるなど、普段のプロデュースなら有能。
 しかし、コンペティションでは今のところボーナスとしてお仕事が登場したことがないため、そっちの方向では評価は下がってしまいますね。

 潜在は除外時発動の物があるので特にコメティック向け。特にカード除外時1枚ドローは他のサポートでやったことありますが、コメティックでやると結構凄いことになります。

 刺さると有能ですが、今の所楽曲、コンペティション共にイベントで力を発揮する出来る場所は限られている性能。
 将来性に期待して確保するか考えましょう。

自分は今回はどうするか

 サポートの灯織には限りなく惹かれる物があるのですが、今回は断腸の思いでスルーで!

 シャニソンはあくまでMVと衣装交換、後は音ゲーを楽しむんだと鋼の決意を持って遊ぶつもりなので、スコアを求めてサポートに行ってはいけ…ない…

 後、本当にそろそろめぐるが来そうなんでその時に後悔したくはないので、絶対にスルーで!

 一応ガシャチケットの一部がそろそろ期限が切れるんで、そのチケットをサポートには注ぎ込むつもりではあります。

 そして万一チケットで灯織が手に入ったら虹使って完凸するかもしれません。

まぁ、あり得ないんですけどね!


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https://crow-diary.com/the-idolmster-shiny-colors-song-for-prism-june-10-2025/feed/0
【映画】ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング感想 お疲れ様、そしてありがとうトム・クルーズhttps://crow-diary.com/mission-impossible-the-final-reckoning-2025-movie-review/https://crow-diary.com/mission-impossible-the-final-reckoning-2025-movie-review/#respondWed, 04 Jun 2025 13:42:07 +0000https://crow-diary.com/?p=19621

 どんな物にもいつかは終わりは来る  映画史に1つ名を連ねたであろうこのミッション:インポッシブルシリーズ最終作であるミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング見てきました。  始まってから30年、シリーズ完結作 ... ]]>

製作国

アメリカ

監督
クリストファー・マッカリー
脚本
クリストファー・マッカリー
出演者
トム・クルーズ
ヘイリー・アトウェル
ヴィング・レイムス
サイモン・ペッグ
ヴァネッサ・カービー
イーサイ・モラレス
ポム・クレメンティエフ
マリエラ・ガリガ
ヘンリー・ツェーニー
ホルト・マッキャラニー
ジャネット・マクティア
ニック・オファーマン
ハンナ・ワディンガム
アンジェラ・バセット
シェー・ウィガム
グレッグ・ターザン・デイヴィス
チャールズ・パーネル
フレデリック・シュミット

 どんな物にもいつかは終わりは来る

 映画史に1つ名を連ねたであろうこのミッション:インポッシブルシリーズ最終作であるミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング見てきました。

 始まってから30年、シリーズ完結作に相応しいアクションの数々、シリーズを繋げる話。

 AIというテーマを扱ったという面も含めて映画の内外でトム・クルーズ、そしてイーサンという男の行動の影響力が登場人物と観客にどれほど影響力があったのか。

 何というか映画に対する熱を常に放ち続けた1人の男の集大成、そんなシリーズの完結作見てきました。

感想

 最後だからか、やりたい放題!詰め放題!

 怒涛のように流れるアクション、自分でやらなきゃ気が済まないトム・クルーズの無茶なアクションっぷり。

 “スパイ映画”として見るとストーリー面での気になる点はありますが、シリーズの最後としてはシリーズ多くを繋げる構成、そして娯楽満載と。

 文字通り“映画”を楽しめる映画でした!

お疲れさま、そしてありがとうトム・クルーズ

 この映画に言えることはまずこれですね。

 今や娯楽に特化している部分が限りなく少なくなってしまった映画界。でも今回もそこに完全に特化した作りにしている文字通り“映画”でした。

 そして作中ではイーサン・ハント、現実ではトム・クルーズ。
 彼らのシリーズを繋げていき、そして結果を見せてきた。この決断の積み重ねによる余波は観客にとっても他人事ではない結末だと思いました。

 今作は前作同様に成長していくAIとの対立、そして今までのシリーズのイーサン・ハント決断の影響。
 これらが争点となっていましたが、これは現実で見ても良くも悪くも他人事ではないなと考える部分です。

 AIに関しては言うまでもなく、成長していく分野としてもう世界から切り離すことは出来ない部分ではありますが、
 ただ個人としては体験ではなく、情報だけで判断してしまい、それも成否ではなく自分にとって都合が良いかどうかだけで信じる、信じないを決めている世界になっていってるように自分としては感じています。

 今作もエンティティの操作によってそこに傾倒する人々も描かれてはいますが、そこに対して情報は正しいのか分からない、何を信じるべきなのか、
 その問いに対する答えはこの映画ではやはり友人や隣人を信じて未知の人々のために戦うということなんですよね。

 これが(少なくともアクションに関しては)アナログに拘るトム・クルーズの出した答えなのでしょう。

 

 そしてそういった答えからの決断と行動。

 作中のイーサン・ハントの出した決断が1の登場人物の関係者に影響して、3の行動としてはその結果としてエンティティ誕生に繋がっていたと、シリーズ完結作らしく、決断の余波というものを描いているわけですね。

 これらは最初はイーサンの罪として演出されていましたが、ダンローのように別の人生を与えられた良い方向に導かれた者もいる。

 でも決断の正否というのは積み重ねであって、1つ1つの分かりやすい答えだけが真実ではないなと思える。
 長く続いたシリーズだからこそイーサンの決断の積み重ねによる答えというのはそうシンプルではないと観客だからこそ分かりますからね。

