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昨今、少し避けていた、というか感想書く気にならなかったディズニーアニメ。
そこには色々と理由があるんですが、ただ今回は好きだったモアナの続編と言うことで意を決してモアナと伝説の海2を見てきました。
結果としては今回は気持ちに従って見てよかったと思いましたよ。
とにかくド直球、横道に逸れない、歪なことにならない。
この求めていた作風の作品が見れたのでとてもとても満足させていただきました!
目次
あらすじ
前作での壮大な冒険から3年、妹のシメアが生まれ少し大人へと成長したモアナは、愛する家族と島の仲間たちとともに暮らしていた。ある日、「かつて人々は海でつながっていたが、人間を憎む神によって引き裂かれた。海の果てにある島に辿り着けば呪いは解け、世界は再びひとつになる」という伝説を知る。モアナは人々の引き裂かれた絆を取り戻すため航海に出ようとするが、それは、その島に近づこうとこうとすれば、 “生きては帰れないかもしれない”というほどの危険に満ちた冒険だった。幼い妹シメアや家族たちと二度と会えないかもしれない…しかし、愛する人たちを守るため、「私が、やらなきゃ」と決意し、迷いや葛藤を乗り越えて果てしない旅へ踏み出すモアナ。前作で相棒となった半神半人のマウイが「モアナ、お前は一人じゃない」と背中を押し、さらには良き理解者で心の支えとなっているタラおばあちゃんから勇気をもらい、島の新しい仲間たちと一緒に新たな冒険へ旅立つ。
公式サイトより
ド直球さが心地良い
今作のストーリーは言うなれば王道です。
島の外にいる人間に会うためにそれぞれの人間を断絶していた神の呪いを解くためにその島を目指す。
そのために島で仲間を集めて、家族とは決意の別れをし、前作では相対したカカモラからも1人仲間になり、マウイとも合流をして
そして困難に一度は挫けるも再び前を向き、先人の残した船のパーツと自分達の船につけて再び立ち向かう。
立ち向かう先には自分達の欠点や恐れを乗り越えて、発想は新しくなり、そして正攻法ではない迷った先のもう1つの形で呪いを解くことに成功すると。
これでいいんですよ
確かにストーリー展開には全く驚きはないです。
でも予想していたとはいえ熱くなれる展開(カカモラとの共闘や船の修理、海が苦手でも意を決して泳いで救助)、クオリティの高いミュージカルシーン、そして呪いを解くために島に上陸するという条件の満たし方を新しい道の形として成功させる。
この清々しいほどにド直球な冒険活劇、ド直球なキャラクター達の成長、ド直球なストーリー展開。
最高じゃないですか
最近のディズニーアニメ…というかディズニー自体ですかね。
何とははっきり言いませんが何かを入れるため、主張させるために結果としてストレートにしたほうが絶対に良かった話が歪になったり、横道に逸れたりすることが多く、
製作側はおそらく善意のつもりで描いていそうな物語が露悪に見えてしまうこともある中で、今回のこのモアナ2のストーリーのこのド直球さはすごい気持ちよく刺さりましたね
いや、確かに何かに配慮はされている部分はあるかもしれませんよ?
でもこの映画に関してはそれが全く歪さには繋がっていない。
つまりこの世界観やキャラクターの性格に沿って嫌味やノイズを感じさせずにしっかりと上手く必然性のある形で盛り込んであり、それはやはり面白さに繋がる。
これを出来るのがやっぱ重要なんだなぁと思いますね。
もしこのレベルにまでしっかりと馴染ませているのにこれで有色人種の女性だけが特別な力を持ってリーダーとして引っ張るのが気に食わないとか、そういう領域にまで行ってモアナの設定も破綻しているとか気に食わないからクソとかいう人がいるなら、
それは多分設定や配置だけでしか映画を判断して、内容やストーリーで判断しようとする人ではないでしょうから、根本的に自分とは合わない人間なのでお互いに接触はお断りしましょうという感じですね。
ド直球で驚きはないので深くストーリーを語ることは自分には出来ませんが、でもド直球な物を見せてもらってド直球に面白かった。
変に思想ぶって横道に逸れるよりも素直に良い物を見れたと自信を持って言える内容でした!
まとめ
まだまだディズニーもやればちゃんとド直球やれるじゃん!
モアナ2を見たらなんか久々にディズニーに対して期待や希望が満ち溢れまくってしまいましたよ。
思想や主張というのを作品に反映するのは確かに大事です。それが個性に繋がり、個性は確かに深く響くこともありますから。
でもそれは作品の主体となる部分を捻じ曲げたり、歪さを感じさせることで盛り込むことではあってはいけないんですよね。
だからこのモアナ2のド直球な冒険活劇な作風は本当に良かった。ディズニーだからこそ、色々な作品を歪な形にせずに送り出してほしいと思いますからね。
この作品が今現在大ヒットを飛ばしたことの意味やそしてヒットしたのは何が受けたのか。
これらをちゃんと正しい形で受け止めて今後の作品に反映してほしいですね。
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