【映画】まるでゲームな設定 バトル・オブ・チェルノブイリ 危険区域感想【レビュー】

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バトル・オブ・チェルノブイリ
(C)XESTCINEMA

製作国

ポーランド

監督
アマデウス・コツァン
脚本
アマデウス・コツァン
出演者
ダミアン・ジェンビンスキ
カロル・コピエツ
グジェゴシ・ハラマ
パウル・カスコビアク
ダリウシュ・バルシ

バトル・オブ・チェルノブイリ 危険区域(原題:OSTATNI SAMOTNK)見たので感想書いていきます。

ジャンルはアクションで上映時間は約70分です。

B級ゲームにありそうな設定てんこ盛りな映画でした。

ストーリー

チェルノブイリ原発事故から32年。爆発跡地には、突如強力なエネルギーを発生させる“ゾーン”が出現し、周辺は政府が立ち入り禁止区域として厳重に管理していた。そんな危険区域に兄を探しにきたミハウ。彼の兄は政府機関に所属し、ゾーン内の調査へ向かうという日記を残して行方不明になっていたのだ。果たしてミハウは無事にこの過酷な環境を生き延び、兄を見つけることができるのか?!

「Oricon」データベースより

めっちゃゲームっぽい設定です。

チェルノブイリの事故の後、立ち入り禁止区画(ゾーン)となった場所に極秘の研究所が設立、そこで再び謎の事故が起こり軍人と科学者が死亡、
その後事故の跡地でアノーマリーと呼ばれる空間が出来それが原因で生物の変異が発生
そのアノーマリーで超自然的な材質を有している未知の物質アーティファクトが生成される。
そのアーティファクトを求めてゾーンに侵入するストーカーと呼ばれる集団と軍の対立
そしてそこに兄のヘクトルを探しにやってくるのが主人公ミハルと。

もう完全にゲームな設定ですね。

その後ストーカー一行と合流した主人公とストーカーの拠点での武器の売買や、ゾーン内で不定期に突如発生する赤い嵐と呼ばれる現象。

ゾーン内での目に見えないが触れたら死亡する空間の発生など、兎にも角にもゲームな設定ばかりです。

ゲーマーだと何かワクワクしちゃいますね!

極め付きはミハル達が兄ヘクトルを助けるために提案されるのが、
始まりの場所で生成された治癒能力を有しているとされるアーティファクトを入手することという。

これはもう完全にゲームですね。間違いないです。

他にもミハルを救ったのが軍でヘクトルと行動していたりなど、
もうお約束が満載なストーリーとなっています。

アクション

こちらはちょっとゲームっぽい設定から期待する派手さとはかけ離れているかもしれません。

最初に出てくる改造されてそうな強敵の軍人を交えた軍との銃撃戦などはそれなりに見応えはありますが、

設定にあるミュータントとの戦闘は尺が少なくちょっとよく分からない相手のまま終わってしまいます

それぞれ別々の能力を持っていそうというのは分かるんですけどね。

因縁ありそうな強敵の軍人とのバトルが相手の素性も分からないまま中盤で終わるのもちょっとゲームっぽい感じします。

少人数チームなので設定の割には大規模戦闘などもなくこじんまりとはしていました。

大群や大量のミュータントとの戦闘などはちょっと期待していたんですけどね。

まとめ

とにかくゲームっぽい設定のバトル・オブ・チェルノブイリ。

ミュータントとの戦闘描写がもっとしっかりしていれば、
このゲームっぽさに相応しい映画にはなっていたのになとちょっと残念に思いますが嫌いではないです。

終わり方もちょっと物足りない感じになっていますが、後一歩感のあるB級ゲームっぽい映画を見たい方は是非。

尺も約70分と見やすいですしね。


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