 そして現実でもトム・クルーズの決断というのはやっぱ影響力はある。

 今なお自分でアクションをやるというアナログに拘り、今回も大分イかれたアクションを疲労しています。

 正直ここら辺って既に分業化という意味でも無くなりつつある文化ですし、言ってしまえばエゴみたいな物ですから今作もやりたいアクションが先にあってそれに話を合わせている感もあるので正直粗として出ている部分はあります。

 それでも映画として映像として楽しませる、自分がやりたいことをやる、その気概にはやはり満足感もありますし、それを続けてきたからこそ観客もそれについていくようになっていった。

 『スパイ大作戦』から始まった映画として見ると、スパイ映画というよりはアトラクション的な楽しみになってしまった感も否めませんが、出発点からここまで行ったのはそれだけトム自身の行動でトム・クルーズ映画としての地位を確立させたシリーズだからと言えるでしょう。

 イーサンの行動の結果を登場人物が様々な形で影響を受けたように、このシリーズを通じたトムの行動や名声が観客への映画の楽しみ方の1つや映画界に与えた貢献による影響も大きいんですよね。

 CGは勿論ですがAIによって更に加速して、いつかは本当に廃れていくアクション文化なのでしょうが、それでもそこを繋ぎ止めてそして娯楽作というものを見せてくれるのは本当にありがたい。

 シリーズ完結作として見ると、流石にブラントは出て欲しかったですが、ここはジェレミー・レナーの体の問題としてどこまで動けるのか分からないから致し方はないかなとは思っています。

でも、ローグ・ネイションの野郎4人体制はマジで好きだったんですよね。

 見たいものはまだ残っていましたが、それでもシリーズとしては最高に楽しかった完結作。

本当にお疲れ様でした
そしてありがとう
トム・クルーズとイーサン・ハント

まとめ

 上映時間が長いとか話でちょっと気になる点とかもあったりはしましたが、ただ完結作としては満足できた自分としてはそれで十分です。

 これからのAIの台頭でこういった映画が少なくなっていくかもしれませんが、だからこそ現在これが見れたのが嬉しいのですよ。

 ただ今作を見てある種確信したのですが、AIの台頭といったものは脚本や演技、アクションでアナログに拘るトム・クルーズにとってAIに反するという作家性に繋がっていくかもしれないなと思いましたね。

 自分としてはどちらかが優れているかとは言うつもりはないです。ただそのどちらかが無くなってしまう、下火になってしまうのは映画文化としては致命的な損失に必ずなります。

 なので火を絶やさないようにトムにはこれからも娯楽作、アクションを頑張ってもらいたい。
 やり続ける者がいれば必ずそれについていき継承する者は出てくるものですからね。


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https://crow-diary.com/mission-impossible-the-final-reckoning-2025-movie-review/feed/0
【映画】白雪姫と7人のサムライ 感想 ロックな設定にちゃんと童話っぽい話とアサイラムの中だとよく出来てる方だぜ!https://crow-diary.com/snow-white-and-the-seven-samurai-2024-american-movie-review/https://crow-diary.com/snow-white-and-the-seven-samurai-2024-american-movie-review/#respondSat, 31 May 2025 04:54:58 +0000https://crow-diary.com/?p=19546

ロックな白雪姫の由来!勘違い日本!意外と童話なノリの話!またまた意外なアクションのクオリティ!アサイラムにしては意外と出来が良いぞ!  今回はタイトルだけで惹かれた久々のアサイラム映画、白雪姫と7人のサムライ(原題:Sn ... ]]>

(C) 2024 Acme Holding Company, LLC.

製作国

アメリカ

監督
マイケル・スー
脚本
ジェイコブ・デビッド・スミス
出演者
フィオナ・ドーン
ジーナ・ヴィットーリ
サニー・テロン
クイントン・ジャクソン
エリック・ロバーツ

ロックな白雪姫の由来!
勘違い日本!
意外と童話なノリの話!
またまた意外なアクションのクオリティ!
アサイラムにしては意外と出来が良いぞ!

 今回はタイトルだけで惹かれた久々のアサイラム映画、白雪姫と7人のサムライ(原題:Snow White and the Seven Samurai)の感想。

 題名だけで借りた映画だったんですが、アサイラム映画の中では頑張っていて、結構好きになれた映画。

 意外と頑張っているストーリー展開はもちろんなんですが、特にアクション面。

 これまた意外と今後のアサイラム映画を選ぶ時の試金石になりそうなくらいには悪くないものでした。

 ジャンルはアクションで上映時間は約88分となります。

(C) 2024 Acme Holding Company, LLC.

あらすじ

目覚めよ 戦いのプリンセス
大富豪のヴォイトが、何者かに殺された。一人娘のアーニャが相続人に指名されるが、継母であるクインの放った殺し屋に襲われ、瀕死の重傷を負ってしまう。アーニャを救ったのは、正体不明の7人の女たち。彼女たちは“現代のサムライ”を名乗り、街の治安を守っている自警団だった。共に戦う決意をしたアーニャは、厳しい訓練を開始。その頃、ヴォイト家の事業を乗っ取ったクインは邪魔者を次々と始末して、悪の帝国を築いていた。それを知ったアーニャと仲間たちは、危険な敵に戦いを挑むが……。

