【ゲーム】あまりにストイックすぎるローグライクゲーム Loot Lite 感想

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Loot Lite

今回はお値段お手頃、中身は超ストイックなローグライクアドベンチャー、Loot Liteの紹介です。

楽しいけどとても苦しい、そんな久々な感覚を味わえるローグライクなゲームとなっております。

このゲームの特徴とプレイ時間は?

シンプルながら多彩なクラスと絶妙な難易度で繰り返し遊べるボスなどはいない

無駄を一切省き、倒れたらゲーム的には何も残らないストイックスタイルなローグライクゲー

クリア時間は1周するのに約40〜50分ほど

ゲーム概要

最大2人で遊べるローグライクアドベンチャー。

ドラゴンは目にしたものをすべて盗んでいく…この奇妙な半島に住み着いたばかりの住人たちは、到着するやいなや、すぐにドラゴンの洗礼にあってしまう。

この不運なヒーローたちを助けて、盗まれた財宝を取り戻そう…

『LootLite』はローグライクなアーケードスタイルのゲーム。

7人の異なるヒーローの中から1人を選んでプレイし、敵の大軍と戦い、盗まれた宝物を取り戻そう。広大な半島の旅を楽しもう。

秘密に満ちたたくさんのレベルで、隠された道やさまざまな種類の武器を見つけながら進み続けよう。

【特徴】

●アンロック可能な7人のキャラクター。

●武器やルーンを見つけるために半島の隅々まで旅をしよう。

●1人でも、友達とローカル協力モードでもプレイ可能。

●シームレスなローグライクなゲーム体験。

マイニンテンドーストア、ゲーム紹介ページより。

ゲームシステム

とてもシンプルなローグライクアドベンチャー。

自動生成される7つのステージをクリアするというとてもシンプルな内容です。

最初にクラスを選択してゲームを開始。

その後道中でステージ内にランダムで配置される宝箱から入手できる武器や防具、
敵や木箱を破壊して入手するコインを使って買えるルーンを使いプレイヤーキャラを強化して進んでいくことになります。

各ステージは敵を一定以上倒すと次のステージへの扉が開き、
さらに特定ステージでは敵が落とすキーアイテムを使用したり特定条件を満たすと別のステージへの分岐もあります。

シナリオも無くボスもいませんが繰り返し遊びやすいローグライクアドベンチャーゲームとなっています。

翻訳レベル

かなり良好です。

シナリオがないのでステージ間で挟まる説明や装備やルーンの説明くらいしかありませんが何一つ違和感ないです。

強いて気になる点を挙げるとしたら、

説明の口調が距離感近いオネエ口調というくらいでしょうか。

このゲームの良いところ

お値段以上の内容

Loot Lite

お値段の安さに対してかなり遊べる内容となっています。

まずクラスは初期クラス3つ、条件を満たしてアンロックしていけば最大8つに増え、
そのクラスに適した色々な攻略が出来るようになります。実は最適解に近いのがあり似通ってるのは秘密

各クラスにはヒーロースキルという固有アクション、
敵を倒して溜めたゲージを使い使用できる所謂必殺技となるスーパースキルが各々設定されており、
そこでクラスごとの差別化がされているというわけですね。

他にも初期ライフや装備が違っていたりします。

武器も近接と投擲の2種類用意されており、
その近接、投擲のカテゴリ内でも武器によってリーチが違っていたり特殊な効果があるなど単純なカテゴリ分けに収まっていない遊びがあります。

ステージも短くボスもいませんがお値段以上のクオリティはあるゲームには入るかなと思っています。

賛否両論点

あまりにもストイックすぎる

1番伝えたいところであり好みが分かれるのは間違いなくここでしょう。

このゲームはめちゃくちゃストイックな仕上がりとなっています。

まず何と言ってもBGMがありません。

SEは当然ちゃんとありますが、タイトルとED以外は無音です。

ゲームするのにBGMなんている?と言わんばかりの超ストイックスタイルです。

そしてゲーム部分、今時珍しく死んだらゲーム的には何1つ残りません。

ローグライクだから普通じゃね?と思われるでしょうが、
それでも昨今は倒した敵の総数や死んだ回数、手に入れたアイテムの一部回収など、
倒れても次回に繋がるリワード要素が実装されることも少なくない中。

