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6月17日、GBVSRにて前触れなく急に緊急調整の発表がありました。
6月24日のアップデートにてベアトリクスのキャラ調整が行われるのですが、その内容もタイミングも中々に物議を醸す内容となっておりまして。
ピンポイントで完全弱体化調整
一言で言うとベアトリクスだけピンポイントで弱体化調整をしますという内容。
リンク先で方針や理由についても説明されていますが、
文言をそのまま受け取るならベアトリクスに対しての問い合わせがあまりに多かったので、急遽調整、対応したといったところでしょうか。
で、その調整内容ですが、ザックリ言うと2つ。
まずはライディングフリーは純粋な下方修正。
もう1つはコンボダメージが高すぎたんでサンダーバードやスターチェイサーなどコンポパーツに使われていた技はダメージ低下しましたという内容ですね。
どちらも代わりに何かを与えられることはない純粋な弱体化となっています。
特にライディングフリーは一気に下げられましたね。
修正箇所 | 修正内容 |
Lライディングフリー | 空中ガード可能に変更 |
Mライディングフリー | ダメージを1200→1000に変更 空中ガード可能に変更 低姿勢になるタイミングを変更(11F→14F) 硬直を6F増加(硬直差+2F→-4F) |
Hライディングフリー | ダメージを1300→1000に変更 空中ガード可能に変更 ガード時のノックバックが小さくなるよう変更 |
Uライディングフリー | ダメージを2800→2200に変更 最終段をガードした際の相手のガード硬直時間を2F減少(硬直差-4F→-6F) ※ヒット時の追撃内容に変更はありません ガード時のノックバックが小さくなるよう変更 |
ライディングフリー(追撃) | 空中ガード可能に変更 ※「Uライティングフリー」の追撃部分は空中ガード不可のままです LorHライディングフリーから派生したときの吹き飛び距離を短くなるように変更 Mライディングフリーから派生したとき、連続ガードにならないように変更 Hライディングフリーから派生したときのダメージを800→600に変更 |
強くなったところがどこにもない!
U版以外はどれも空ガ可能、ダメージが全体的に減って上にM版はガードさせても不利になりU版も硬直増、
更に更にHとU版はガードバックも減ったのでおそらくは今まで遠L確定だったのが近L確定になっていると見るべきでしょう。
追撃部分もLとMは吹っ飛ばし距離が短くなり運びも弱くなったと。
まぁ確かに1番やばい技ではありましたが、お仕置きっぷりがすんごい。
とはいえ潜り性能に関しては何もお咎めは食らっていないので相変わらず弾抜けとしては(おそらくは)強め。
これからは打点の高い飛び道具の弾抜け技として使えと言ってる感じがしますね。
自分的には全段下段なのとL版が暴れ潰しでカウンターヒットしたらそのまま地上コンボに行くのが嫌だったんですけどね。
んでもう1つはダメージ調整。
大体のコンボパーツのダメージ量が減ったので結果としてコンボ火力も落ちることになります。
後、地味に遠距離Hが回り込みに引っかからないように弱体化もされています。(ベアトリクスに中間距離で回り込みはあんま使わないような…)
クロック・オー・デルタもコンボ中の回復速度が落ちたので、画面端で2回発動も出来なくなったと見るべきでしょう。
コンボ自体は確かに選択迷わずお手軽に高火力だったので、クロック・オー・デルタによる強化というキャラ特性で火力増すようにするのが妥当ではありますが、それでもここまで完全に弱体化だけの調整というはなかなかに思い切ったやり方ですね。
ちょっと問題が多い調整対応
こんな感じでベアトリクスをピンポイントで完全弱体化するためのアプデとなるわけですが、正直これは問題が多い対応だなと思っています。
理由としては調整のタイミングとピンポイントで対応という点、そしてこれによる弊害ですね。
今回の調整ははっきり言うとキャラの評価より評判で決めた感が拭えないんですよね。
自分レベルの実力で言うのも何ですが、ベアトリクスだけをピンポイントで弱体化するよりもっと問題なキャラはいるはずです。
それでも尚、ベアトリクスだけ弱体化というのはやはり評価より評判で決めた部分が大きいのでしょう。
その評判によって1人だけピンポイントで弱体化調整するというのであればもっと早いタイミングですまん、やり過ぎましたと弱体化すべきですし、
このタイミングでベアトリクスだけ完全弱体化調整するくらいなら既に表明している大型調整まで我慢すべき、もしくは大型調整を前倒しして同時調整すべきだったと思います。
今回のような新キャラ出して評判が(強すぎる的な意味で)芳しくなかったらすぐにピンポイントで弱体化します。
これがまかり通ってしまったら今後新キャラが配信されてもすぐに頑張るというのは控えようという不信感に繋がってしまうのは否めません。
そんなことを開発側が理解していない訳はないのでそれでも決断したということはそれだけベアトリクスをサブとして触ったプレイヤーが多く、
そしてそのサブによって泣きを見たプレイヤーが多かったというのはあるのでしょう。(実際当時記事で触れるくらいにはマジで多かった)
さっさと上がるべきなサブのベアトリクスがお互いに食い合い、足を引っ張りあって適性ランクより下で跋扈したり、
それによって現段階ではそのランク帯が適性のプレイヤーがその停滞したサブのベアトリクスに蹂躙されたりで、結果として全体的にランクマをプレイするのを控えさせてしまうという余波はあったと思います。
でもそれはどちらかと言うとランクマのシステムの問題でもあると思うので、
サブキャラはサブキャラ同士で当たるように優先度を上げるとかそういう形にすればもう少し今回のヘイトによる余波は防げたんじゃないかなと。
ベアトリクス本人の使いやすさ、ランクマのシステム、この両方が噛み合った上でのヘイトだったと思うので、自分もどちらかと言うとマスターサブなどに蹂躙される側ではありましたがそれでも今回のベアトリクスは少々気の毒な形になってしまっているなと。
とりあえずベアトリクスへの謝罪と今後はこのようなことにならないように努めますまでは明言したので、
このようなピンポイント緊急弱体化は今回だけというのも明確に表明した方が次回以降のDLCキャラへの影響は少なくなるんじゃないかなと思いますね。
まとめ
正直あんまよろしくない調整タイミングとやり方だなと言わざるをえないんですが、前向きに考えるなら今回のベアトリクスの調整と立ち位置が大型調整の中心点となり全体的な方針になる可能性もありますし、それを見越したキャラ選択の時間が与えられたと思えばいいのかもしれません。
サブキャラなんか使えない自分にはあまり関係ない。
個人的にはGBVSRは楽しんでいますし、いいゲームだとも思っているので、こういうゲーム内容ではなく開発への不信感という形で人を減らしかねないというのはちょっと困る流れ。
なんで体を労わりながらも信頼感と納得感だけは保つように頑張って運営していただきたいですね。