Rakuten TVより
アルバトロス・フィルムチャンネル

この映画を配信している配信サービス

※2025年5月31日時点

登場人物

アーニャ

大富豪ヴォイトの娘

父の事業の1つである“コカイン帝国”を継ぐから白雪姫と呼ばれている

クイン

アーニャの継母

アーニャとの仲は芳しくない

ヴォイト

大富豪

突如襲撃した暗殺者によって命を落とす

ドラッグや暴力で財を築いたが、娘アーニャにはその道を進まないように遺言に遺していた

ルナ

襲われて命を落としかけたアーニャを救った女性

女武者で科学の達人

ブルーノ、カール、ヨハンナ

ヴォイトと共に事業を行っていた腹心

ヴォイトと合わせて四柱と呼ばれている

セス・シボドー

ヴォイトに支えていた弁護士

葬儀の後にヴォイトの遺言に応じて遺産の分配をする

ハイディ、スカイラー、ジューン、キャット、ギャビー、キキ

ルナと共に戦う女武者

ざっくり概要

 ここからはいつも通りに途中までの話をざっくりと。

 大富豪ヴォイトの娘アーニャ。

 彼女は父のドラッグと暴力で築いた“コカイン帝国”を継ぐから白雪姫と呼ばれていた。

 父ヴォイトのビジネスを辞めさせようと説得している最中で襲撃者が現れ、ヴォイトはアーニャの目の前で命を落としてしまう。

 ヴォイトの葬儀の後、父に支えていた弁護士セスから遺産の分配についての発表が行われた。

 腹心であり四柱であるブルーノ達、継母であるクイン。それぞれの遺産の分配が発表された後に残りの遺産は事業も含めて全てアーニャに相続がされると…

 そしてその一文の中にはアーニャが希望する経営に改変されるようにとも記されていた。ヴォイトは娘のために犯罪や暴力から離れた形で遺産を渡せるように遺言を遺していた。

 その決定に異を唱えるクインだったが、遺言が少しでも捻じ曲げられたら遺産の相続は放棄されるとも遺されており、クインは引き下がるのだった。

 相続の話も終わり、セスからヴォイトの持っていた四柱の指輪を受け取るアーニャ。それは大きな権力の象徴でもあった。

 そしてクインはヴォイトの遺産と権力を狙うためにアーニャ暗殺を目論んでいた…

 セスの元で相続書類の手続きを行ったアーニャ。

 既に脅迫が行われていると説明し、帰路に着いた彼はクインの放った暗殺者によって命と相続書類を奪われてしまう。

 更に立て続けにアーニャも襲われ、四柱の指輪を奪われた後、ナイフに刺されて重傷を負うも、突如現れた女性によって救われて何とか一命を取り留める。

 アーニャの死の報、そして四柱の指輪を手に入れたクイン。
 ヴォイトの遺産と権力、その双方を主張してブルーノ達にドラッグと暴力に塗れたヴォイトの事業の継続を主張するのだった。

 命を救われ目覚めたアーニャ。

 彼女は自らの命を救った仲間と共に四柱と戦う女武者ルナの元で介抱され、死んだと思われた自身の状況を利用して、ルナの元で女武者として力をつけていく。

 その一方でブルーノ達は権力を手に入れたクインを疎ましく思い、クインもまたブルーノ達が自身を除いて物事を進めるように動くのに不満に思い、お互いに相手を始末することを決断していた。

 偵察によりクインとブルーノ達の抗争が始まることを掴んだアーニャ達女武者。それを知りクインへの復讐心から仲間に止められながらもアーニャは単身屋敷へと乗り込んでしまう。

 始まった抗争に巻き込まれて初めての実戦、そして殺人を知るアーニャ。それと同時にクインはブルーノ達を自らの手で始末して、四柱の完全なる権力を手に入れる。

 自らの手にした権力でブルーノ達の兵隊も集めて屋敷に全ての兵隊を集めるクイン。

 四柱の完全なる崩壊、全ての兵力を屋敷一点に集めたクイン。

 それを知ったアーニャはクインを倒すために再び屋敷へと赴くのだった。

7人のサムライと共に…

アサイラムにしては意外とまともかも?

 ロックな白雪姫の由来、勘違いな日本観から来るサムライの由来と時代考証とか国の背景とか考えずにイメージ先行で来る昔ながらのアメリカ映画。

 序盤のスピード感といいこのヘンテコな感じといい正にアサイラムクオリティなんですが、
 意外と纏まっているところだったり、普段頼るものに頼らないからこそ生まれた意外なクオリティの高さなどがあったりなど、単純にいつものアサイラムクオリティとだけ断ずるのも間違いだなと思える映画でもありました。

流石アサイラムだぜ!

 『白雪姫と7人のサムライ』

 まーたとんでもない適当な邦題つけてるよと思っていたら実は直訳だったこの映画。

 その主人公アーニャが白雪姫と呼ばれる由来は“コカイン帝国”を継ぐから、そして7人のサムライ達は日本から世界に散り散りになり街を守っているとされる女武者達。

(C) 2024 Acme Holding Company, LLC.

 このロックな白雪姫の由来と完全に間違っているけど妙に高く評価されているサムライからの日本観。

 これぞ昔懐かしのアメリカ映画のノリ、こんなのを堂々と持ってくるんですから。

流石アサイラムだぜ!

 しかも登場するサムライも敵のラスボスもみんな女性。

(C) 2024 Acme Holding Company, LLC.

 普通なら昨今のジェンダー的な流れだと思うのですが、特に全くもって主張が入るわけではない。(過度にどちらかを貶しもしなければ、褒めもしない)

 これは完全にアサイラムが女性たくさんなら華やケレン味があるし、こっちで行こう!と考えたくらいだろうなと自信を持って言えます。

 しかし、男女について何も言及しないからこその真の平等とも言えるでしょう。

流石アサイラムだぜ!

 そして意外にも白雪姫と名乗るだけあって話なフォーマットがしっかりとしている。

 父の死後に継母に追い出された娘が取り戻すために帰ってくるとか、正に童話的じゃないですか!(特に継母ってところが)

 現代舞台で白雪姫というタイトルを使ったからにはちゃんと童話のフォーマットを使って話を進める。

流石アサイラムだぜ!

 しかもこの継母クインが意外といい味を出している。

(C) 2024 Acme Holding Company, LLC.

 最初はただの意地悪おばさんかと思いきや、戦闘では妙に強い、最早力だけで押し進んでいるレベル。

 それもそのはず、クインは元女武者の一員。

(C) 2024 Acme Holding Company, LLC.

