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FFTイヴァリースクロニクル、相変わらずまったりと進めてチャプター3をクリアしました。
そのチャプター3といえばやはりウィーグラフとの決着。
チャプター1で出会った男との再会と別れと、自分としてはウィーグラフとの決着がこのゲームにおける人間同士の因縁という部分が終わる戦いだと思っているんですね。(ダイスターグとかのこっているけど)
そんな彼の解像度も今回の会話の追加でガフガリオンのようにバッチリと上がったわけです。
ウィーグラフは結構個人的になぜか思い入れがあり、それは当時のチャプター1でもチャプター3でも強敵として立ちはだかったのは勿論(ちなみに自分は詰んだことはありません)、ラムザにもディリータにもなれなかった兄という存在として印象に残っているわけですよ。
骸旅団として理想を掲げ捨て鉢となる覚悟で戦い続けた男が妹を失い、そして力に溺れて散るという末路。
結果として時代には何も残せなかったのですが、その行動や思想はある種反面教師としてラムザやディリータにも影響を与えたのではないかと勝手に思っているわけです。
少なくとも持たざる者として似たような思想を持ちながらも同じ行動をしてもどうにもならない現実をディリータには見せた結果にはなり、大なり小なりディリータの動き方には影響を与えていたんじゃないかなぁと。
そして肝心の追加会話の内容ですよ。


ミルウーダを失い、自分が掲げていた理想の行き先も見失った男が力に溺れていく経緯を何となく推察出来るようになり、


聖石に呑まれる前にはかつての理想や兄として散りかける。





ルカヴィになってからはこんな感じでミルウーダのことすらどうでも良くなり、かつて寄り添おうとさていた民衆のことすらこのようなことを言う始末。
でも、ここのラムザとの論戦はチャプター1からの因縁と一度も同志として交わることはなかったですが、同じ兄として、また同じように民衆に寄り添おうとした男達の言葉のぶつかり合いがあり、これがあるからこそ人間同士の因縁はウィーグラフとの決着で終わってしまうと自分が感じる大きな要因なわけですね。


オリジナルの方はルカヴィになってミルウーダすら気にかけないウィーグラフとしての美徳は全て消え去った化け物としての虚しい末路に見えたのですが、今回はこんな感じで最後に兄として散るという悲しくもオリジナルよりは報われる末路になっていたのが良かないですが、良かったです。
結局ルカヴィ部分の時の言葉がどれほど本音かは分かりかねますが、やっぱここら辺見るとウィーグラフはディリータよりはラムザタイプの兄なんだよなぁと思いますね。
同じように妹を失ってもディリータの行動を見ても感情を押し殺しながら大局を見て進みますが、ウィーグラフはその器ではなく感情的な部分が強いですもん。
こう見るとやっぱりラムザタイプで最初からミルウーダだけを守る兄としてなら、一角の人物になれたような気はします。
とはいえウィーグラフに個人的に強い思いがある自分としては今回の会話と末路の変化にはこのゲームの意義を強く感じました。
余談ですが、自分はウィーグラフはいつも女を侍らしているということを言う人間とは決定的に相性が合わないと思っています。
こんなウィーグラフとの決着も付き、固有ユニットのラファとマラークも加入。
今回は固有ユニットの追加会話が多いのでラファとマラークも使い倒していこうかなと思っています。(この2人このタイミングの加入なのにジョブが全然育っていないのは面倒ですが)
後はチャプター4をクリアするだけこのままかつての思い出に浸り、そして新鮮さに驚きながらまったりとクリアを目指そうと思います。