この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
製作国
アメリカ
監督
マリオ・N・ボナシン
脚本
Alex Heerman
出演者
エリック・ロバーツ
ミッチェル・エリザベス・オシェイ
エミリア・トレロ
ジョー・エレーラ
ギャレット・シュルト
邦題の時点で内容とクオリティが予想出来る、期待出来る映画というのは存在します。
今回はもうその通りな映画シン・アナコンダ(原題:Megaboa)感想です。
ジャンルはアクションで上映時間は約85分です。
この映画の見どころ
・何も考える必要のない、ただその場で起きていることを受け止めればいいストーリー
目次
登場人物
・グレイス
マローンの研究助手で遺跡調査の一員
・マローン
リサーチ大学人類学の教授
遺跡の調査のためにエスカパダ島を訪れた
・ベンジー
マローンの研究助手で遺跡調査の一員
ドローンの操作ができる
・ホアキン
エスカパダ島に猟をしに来た密猟者
・アリソン
マローンの研究助手で遺跡調査の一員で元軍人
・アダム
マローンの研究助手で遺跡調査の一員
・ジェイソン
マローンの研究助手で遺跡調査の一員
ストーリー感想
初っ端から出し惜しみは無しです。
存在を匂わせて溜めて溜めて登場なんてそんな無粋な真似はこの映画はしません。
いきなり密猟者の2人の元に巨大蛇登場して1人始末する始まりとなります。
時間は進み遺跡調査チームが島にやってきて最初の密猟者であるホアキンと合流して分かりやすくお互いに自己紹介までするという、
視聴者的には登場人物の把握を分かりやすくしてくるというありがたい展開を見せてくれます。
そして次の日、遺跡調査の教授マローンが靴の中に侵入していた毒蜘蛛に噛まれるという本当にベテランなのか?この人という展開の早さを見せつけてきます。
しかもこの毒蜘蛛、噛んだ瞬間から既に壊死が始めるというとんでもない毒の持ち主で急いで帰ろうとしたら天候の悪化でヘリが来れないという大ピンチです。
なんて分かりやすいピンチなんだ!
薬もないんで薬草でもないかとホアキンに聞き、そこでホアキンの口から出てくる言葉は
珍しい蘭の宿主植物でジャングルの奥の木だけに寄生する通称“死神の蘭”を使えば毒の回りの抑えられるかもしれないとのこと。
何それゲームみたいな設定と名前で超かっこいい…
当然蘭の採取組と居残り組で分かれますが、採取組は道中で結構ダラダラとした会話が続きます。
というかこの映画の会話シーンは全体的にダラダラしています。
この完全な尺稼ぎがたまんないです。
蘭の元へ着いたら蛇まみれ、そして冒頭の巨大蛇も出てきて即逃げです。そして走るだけの逃走パートが長いです。
それっぽい緊張感のある採取組に対してマローン達の方は杖渡したりなどちょっとまったり気味です。
何とかヘリ出せないかと改めて連絡してもやっぱり駄目、
しかしこの手の映画にしては結構努力してくれる会社で色んなところに電話して何とか出てくれるところを探してくれます。
そしてこの電話のシーンがやっぱり長いです。
ストーリー感想(ネタバレあり)
行き当たりばったり感がたまらねえです。
島へ出てくれるヘリや船を探しますが、会社の1人があの島は危険な島ということが分かっているので急いで出てくれます。
あっさり出くわす巨大蛇とか血清なしだとやばい毒蜘蛛とか危険なんてレベルじゃねえですよ。
蘭の採取組は逃走中にはぐれた仲間を探しにまた蘭の元に戻りますが、麻酔撃ったら死んだ仲間が吐き出されます。
そしてまた逃げます。
また地味に長い口論パートがあり実はダイナマイト持ってるんだとか、もう行き当たりばったりな後付けがたまらねえです。
採取組も意見が分かれて二手に分かれますが蛇のの群れに出くわして結局すぐ合流ともうだんだんヤケクソ感が出てきます。
マローン達のパートはパートでドローンで超巨大蛇が映り、
こんな個人のドローンで巨大蛇が簡単に見つけられる島に会社も送り込む運営するんじゃないよって話ですよ。
3度目の蘭の元に向かい雑な作戦でダイナマイト使ったりして仲間が食われたり蘭を回収出来たりしますが、また追われて逃げることになるという天丼が素晴らしいですね。
天丼するたびに仲間が減ってるんですけどね!
洞窟に逃げ込むと古代の壁画とおまけで巨大蜘蛛まで登場と、本当に何でこの島は渡航許可されてるんだという生物満載です。
ついでに巨大蛇と巨大蜘蛛のあっさり決着が付く対戦パートまであるというもう内容含めて期待通りですね!
マローン達も蛇の存在を知り過去の廃墟ラボに向かい合流を試みますが何気にマローンが杖無しで歩いてだんだん訳わかんなくなってきます。
採取組が先に廃墟ラボに逃げ込み、外には一見綺麗だけど入ったら溶ける温泉、
中では斧とナタをゲットというちょっとこれからに色々な意味で期待を持たせる装備を手に入れます。
ちなみに中にも蛇が出て始末するために火を使ったら火事になるというお馬鹿すぎる展開にワクワクが止まりません。
外に出て妙な仲間意識が芽生えたホアキンが巨大蛇と1体1の一緒の画面に映らない大迫力のバトルを繰り広げます。
温泉に仲良く落ちてついに決着と思いきや、蛇が脱皮して復活。
しかしここで壁画の古代人は蛇を囲んで倒していたというヒントでも何でもない脳筋思想で立ち向かいます。
しかもめっちゃシュールに相手のお尻周辺を切り刻んでます。
何やかんやで蛇を倒し蘭をマローンに飲ませ天候不良描写もないままヘリが救助してチームは脱出し生還します。
ついでに倒した蛇よりもっとでかい蛇が倒した蛇を食べるというお約束で終わります。
まとめ
予想も期待も何一つ裏切ることのないクオリティの作品です。
もうこのタイトルで想像する通り、期待通りの映画です。
どういう期待なのかは各々の判断に任せるとして、見やすい映画ではあります。
85分とあっさり見れる時間ですし、何といっても伏線とか全然関係ないので、
その場で起きていることをただ受け止めればいいだけなので頭空っぽにして見れます。
色々考えて見る映画では取れない栄養というのがこういう映画には確実にあります。
考えることに疲れた時にはぴったりな映画ですのでたまにはこういうのも見てみましょう。
他のクリーチャー映画感想はこちら。