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製作国
日本
監督
斎藤圭一郎
脚本
吉田恵里香
原作
はまじあき
出演者
青山吉能
鈴代紗弓
水野朔
長谷川育美
ぼざろ総集編の後編となるRe:Re:見てきました。
1〜8話を詰め込み駆け足気味だったRe:とは違い話数的には余裕が出来た本作。
【映画】劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re: 感想 唯一かつ最強の1点のために映画館で見るべき!冒頭のOPから完璧に心を掴み、Re:同様に映画館の音響で聴く文化祭ライブ、そして新規カットと合わせた9〜12話のまとめ方。
とても満足感の高い総集編となっておりましたよ。
目次
予告
感想
完璧な掴みのOP
今回はOPまでの掴み…というかシーンのチョイスが完璧でしたね。
8話のライブで喜多ちゃんがぼっちちゃんの演奏に完全に脳を焼かれたカットから入り、
そして今までずっと隠されていた8話の3曲目にして新曲『ドッペルゲンガー』を今回のOPに持ってくる!
これには正直やられましたね。
自分の予想としては前編のRe:の新規カットがこの8話で今まで見せてこなかった3曲目を目玉に持ってくるんじゃないかと思っていたんですよ。
でもRe:の方ではそれをやらなかった。
だから自分としてはこれは最後まで隠されたまんまで終わるんだろうなと思わせてからの今回のこのOPのシーンのチョイスですからね。
このOPのシーンのチョイスだけで相当満足感のある総集編となったと思いますね。
内容は9〜12話で喜多ちゃん中心
で、肝心の本編の内容ですが、前回の続きなので言うまでもなく9〜12話をまとめた物。
9話はダイジェスト気味にしかし、喜多ちゃんとぼっちちゃんの絡みだけは残しつつ、
10〜12話の学園祭ライブまでを中心にまとめた内容となっていました。
このチョイスの仕方と視点としてはOPの始まり方からしてそうでしたが、
ぼっちちゃんよりは喜多ちゃんをメインにした内容となっていたように感じましたね。
10話の中に挟まる新規カットもそうですし、とにかく喜多ちゃんがぼっちちゃんに脳を焼かれたというのをより深く見せるようにしている内容に思えました。
特にこの新規カットの追加によって学園祭ライブの『星座になれたら』の喜多ちゃんのアドリブシーンがより感情移入出来るようになっていましたし、
後、ぼっちちゃんをひとりちゃん呼びするようになった後のモノローグを敢えてカットして表情と目線だけで魅せるようにしているのも
映画ならではの見せ方というのも多分にあるとは思いますが、そこら辺でもかなり喜多ちゃん意識していそうな内容だと思いましたね。
確かに話の中心点にいるのはぼっちちゃん。
その彼女の側にいる人物がいかに脳を焼かれていくのかというその過程を見せた、
それを視点の位置を変えることによってより分かりやすく見せたって感じでした。
なんだかんだでこれがやはり見るべき最強の武器!映画館の音響で聴く楽曲
これはRe:の時にも言いましたが、やはり映画館の音響で結束バンドの楽曲を聴けるというのが結局このぼざろ総集編の最強の武器と言えるでしょう。
OPの『ドッペルゲンガー』、EDの『Re:Re:』とRe:同様に新曲2曲ありましたし、満足感はやはりたっぷり。
いや、やっぱね、前も言いましたけど映画館の音響と環境で聴くと全然違うんですよ。
高音質なのに静寂で聴けるライブとも違うこの感覚は映画館ならではの体験。
この体験をさせてくれることこそがぼざろというバンドアニメが持てる最強の武器なんですよ、やっぱ。
しかも今回は文化祭ライブもある総集編。
つまり例のトラブルもあるシーンもあるライブなんですけど、もうここがねぇ…
映画館の臨場感ある音響環境の中で見ていると、こちらが受ける感情もクソデカ感情になって何度も見返して知っているはずのシーンなのに息を呑んでしまうわけですよ。
高音質な楽曲を聴けるだけに留まらず新しい感情も植え付けさせてくれる。
これは劇場版として出したからこそ見せれた聴かせられた物なのでやはり絶対に映画感で見るべき映画なんですよねぇ。
新展開や新情報は?
この総集編で割りかし期待していた人が多いと思う新規カットや追加カットによる新展開や新情報の布石や伏線。
これははっきり言うと何もありませんでした。
これに関してはそれこそ2期に繋がる何かを期待していた人もいたでしょうから、ちょっと残念な部分はありましたね。
とはいえ総集編自体はRe:は好調でしたし、ぼざろ自体も様々な展開が現在進行形で行われているので、
自分としては案外近いうちに発表くらいは来るんじゃないかと思っています。
ここら辺は単行本でも見て気長に待つしかないですね。
まとめ
今回はかなり満足感ある総集編でした。
というかぼざろというコンテンツに対する贔屓目も多分に入ってはいるんですが、
正直Re:Re:に関してはOPのシーンのチョイスだけで自分は元を取れました。
文化祭のシーンも映画館の音響で聴くと全然違いましたし、この総集編に関しては映画館で見なくちゃ意味がないと改めて断言出来ますね。
まだRe:も上映している館もありますし、それこそ初心者の人やちょっと離れた人なんかはこのRe:とRe:Re:まとめて見てしまえばあっという間に沼に浸かる、もしくは戻れるかもしれませんよ。
余談ですが上映前の予告見るとバンドアニメが相当控えてますね。
これは完全にブームになっているので映画館の音響で聴くという体験にハマってしまった人が続々と他のバンドアニメに行ってしまうという流れ。
これ、多分あるかもしれませんよ。
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