 しっかりとアーニャ達だけでなく、仲間の女武者達との因縁もあるというちゃんとしたラスボスなんです。

 しかも欲しいのが金や愛ではなく、権力のみというそこに付随する前者ではなく、本当に権力のみ。

 童話の意地悪おばさんを現代で究極的にするとここまでになるのかと、主役陣より彼女の方が正直色々と面白い。

 ちゃんと現代の童話っぽくして現代の童話の意地悪おばさんを昇華してお出しする。

流石アサイラムだぜ!

本当にアサイラムか?

 とてもアサイラムらしいケレン味がありながらもしっかりと童話っぽく構成されたストーリー。

 そして後半は一捻りした真実で意外と面白く作られておりました。

 冒頭で(開始5分で)父ヴォイトが目の前で暗殺されて、そしてクインが権力を手にして自身に暗殺者を放ったことから復讐を誓うアーニャなのですが。

 ヴォイトの死に関しては少しだけ一捻りを加えておりました。

 それは父ヴォイトを殺したのは自分を救い鍛えた女武者のルナだったこと。

 ヴァイトの指示で仲間を虐殺された復讐としてヴォイトを殺害したルナ。当然目の前でアーニャはそれを見ていたのでルナもアーニャのことは知っていた。

 にも関わらずアーニャを鍛え上げたのはサムライの掟の1つからでした。

 人を殺めたなら敵討ちを望む者と戦うこと
 命には命を

 アーニャの父であるヴォイトを殺めた以上彼女の報復は受け入れなければならない。そのためにはフェアにするために彼女を鍛え上げると、自身が敵討ちとして恨まれることを折り込み済みでアーニャを鍛えたわけですね。

 当然アーニャはそれを恨むのですが、それでもまずはクインを倒すことに専念する。
 そこで更に話にもう一展開加わるのです。

 ヴォイトの指示で女武者達が虐殺されたのは確かですが、それを先導していたのはクインだった。

 これが本当の真実。

 巡り巡ってやっぱりクインが復讐相手となるわけですね。

 最終的にはルナがクインの銃弾からアーニャを庇って死亡するのですが、

 クインの謀略によりヴォイトの指示で虐殺されたルナの仲間の女武者達、その復讐でヴォイトを殺害したルナ、父を殺害したルナへの敵討ちを考えるアーニャ、そして最後はまたクインへと戻ると。

 巡り巡った報いの輪をルナはアーニャを救って自らの命を落とすことで終わらせる。
 アーニャもまたルナを許し、彼女の遺志を継いで、白雪姫からサバイバーとして“セブン・サムライ修行センター”を建てて次の世代を育てる大仕事について物語は幕を閉じる。

 明かされる真実を複数回挟んで少し凝った話にしたのに破綻もなく、しかもサムライの掟に則ってしっかりとテーマを持って終わらす。

 このクオリティは高くないものの一捻り加えておきながら破綻もせずにちゃんとまとまったストーリー。

本当にアサイラムか?

意外にもアクションが…!

 今回はなんとアサイラムなのにアクションが割と出来がいい!

 その理由は至ってシンプル、いつものアサイラムと違って安っぽいCGに頼っていないから

 今回はサムライの話なので刀と銃と格闘、なので爆発も天変地異もクリーチャーもいない、CGに頼らないアクションが求められるわけですね。

(C) 2024 Acme Holding Company, LLC.

 その結果として(アサイラム比)としてはアクションの動きも安っぽさも少ないクオリティになっていました。

 当然アサイラムなので冒頭の銃撃戦が2〜3発の銃弾のやり取りであっさりと終わってしまったり(重要人物同士の戦いなんだぜ)しますが、ここら辺はアサイラムだからと受け入れられます。

アサイラムって便利!

 しかも今回は修行シーンもしっかりとあり、87分中20分くらい格闘、合気道、刀、棒術、投げナイフ、銃、そして金的の訓練。
 更には型だけでは駄目だと実戦の心構えまで教授するなどアサイラムらしからぬ丁寧さ。

(C) 2024 Acme Holding Company, LLC.

 これだけやっても7人のサムライの名前と顔が一致しないのもアサイラムなんだけどね!

 それだけ溜めただけあって最終決戦は籠城した相手の元に8人だけで乗り込むとシチュエーションだけならテンション高め、ちゃんと仲間が一芸を披露して戦うシーンも欠かさず入れるのでマジでアサイラムにしては丁寧です。
 そしてアサイラムらしく仲間が感慨もなくあっさりと死んでもいきます。

 ラスボスであるクインが元女武者とはいえちゃんと、いや寧ろ滅茶苦茶強いのもあり、更にガン=カタもどきまでやったりと盛り上げてくれる。
 マジでこの映画はクインで持っているのかもしれない。

 このようにアサイラムもCG使わなきゃ安っぽすぎるだけにならないアクションも頑張れるんだなと発見のある映画でした。

まとめ

 実は直訳だった邦題、ロックな白雪姫の由来や勘違い日本観。

 あの時のハリウッドをアサイラムは再現している…のかは分かりませんが、まぁ懐かしいノリの映画でした。

 まぁ、なんでアサイラム映画にしてはこの映画は高評価。

 特にアクション面での頑張りは意外と嬉しい悲鳴で、安っぽいCGでクリーチャーとかエフェクト欠けるより、これくらいのリアルさでCGに頼らないアクションやった方が面白くなりそうな気もしますね。

 今後のアサイラム映画を選ぶ時の基準の1つとなりそうな試金石を手に入れたので、意外な出来の良さを含めて見て後悔のないアサイラム映画でした!

