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今回は怪奇ADVゲーム、モスメン1966の紹介です。
ちょっと、いやかなり短めなゲームですが怪奇や都市伝説物としてはいい読み物でした。
ゲーム内容とプレイ時間
・怪奇や都市伝説を巡るオーソドックスなADV
・ちょっとしたミニゲームもあり
・プレイ時間はしっかり読んでも2〜3時間程度と短め
目次
ゲーム概要
Mothmen 1966は、『ピクセル・パルプ』という、インタラクティブ・アドベンチャーの新シリーズの第一弾です。この『ピクセル・パルプ』は、小説家のNico SaraintarisとアーティストのFernando Martinez Ruppelによって作られました。20世紀半ばのパルプ・フィクションと80年代のPCのグラフィックスにインスパイアされた、優れた文章と美しいイラストが融合した作品です。最初のシリーズは、3つのゲームで構成されており、この『モスメン 1966』、『Varney Lake』、『Bahnsen Knights』の3つのゲームから構成されています。
PSストアより
ゲームシステム
至ってオーソドックスなADVゲームのシステムです。
オートもスキップ、会話途中でのセーブなど標準的なシステムはしっかり搭載されています。
ゲーム性としては結局選択肢にはなりますが、コヨーテやモスマン達との駆け引きや戦闘などもあります。
他にはミニゲームとしてソリティアが用意されていたりします。
翻訳レベル
一切問題なし、かなり高いレベルの翻訳です。
読み進めるにあたって不満を感じることはまず無い翻訳となっています。
一人称はしっかり統一されていますし、専門用語などにも表記ブレは全くなく読みやすいですね。
ADVゲームでこれが悪いと大問題ですが、このゲームは素晴らしい翻訳レベルでした。
このゲームの良いところ
怪奇なストーリー
ADVゲームですので当然ストーリーが魅力じゃないと話になりません。
しし座流星群の年、一定の周期で誕生する二足歩行の生物達と、
都市伝説、怪奇、人類の起源などそういうのが好きな人には結構ハマるんじゃないでしょうか。
タイトルはモスメンですが実際にはオオカミメンとかウサギメンなんかも出てきてバリエーションも豊かですよ。
登場人物はホルト、リー、ヴィクトリア、この3人の視点で描かれ、他にもルーなどの第3者の登場人物もいます。
全員大人なので割と落ち着いたテイストのストーリーなのがいいポイントです。
3部作の1作目ということで話としてはまだまだ多くの謎や解決しきらない要素も多いですが、それは3部作なのでしょうがないと割り切りましょう。
ミニゲームが遊べる
ストーリー途中でソリティアが遊べるのですが、クリア後にはメインメニューからこのソリティアが遊べるモードに行くことが可能です。
ソリティアをやめるとストーリー途中から話を進めることが出来るので、ゲーム2周目のちょっとしたショートカットにも使えます。
このゲームの賛否両論点
ストーリーが1本道
合間合間で死亡エンド、所謂デッドエンドはありますが分岐等は無くEDは1つの1本道のゲームです。
3部作の1作目ということなのでマルチエンドは入れづらかったのかもしれませんが、それでももう少し過程に分岐などは欲しかったかなと。
分岐少ないのは続編ありきなのでプレイヤーに与える情報に一貫性持たせられるので必ずも悪いというわけではないんですけどね。
選択肢でセーブが出来ない
ADVなので文章読み進めていく際にいつでもセーブ可能となっているのですが、なんと選択肢表示中にはセーブ出来ません。
何で?
おそらく戦闘や逃走などのシーンで簡単に正解を出さないようにしているのかと思いますが、
この世界の人物や情報得られる選択肢でもセーブ出来ないのはちょっと困りますね。
死亡の際のリトライは快適なので別に戦闘などでもセーブ出来ても変わらないんじゃとも思うのでここはちょっと惜しい要素でした。
セーブは章開始時などにしておきましょう。
このゲームの悪いところ
お値段とボリュームは正直釣り合っていない
このゲーム正直なところボリュームは少ないです。
選択肢先を全て読むなど、どれだけしっかり読んでもおそらく2〜3時間で読み終わるボリュームです。
マルチエンド等も無くこのボリュームだと正直定価の1200円超えの値段は割高だと感じますね。
内容は悪くないのでセール時などに買うことをオススメします。
トロフィー的にはどうなのか?
このゲーム、トロフィー的にはかなりオススメです。
ストーリーが短く事前フラグが必要なのも1つだけとかなり簡単に集める事ができます。
この短さと難易度で銀トロ5、金トロ10と効率がかなりいいです。
ですのでトロフィー目当てならかなりオススメなゲームと言えますね。
こちらで攻略もやってます。
【トロフィー】モスメン1966 プラチナトロフィーへの道【攻略】まとめ
今回は怪奇ADV、モスメン1966の紹介をさせて頂きました。
3部作の1作目ということでこれ単体だとまだまだ謎は残ったまま終わるのですが、
次回作が出たら先を読もうと思うくらいのクオリティはあるゲームでした。
こういう雰囲気のADVは結構貴重なので気分転換に触れてみてはいかがでしょうか。
ボリュームは少ないので手軽に遊べますしね。
続編も出ましたよ。
他のゲーム感想はこちら。