【映画】劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re: 感想 唯一かつ最強の1点のために映画館で見るべき!

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劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:

監督
斎藤圭一郎
脚本
吉田恵里香
原作
はまじあき
出演者
青山吉能
後藤ひとり
鈴代紗弓
伊地知虹夏
水野朔
山田リョウ
長谷川育美
喜多郁代

ぼざろ総集編映画の前編となるぼっち・ざ・ろっく! Re:見てきました!

正直な所総集編なのでストーリー面ではシンプルに圧縮されただけの内容だったので、家でアニメ全話見た方が良くない?と思う内容ではあるんですが、
結束バンドのたった1つの武器だけで映画館で見なくちゃ何の意味もないレベルにまでこの総集編の価値を爆上げしている映画になっていました。

新曲も2曲あり、楽曲の聴き応えは十分!

興味が少しでもある人や悩んでいる人は映画館で何の意味もない!ことだけは伝えておきます。

ちなみに上映時間は約92分となります。


概要と予告

芳文社・『まんがタイムきららMAX』にて連載中の、はまじあきによる人気4コマ漫画『ぼっち・ざ・ろっく!』。​
極度の人見知りで陰キャな少女・後藤ひとりが《結束バンド》というバンドに加入し、​伊地知虹夏、山田リョウ、喜多郁代の3人の個性的なメンバーとともに成長していく様を描いた本作は​多くの共感を集めている。
2022年秋にTVアニメが放送されるや否や、若者を中心に人気が爆発。​数々の賞を受賞するなど、国内外問わず絶大な支持を獲得した。
さらに音楽面では《結束バンド》のフルアルバム『結束バンド』が2023 年のオリコン「作品別売上数部門 デジタルアルバムランキング」年間1位や​Billboard JAPAN「年間ダウンロードアルバムチャート」1位を獲得するなど、大きな旋風を巻き起こした。​
アニメ/音楽の両面で鮮烈なデビューを果たした《結束バンド》の物語が、TVアニメを再編集し大迫力のスクリーン・音響とともに劇場総集編として2024年に映画館で幕を開ける!
陰キャならロックをやれ!

公式サイトより
アニプレックス チャンネルより

感想

最強の1点のために映画館で見なくちゃマジで意味がない

今回の総集編、はっきり言って映画館で見ないと全く意味がない。
そう断言出来るくらいの映画になっていると思います。

まずざっくりとした今回の総集編の内容なんですが、

  • 内容は1〜8話まで
  • 2話と4話はがっつり圧縮、7話は完全カット
  • 新カットはほぼ無しでオープニングだけ新規アニメ
  • 新曲は2曲

大体こんな感じの内容です。

これを見ると分かる通り、今回はアニメ本編から内容がただ圧縮されたぼざろという形となっています。

新作ではなく総集編だから当然っちゃ当然なんですが、
新しい展開があるわけでもない、新しいカットがあるわけでもない、今回からの新規向けか、後は若者風に言うならタイパが良くなったといった内容です。

ぶっちゃけアニメ見た人が今後家で初めて見たら見知った内容、見知った絵でしかないです。

5話のオーディション前日のぼっちちゃんと虹夏ちゃんのどういうバンドをやりたいのか?と言う会話から回想に入り1話から開始。

この編集自体は全く違和感はないのですが、アニメ8話分を約90分にまとめているのだからまぁまぁの圧縮。

ですがその圧縮の中でもぼっちちゃんの印象的なシーンや心象などは外さないようにしているため、
アニメ以上に完全に後藤ひとりを中心軸に置いた編集がなされていました。

後8話までの総集編なんでさもありなんって感じですが、完全に虹夏ちゃんヒロインです。

無駄がないと言えば無駄がないのですが、無駄を入れられるのが連続アニメやドラマの魅力なので、
このように遊びがほぼない形になっているのは物足りないと感じる人も出ると思う内容ですね。

つまり普通の環境で見たらただ圧縮されてタイパが良くなっただけで新鮮さなんて無いに等しい総集編ではあるんです。

じゃあ何でこの総集編を見るのか?どこがこの映画の魅力なのか?

そう聞かれたら今回の総集編においてのぼざろひいては結束バンドが持つ唯一にして最強の武器の1点である楽曲。これを聴くためにと言っても過言ではないでしょう。

それを映画館の高音質な音響でしかも劇場内の静寂の中で聴ける…
これだけはみんなで盛り上がるバンドのライブでもどう整えようと届くことのない家の音響よりも明確に優れた“映画館で上映されている”この総集編のみの強みです。

だからこの映画は映画館で見るべき、ではなく映画館で見なくちゃ意味がない映画と言えます。

今後行われるであろうライブでは高音質な環境でも劇場のような静寂の中では聴くことは出来ない。
今後配信などがされて家の中で鑑賞する際でもどれだけ静寂を作っても音質だけは相当な金持ちでもない限り同じ音質にすることは無理。

普通に配信などで家で見たら新曲2曲はあれどただアニメ本編を圧縮されただけの内容。
けど結束バンドの楽曲という今回の総集編で振れる唯一にして最強の武器1点のみで映画館で見るべき価値を爆上げしている、正しくバンドアニメの強みを出していましたね。

実際音質も音圧もやべえです。

新曲も既存の曲もこの環境で聴けるのはおそらくこの上映期間の間のみ。
総集編だからとスルーしてる人も(実際この考え自体は今回の内容的には間違ってはいない)この唯一無二の環境が整えられた期間で結束バンドの楽曲を堪能するべきだと自分は思いますね。

まとめと次回の期待

本編自体は総集編らしい内容ではありましたが、最強の武器1本のみで映画館で見なくちゃ意味がないレベルにまで価値を爆上げしている映画でした。

個人的にはこの最強の武器をより研ぎ澄ませるためにライブシーンを新規作画でフルで流すくらいの気概が欲しかったところですが、まぁこれは個人の高望みですね。

ただ後編はそういうことも期待できるのではないかなと踏んでいます。

今回は8話分を90分に纏めると中々の力技だった訳ですが、後編となる次回は9〜12話の4話分をおそらく同じくらいの時間に纏めることになる。

となると9〜12話そのまま垂れ流しでも行けるくらいの尺の余裕が生まれた訳ですよ。

いくらなんでも流石にそんなことはする訳はない…となると文化祭のライブシーンのボリュームアップや、
何ならまぁ将来ほぼほぼ来るであろう2期に向けた追加パートなんかも期待出来ると思われます。

個人的には特にライブシーンのボリュームアップには期待したいところ。

それにしてもバンドをテーマって言うのは映画館においては本当に強い要素であり、武器であるなと強く実感しました。

これを聴くだけで後編も総集編なのに絶対に見ようと思えるくらいに強い武器なんですから。

とりあえずこの総集編を後で配信されたら家で見ようと思うのは勿体無いというか著しくこの総集編の価値を落とすので意味がないです。

映画館ならではの静寂という環境、高音質で見るべきな正しくバンド映画の強みを活かした映画なんですから。


新曲


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