他の映画感想

 他の女性が活躍する映画感想はこちら。


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【シャニソン】5月30日アプデ 31日ガシャやイベント更新についてhttps://crow-diary.com/the-idolmster-shiny-colors-song-for-prism-bridal-event/https://crow-diary.com/the-idolmster-shiny-colors-song-for-prism-bridal-event/#respondFri, 30 May 2025 18:15:13 +0000https://crow-diary.com/?p=19572

 シャニソン5月30日にver2.2.2へと更新。  そして31日に来てしまいました。ウェディングガシャやら衣装やら。  完全に絞られそうな雰囲気が漂いますが、アプデやガシャ、イベントについての感想や今回の自分の立ち回り ... ]]>

 シャニソン5月30日にver2.2.2へと更新。

 そして31日に来てしまいました。ウェディングガシャやら衣装やら。

 完全に絞られそうな雰囲気が漂いますが、アプデやガシャ、イベントについての感想や今回の自分の立ち回りについてダラダラと駄文を垂れ流していきます。

ver2.2.2への更新

 まずはver2.2.2へと更新されたアプデについて。

 今回の更新内容は概ねこのような内容。

  • シーズンパスの購入特典でオートライブの回数が20から50に増加
  • 編成画面で簡単着せ替えが実装
  • ライブPアイドルの絞り込み項目に「MVオリジナル衣装」が追加
  • アイテム一覧で特定アイテムに「使用するボタン」が追加されて直接使用画面に行けるように

 大きい物だと大体こんな感じでしょうかね。

シーズンパスの購入特典

 シーズンパスの購入特典でオート回数が20から50に増加されるようになりました。

 適用されるの6月のシーズンパスからになるようですね。

 これによって要はランキングイベントの争いがより激化するということになるのですが、自分も含めてイベント中にオート20回すら消費しきれていない人にとっては恩恵は少ない特典で、逆にガチ勢からは争いが熾烈になりキツさが増す変更かもしれません。

 とりあえず自分的にはLB回復までの時間が早くならない限りあまり恩恵はなさそうです。

編成画面でかんたん着せ替え実装

 ライブやMVの編成画面で簡単着せ替えの項目が追加。

 項目をタップすると、

 デフォルト衣装、楽曲MVオリジナル衣装、ランダム衣装の項目が選択出来るようになります。

 この中だと楽曲MVオリジナルが特に使いそうな項目ですかね。1番似合う衣装を一々衣装一覧を開いて変更は重いのでいい変更だと思います。

 後、ランダムは結構愉快なこと起きるのでたまには選択してみるのも一興かもしれません。

ライブPアイドルの絞り込み項目に「MVオリジナル衣装」が追加

 あまり使わない気もしますが、楽曲ごとのユニットボーナス得るためなら便利かもしれません。

アイテム一覧で「使用するボタン」が追加

 アイテム画面を開いてイベントシールなどの消費アイテムを選択すると、

 直接交換所などに飛べるようになりました。

 シンプルに快適になったので嬉しい変更ですね。

その他

 イベントアイテムが残り50以下の場合、イベント終了期間が近づいてもポップアップで警告されないようになりました。

 一応今は暫定対応らしいですが、地味に煩わしい部分だったので、ありがたいですね。

 リニューアルから始めた身としてもアプデの度に確実にユーザーフレンドリーになっているので、いい傾向なアプデではないかなと。

ガシャ追加

 5月31日からのガシャ追加はこんな感じに。

 ウェディングガシャが来た…!

 衣装としてはPアイドルとしてにちかと甘奈、Sの方では霧子とはるきが来ました。

 更に更に全員のウェディング衣装のチケットが貰えるステップアップガシャ『ペールプランブライドステップアップガシャ』も開催されます。 

Pガシャ

※アイドルスキルはLv5の数値のみ

限定★3【黒と白との間に】七草 にちか

所属タイプ
シーズ
VoDa
12161215
ViMe
18951104
ライブスキル
ロングスコアUP5秒間ロングノーツのスコアが620%UPする
各Lvの増加値
400/440/480/550/620
センター効果
混成ユニットビジュアルUP編成PアイドルのViが20%UPする。
所属ユニットがバラバラの場合、全員のViが追加で10%UPする。
アイドルスキル
classy duetto手札とデッキのダブルカードに対して必要PP-1
(この効果でカードの必要PPは1未満にはならない)
Viアピール極大自身のVi6.8倍アピール増加
charming pixy8秒間、にちかフェーズの時に手札のダブルカードに対して必要PP-1
(美琴フェーズの時に使用不可)
Viアップ大(条件有)10秒間、自身のViステータス170%UP
(手札にVi系統カードが1枚以下の時にしか使用出来ない)
on the ball30秒間、最大手札枚数+1
(手札にダブルカードが3枚以上の時にしか使用出来ない)

★3【あなたに綺麗と言われたい】大崎 甘奈

所属タイプ
アルストロメリア
VoDa
11131112
ViMe
1796990
ライブスキル
コンボボーナス5秒間コンボ数に応じてスコアが180%~280%UPする(50コンボ毎に+10%UP)
各Lvの効果値
スコアUP下限
80% / 100% / 120% / 150% / 180%
スコアUP上限
180% / 200% / 220% / 250% / 280%
センター効果
ビジュアルUP編成PアイドルのViが20%UPする
アイドルスキル
天使の口づけMe60%回復
PP+6
Viアピール極大自身のVi6.8倍アピール増加
花笑みのぬくもりこのゲーム中、相手よりもMeが少ない時、自身のViステータス240%UP
Viアピール大/Viサーチ自身のVi4.8倍アピール増加
サーチ(Vi系統):1枚
真珠星の微笑みこのゲーム中、相手よりもメンタルガードが多い時、自身のViステータスが100%UP

