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製作国
アメリカ
監督
ダン・トラクテンバーグ
脚本
パトリック・アイソン
出演者
アンバー・ミッドサンダー
ダコタ・ビーバーズ
デイン・ディリエグロ
ステファニー・マタイアス
ディズニープラス独占配信である久々のプレデター新作、プレデター:ザ・プレイ(原題:Prey)見ました!
これはいいプレデターでしたね。
自分は世間的には必ずも評価が高いわけではないズもザも好きですが、今回のこのプレイは正に原点に帰ったという出来でとても楽しめました!
目次
あらすじ
舞台は300年前のアメリカ。主人公はネイティブ・アメリカン最強の部族の女性ナル。荒野のハンターたちと共に育ち、自身も戦士である彼女に目に見えぬ危機が迫る。──しかし部族は“何”に勝利しなくてはならないのか?[生きるために狩りをする人類]vs[狩りをするために生きるプレデター]。狩るか狩られるか、種族と技術の壁を越え、戦士の誇りをかけた“最初の戦い”が始まる。
ディズニープラスより
登場人物
・ナル
コマンチ族の女性
男のように狩りを行うことを望んでいる
ライオンの狩りの途中でプレデターの痕跡を発見する
・タアベ
ナルの兄
戦士として認められており部族長候補
・サリィ
ナルの相棒の犬
御託のいらない純粋なる狩り合い
今回はこの狩りに焦点絞ったのがとても良かったですね。
舞台が1719年でコマンチ族という部族が主役というのもあって相手の事情や正体なんか一々探る事なく、相手を狩るこの一点に絞っているのが分かりやすいです。
プレデターの設定や事象なんてこっちからしたら今さら知らなくてもいい情報なんで、設定でうまくそこを探ることを排除できていましたね。
プレデターもナル達も途中で現れるケイジャン達も全員相手を狩ることのみに特化してるのでもうそれだけを見てって感じの構成で良かったです。
一応他の女性が部族の女性としての仕事に向かう中逆の方向に進むナルと今時らしい描写もあるにはあるんですが、結局向かう先は狩りなのでやっぱり狩り特化の映画ですね。
狩りに特化ということで狩りの内容も濃密でした。
最初のナル達部族のライオン狩りはナルが餌で誘き寄せるという部族の中では異端な行動をするなど、
ナルの独自性を際立てていて結果としてナルは失敗しましたがいい説明パートでしたね。
後にタアベがあの罠のおかげで狩れたと語ることなどからもナルが新世代の狩人であることも分かりますね。
ケイジャン達のナル達を使ったプレデター誘き寄せの狩りは特性を理解していなかったことから完全に噛ませ役でしたが、
これこそがプレデターシリーズでは大事な存在ですよね。
噛ませがいてこそプレデターの強さが引き立つ、ある意味今回は彼らが1番仕事した存在とも言えるかも知れません。
そしてナルとタアベのタッグ戦とその後の最終決戦。
正に狩人と狩人の純粋なる狩り合い。
タアベは部族長らしい強さであそこまで善戦するとかすごかったですね。
部族の部族長ともなると勇者とも言える強さなんだと分かります。
最後の瞬間もナルのためタアベはちょっとイケメンすぎましたね。
そしてナルとプレデターの決戦は1作目を思い出させる内容で今までの戦いからしっかりとプレデターの特性を理解し罠を張る…
ナルの狩人としての新しい視点が活かされており、罠の数々作った武器や相手から奪った装備、
これらをフル活用した互いに全てを出し尽くした狩り合いで見応えがありすぎて興奮しっぱなしでしたよ。
狩るか狩られるかシリーズの原典に立ち帰ったようなリスペクトを感じさせる内容でしたね。
今回のプレデターはイケメン!?
今回のプレデターは歴代でもかなりのイケメンではないでしょうか。
まず何といってもスタイルがいい!
歴代だと着ぐるみの関係上かどうしても頭が大きくなりがちでしたが、今回のプレデターはとても小顔でしかも身長も高いモデルのようなプレデターです!
口元を剥き出しにしたマスクも個人的には歴代一とも言えるイケメンマスクで見た目だけでも大好きなプレデターですね。
そのスタイルの良さから繰り出す戦闘スタイルもまた魅力的。
今回は舞台設定が300年前ということがあることからまだ出来ていなかったのか、それとも当時の地球の戦闘能力に合わせて持ち込まなかっただけなのか。
どっちなのかは分かりませんが、今回はいつものメイン武装のプラズマキャノンを持っていません。
これによりいつもより原始的な武器で接近戦多めだったんですがこれがまたかっこいいんですよ。
スタイルがいいというのもありますが武器の使い方がスタイリッシュでキレがあるんですよね。
1つ1つの武器を華麗に使いこなしてケイジャン達を狩っていく様は惚れ惚れとしました。
しかも斧やトラバサミなど現地の武器も上手く自分流に使いこなすなど適応能力も高いと今回のプレデターはプロですね。プロ。
原始的な接近戦が必要な上まだ人間の価値が高くないのか、最初は狼や熊とも戦ったりなど正にハンターです。
特に熊との殴り合いはかなり新鮮な絵面でしたね。今まで武器を使っての接近戦は多かったですが、
地球の野生動物を殴り飛ばすのは改めてプレデターの生物としての強さを引き立たせていたなと思いました。
スタイル、武器の使い方と歴代でもトップクラスのプロフェッショナルに見えて、
イケオジならぬイケプレな今回のプレデターでした。
まとめ
予想以上に出来が良くてびっくりした今回のプレデター新作。
原点回帰とはこのことかと思わせる丁寧な作りでプレデターファンは文句なしで評価できる内容だと思います。
しばらくはこういうプレデター対時代の時代の強者のマッチアップというのを続けて欲しいと思ったくらい今回は良かったです。
ラストにファンサービス的なアイテムも出ますが、最終的な行き先を考えるとちょっと不穏なアイテムでもありますね。
久しぶりに単体でかっこいいプレデターが見れたので自分は大満足な1本でした。
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