Sガシャ

限定SSR【箱の音色に包まれて】幽谷 霧子

VoDa
465464
ViMe
464707
ライブスキル
ロングスコアUP上昇✕ALL一致
ライブ中のロングノーツのスコアUPスキル効果が+40%上昇する。
ALLタイプ楽曲の場合、追加で+35%上昇する
各Lvの効果値
ロングスコアUP上昇
20% / 25% / 30% / 35% / 40%
ロングスコアUP上昇
15% / 20%/25%/30% / 35%

・プロデューススキル

サポート効果
霧子配置時VoDaViUP小霧子配置スケジュール成功時、VoDaViUP(小)
お仕事登場率UP中シーズン開始時、お仕事の登場率UP(中)
方針出現雑誌取材LVUP全全シーズンの方針に、雑誌取材LVUPが出現する
トラブル発生率DOWN中全てのスケジュールのトラブル発生率DOWN(中)
雜誌取材VoDaViUP中雑誌取材成功時、VoDaViUP(中)
オーディションVoDaViUP大オーディション成功時、VoDaViUP(大)
霧子雑誌取材配置率UP中霧子の雑誌取材配置率UP(中)
Sキャラクター配置率UP中全てのSキャラクターの配置率UP(中)
雑誌取材体力消費量DOWN中雑誌取材成功時、体力消費量DOWN(中)
霧子配置時VoDaViUP中霧子配置スケジュール成功時、VoDaViUP(中)
雑誌取材VoDaViUP大雑誌取材成功時、VoDaViUP(大)
潜在サポート
アピール3%UPアピール増加量3%UP
アピール6%UPアピール増加量6%UP
アピール10%UPアピール増加量10%UP
カード5枚使用時アピール10%UPカードを5枚使用するたびにアピール増加量10%UP
PP回復速度10%UPPP回復速度10%UP

SSR【ほどけないで魔法】郁田 はるき

VoDa
660430
ViMe
430430
ライブスキル
スタートダッシュ
ライブ開始後1ノーツ目から3秒間のスコアが+24%UPする(同効果の重複無効)
各Lvの効果値
スタートダッシュ
12% / 15% / 18% / 21% /24%

・プロデューススキル

サポート効果
はるき配置時VoUP中はるき配置スケジュール成功時、VoUP(中)
自主練登場率UP小シーズン開始時、自主練の登場率UP(小)
羽那サポート効果の初期発揮数+1プロデュース開始時、羽那のサポート効果を1個発揮する
Vo自主練VoMeUP中Vo自主練成功時、VoMeUP(中)
トラブル発生率DOWN小全てのスケジュールのトラブル発生率DOWN(小)
Vo自主練VoDaViUP中Vo自主練成功時、VoDaViUP(中)
はるきVo自主練配置率UP中はるきのVo自主練配置率UP(中)
Sキャラクター配置率UP大全てのSキャラクターの配置率UP(大)
Vo自主練体力消費量DOWN中Vo自主練成功時、体力消費量DOWN(中)
はるき配置時VoUP大はるき配置スケジュール成功時、VoUP(大)
Vo自主練VoUP大Vo自主練成功時、VoUP(大)
潜在サポート
Voアピール15%UPVoアピール増加量15%UP
Me30%以下Voアピール20%UP残りMe30%以下の場合、Voアピール増加量20%UP
最大手札増加時のVoアピール30%UP最大手札枚数増加時、次のVoアピール増加量30%UP
PP回復速度10%UPPP回復速度10%UP
開始時回避+50%開始時、回避+50%

ペールプランブライドステップアップガシャ

 全員分追加されたウェディングドレスの衣装を得るためのチケットを貰うためのガシャとなります。

 ステップ1は無償1000、ステップ2、ステップ3で有償2500を消費してチケットを貰えるといういつもの奴ですね。

ぶっちゃけステップ1いらなくね?

 個人的には有償で直接売ってくれた方が嬉しかったりするのですが、まぁそれはお問い合わせ辺りで言うことなのでここまでにしておきます。

 で、全員分ということなのでガシャも組み合わせで分けられています。(どうせチケット交換なら全員纏めてくれても)

 

 組み合わせはイルミネとノクチル、アンティーカとシーズ、放クラとストレイライト、アルストとコメティックとなります。

 全員分確保、もしくは推しがバラけているとここは修羅の道となりますね。

ちなみにこの衣装で今回の追加曲「クローバー」のセンターにすると専用台詞あります。

イベントと新曲

 新ランキングイベント「しわあせごっこ」と新曲「クローバー」が追加。

 イベントの方は凛世、甘奈、雛菜、にちかがメインのイベントとなっており、

 いつも通りボックスガシャから報酬として凛世と雛菜のウェディング衣装が入手出来ます。

イベントの内容は…私は父だったのかもしれない。


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https://crow-diary.com/the-idolmster-shiny-colors-song-for-prism-bridal-event/feed/0
【シャニソン】100位への壁は厚かった シャイニーコンペティション結果https://crow-diary.com/3rd-shiny-competition/https://crow-diary.com/3rd-shiny-competition/#respondMon, 26 May 2025 10:39:54 +0000https://crow-diary.com/?p=19534

 シャイニーコンペティションお疲れ様でした。  今回はオフ無しボーナスが初めて登場するなど試行錯誤の余地が生まれるなど、自分的には楽しくイベントを回っておりました。  そんな鬼の居ぬ間に稼ぐスタイルでプレイしている自分の ... ]]>

 シャイニーコンペティションお疲れ様でした。

 今回はオフ無しボーナスが初めて登場するなど試行錯誤の余地が生まれるなど、自分的には楽しくイベントを回っておりました。

みんなやる気ないからジュエルがうめえ。

 そんな鬼の居ぬ間に稼ぐスタイルでプレイしている自分の今回の結果はこんな感じ。

  • 灯織 5509pt 154位
  • 咲耶 4384pt 404位
  • 凛世 4898pt 224位
  • 円香 4594pt 377位
  • はるき 5215pt 223位
  • 総合 15622pt 212位

 前回より全体的にPtは下がっていますが、これはボーナスで貰えるPt自体が下がった影響もありますね。

 そして今回は前回の記事でもやったようにオフ無しルートをメインにプレイした結果となります。

【シャニソン】ついにプロデュースボーナスにオフ無しが来た! 今回のシャイニーコンペティションの考察

 レッスンと自主練ルートの方も何回か挑みましたが、こちらは成功してもオフ無しよりイマイチ総合力が出ない。
 更にこのルートはそもそも成功するかが怪しいところから試行回数稼がなくてはならないのに対して、オフ無しは成功率が高いところから試行回数が稼げるので効率が全然違いましたね。

 で、今回の結果を受けてなんですが、やはり100位以内の壁が厚い!

 前回の羽那といいどうしても行けそうで行けない。やはりこれは自前のサポートの凸数や種類の豊富さの差と言わざるを得ない。

 なのでこれ以上を目指すとなるとSガシャの方も引かなきゃならないのですが、衣装優先でプレイするつもりなのでこっちのガシャにジュエル回す余裕や気持ちにはなれないんですよねぇ…

 こういった自らのプレイスタイルなどの諸々の事情を鑑みると、今の地点がこのシャイニーコンペティションでの自分の限界値ということなのかもしれません。

逆に考えれば限界を超える方法もはっきりとしているのですが。

 とはいえ本腰入れてプレイしている人が少ないイベントですので、無理をしないで合計報酬640ジュエルを安定して取れる今の立ち位置が多分1番いい立ち位置なんだと思います。

 それでも何かプレイしているともどかしくなるのでどこかで無理して引いてしまう誘惑には襲われてしまいそうな恐怖も抱えていたり。

 この誘惑や恐怖に抗いながら再来月のめぐるの誕生日や水着などのためにどこまでジュエルを貯められるのか?
 いや、そもそも下手したら来月めぐるがガシャで来たりしないのか?

 そんな想定を考えながらイベントのためのガシャという考えを振り払って何とかジュエルを貯めていきたいと思います。

 イベント結果についてあーだこーだ言うだけの記事だったので短めですが、今回はここまで!

マジでめぐるがいつ襲来するのか
楽しみでもあり怖くもある

 余談ですが割とプロデュースパートは好きなんで、シャイニーコンペティションの度にユニット作り直す目標が出来ているんで、このイベントの度に音ゲー練習以外のプレイに対する張りが生まれていたりします。


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https://crow-diary.com/3rd-shiny-competition/feed/0
LUNAR リマスターコレクション 全体感想 やっぱ名作は名作なんですねぇhttps://crow-diary.com/lunar-remastered-collection-review/https://crow-diary.com/lunar-remastered-collection-review/#respondSun, 25 May 2025 11:59:21 +0000https://crow-diary.com/?p=19501

 『シルバースターストーリー』、『エターナルブルー』この2つのLUNARを十分やりこんでクリアしたので、今回はこのLUNARリマスター自体の感想について書いていこうと思います。  収録している2作品についての感想は既に書 ... ]]>

 『シルバースターストーリー』、『エターナルブルー』この2つのLUNARを十分やりこんでクリアしたので、今回はこのLUNARリマスター自体の感想について書いていこうと思います。

 収録している2作品についての感想は既に書いたんで

【LUNAR リマスターコレクション】LUNAR シルバースターストーリー 感想 懐かしさで心の中の少年が目覚める 【LUNAR リマスターコレクション】LUNAR エターナルブルー 感想 この絶対にハッピーエンドを掴み取る構成に当時は脳を焼かれたのです

 リマスター全体の感想としては本当にざっくりとした軽い物になりますが、良ければお付き合いくださいな。

基本情報

PlayStation Japan
メーカーGungHo Online Entertainment,Inc.
ジャンルRPG
対応機種PlayStation®4 (PlayStation®5互換対応) / Nintendo Switch™ / Steam® / Xbox One (Xbox Series X|S互換対応)
発売日2025年4月18日
公式サイトhttps://www.lunarremastered.com/jp

「LUNAR リマスターコレクション」は、「LUNAR シルバースターストーリー」と「LUNAR 2 エターナルブルー」を一つのコレクションにまとめ、高画質・高音質で、より快適に楽しめるよう改良してお届けします。1992年の初登場以来、多くのプレイヤーに愛され続けてきたこのシリーズが、ついに現代のコンソールで蘇ります。

公式サイトより

大まかな感想項目

・オリジナルを尊重しながらゲームプレイを快適にし、ムービーなどの画質を向上させて求められているリマスターの形

・但し今の時代として見ると厳しい時限イベントなどに欲しいケアは足りていない 

・ギャラリーモードは欲しかった

・トロフィー、実績的には?

オリジナルを尊重して美麗に快適に

 ゲーム部分は『シルバースターストーリー』、『エターナルブルー』共にオリジナルのSS、PS版を尊重した作りとなっています。

 表現規制や台詞の改変などは(覚えている限りは)無し、画面比率や画質なんかもリマスター用、オリジナル用に切り替え可能です(ちゃんとデータも共有)

このように好きな方を選べます

 ドラゴンマスターとしてルーナを取り戻すアレスの冒険、ルーシアとの出会いから始まり何がなんでもハッピーエンドを掴み取るヒイロの物語、そしてあんな写真からあんなアルテナの泉まで、あの時の“興奮”が記憶から蘇る出来となっています。

 ストーリー面やムービー面の評価が高いゲームだったので、ここが純粋に高水準に、かつ画面比率はオリジナル比も選択可能というのは細やかな配慮があり求められた形のリマスターでしょう。

後、リマスターなんで当然ですがロードも早くノーストレス。

 そしてRPGである以上戦闘面も大事。

 昔ながらのゲームでレベルが上がる、新しい魔法を覚える、新しい町に行って装備を更新出来る、これらが戦力にダイレクトに直結して、RPGの原風景とも言える懐かしい感覚が味わえます。

 そしてリマスターらしく最早主流となったといってもいい、最大3倍速まで戦闘中に切り替え可能なバトルスピード調整がされテンポ良く戦闘が可能に。

 『シルバースターストーリー』の方では戦闘中の消費アイテムの仕様がわざわざキャラに持たせる必要がなくなり、またオートバトルのAIも細かく設定可能になるなど、ゲーム調整も行われております。

オートバトルを選択した時のキャラごとの行動の傾向を選べる

 こっちで調整があった分『エターナルブルー』の方で不便を感じるようになったのは痛し痒しですが、まぁ快適になったことや調整がなされたこと自体は良いことなので問題ないでしょう。

エターナルブルーだとオートバトルのAI設定がない。残念!

 総合的にオリジナルを尊重して余計な改変をしないまま、ゲーム部分は戦闘の倍速、ロードの早さなど快適性が向上していると理想的なリマスターの形。

 ぶっちゃけLUNARが快適になったと言うだけでこのリマスターには価値がありますからね。

 名作が快適になればより名作っちゅうことです。

今の時代に出したリマスターとしてケアが足りていない部分もある

 リマスターとして基本的な部分は理想的なリマスターなのですが、今の時代に出したと考えるとケアが足りていない部分もあります。

 それはイベントマーカーや周回プレイなど。

 作品別の感想でもしつこく言っているのですが、このどちらかのケアはあった方が良かったとプレイした上で強く言いたい部分。

 基本的にこういう追加はリマスターでも別に無くてもいいでしょと思ってもいるのですが、ただLUNARとなるとちょっと話は変わります。

 このゲーム、特に『シルバースターストーリー』の方はとにかく序盤から時限イベントが多い。

 最序盤から見逃したらラスボス戦後に貰えるアイテムが貰えなくなるくらいのトラップがあるのです。
 で、しかもこのイベントがトロフィーや実績に関わるんですよね。

 初見攻略情報無しという普通のプレイをすると100%何がしかは取り逃がす。しかも、そのご褒美は取り逃がしたらある意味では大きく絶望する要素…!
 それらを取り戻すにはまた1からこのゲームをプレイしなければいけないと、ここは正直時代には逆行している部分だと言わざるをえないのです。

 なのでイベントマーカーでサブイベントの取り逃がしを防ぐか、もしくは周回プレイを設けて攻略情報を見ながら快適に再プレイ可能にするか、
 このどちらかがあった方が特に初見プレイヤーの方には優しかったんじゃないかなぁと。

 せっかくのリマスター、誰もがコンプして気持ちよく終わってほしいのでこういうケアもあってほしかった。

特に『エターナルブルー』をクリアしてから、また1からプレイするのはきつい…!

 とりあえずLUNARリマスターに興味を持った方は2回プレイする覚悟を待つか、最初から攻略情報を見ることをオススメします。

 一応時限イベントに関しては自分もやっております。

【LUNAR リマスターコレクション】画像付き、写真と水浴びコンプ手順【シルバースターストーリー】 【LUNAR リマスターコレクション】画像付き、ブロマイドコンプ手順【エターナルブルー】

ギャラリーモードは欲しかった

 収録作品両方をクリアした人は多分みんな欲しがる要素。

 それがイベントや写真、ブロマイドを作品選択のメニューから見れるギャラリーモード。

 実際のところ、各ゲームを立ち上げ、データをロードすればそれぞれの作品のそれらを見ることを簡単に出来るのは確かにそうなんですが、その目的のために辿り着くまでのアクセスが多いんですよね。

 だからこそ両方クリアしたなら、何ならコンプしたならでも構いませんが、簡単に両作品のムービーなどが見れるアクセスが欲しかったのです。

 せっかくリマスターで更に美麗になったムービーや写真、ブロマイドのあれやこれや。この大きな売りを少ないアクセスで気軽に見返せるようになれば、より嬉しかった。

け、決して両作品の写真やアルテナの泉を簡単に見返したいだけというわけでは…!

トロフィー、実績的には?

 プレイヤーによっては大事なトロフィーや実績面。

 これに関しては写真、ブロマイドの時限イベント以外は簡単な方。ただこの時限イベントが厳しいので攻略情報無しだとほぼ100%コンプは無理でしょう。

 幸いにして情報は転がっているので、そこだけに気を付けてプレイすれば、他は取り返しはつくので簡単です。

逆に言えばこの時限イベントだけで難易度跳ね上がっているとも言える。

まとめ

 不満点の方が多いように見えるかもしれませんが、他のゲームのレビューでも確か言ったことがありますが、97〜98の高評価に、2〜3の粗が気になるだけという話でしかありません。

そして人間、愚かなことに粗は言いやすい。

 一応リマスターという改めて触れられる機会を得た選ばれたゲームの1つなので、新規の方に時短イベントの取り逃がしなどでがっかりせずに気持ち良く終わってほしいが故の思いや意見もあるのですが、これは所詮は古参の戯言だし余計なお世話に過ぎないと思います。

 それくらいこのLUNARシリーズはいいゲームであり、自分にとっては物凄く、そりゃもうリマスター発売決定後にノータイムで購入を決めたくらいに文句無しの名作なのです。

 元々の出来が良いんでというか元々の出来が良くなければそもそもこのようにリマスター候補には上がらない。
 そんな名作ゲームシリーズが2作纏めて収録され、更にオリジナルを尊重した形で快適なプレイ体験が出来るようになったのだから、やらない理由は全くない!

だから!やろう!みんな!

いや、寧ろやってくれ!
後生ですから!


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