このゲームは何にも残りません。

一応途中まではクリアしたステージや進行度によってクラスやスキンの開放などはあるのですが、それらを開放した後は何も残りません。

キャラが倒れた時残るのはプレイヤーの学び、経験値、そして後悔のみです。

今時珍しいくらい完全にプレイヤーの成長だけでクリアさせようとしているスーパーストイックなゲームとなっています。

ここは本当に好みが分かれる部分で倒れた時にゲーム内に何も残らないとただ無意味に死んだと思う方には向いておらず、
プレイヤーの経験という部分に成長を感じることに意義を感じられる方なら楽しめるかは別として適正はあると思います。

このゲームの欠点

武器が1つしか持てない

それなりに多彩な武器がある本作なんですが、ゲーム内で持てる武器は1つのみとなっています。

ここは明確に欠点で折角多くの武器があるのにあまり使い分けが出来ないんですよね。

一応ステージ内での宝箱から入手する武器は今持ってるのと交換という形になるので、
先のフロアにいる敵の構成や配置が今の武器だと苦手だなと思ったらその武器を一時的に持っていくなどは出来るのですが、

それでもやっぱり2つは武器を持ち込みたかったですね。

近接と投擲武器持たせて適時使い分け出来る方が楽しく遊び幅も増えたかなと思います。

ダメージ後の無敵時間が皆無

これはかなりやばいです。

一応アクションなのにダメージを食らった後無敵時間が皆無です。

これにより敵に囲まれてる状態でダメージを1回でも貰ったら死が見えます。

敵との当たり判定を透過ささることなど当然出来ないので所謂食らい抜けなどは一切出来ないゲームとなっています。

囲まれたら死が見えるので常に一方向から敵が来るように立ち回る必要がある恐ろしいゲームです。

時々尋常ないレベルの処理落ちが起きる

このゲームの本当にダメなところですね。

といっても自分はPS4でプレイなのであくまで自分のおま環であり、環境によっては起きない可能性は十分過ぎるくらいあると思います。

それはさておいてたまにフリーズしたのでは?と思うくらい尋常じゃないレベルのの処理落ちがこのゲームは起きるんですね。

このドットグラフィックで一体どんな処理が?と思うくらいのレベルです。

理由や原因は何となく分かっており、ステージのオブジェクト、敵の数やその敵の広範囲攻撃など、様々な条件が重なると起こるようです。

それなら頻度は低そうと思うでしょうが結構起きます。

特にダンジョンとラストステージはオブジェクトと敵の性質が合わさってかなり起きやすかったですね。

フリーズではないのでしばらく待てばまた動き出すので安心していいですが、
ノーダメクリア狙う時にこれが起きると発狂しそうになりますね。

トロフィー的にはどうか?

先に結論を言うとトロフィー目的ならおすすめできません。

といってもプラチナ狙うかどうかでもオススメ度は変わったします。

プラチナは別にいらんよと言うのであればもっと効率のいいのはあると思いますが、プレイしても損はしないかなと。

銅トロが無く銀トロと金トロしかありませんし、プレイ始めは苦しいでしょうが、
慣れさえすれば各クラスで1周づつ合計8周するだけで大量の金トロ貰えます。

8周って多くね?と思うかもしれませんが1周が短いので…

ただしプラチナを目指すのであれば話は変わります。

これはプレイヤーの腕と運によっては地獄を見ます。というか見ました。

理由としては単純、1周ノーダメクリアのトロフィーがあるからですね。

これは地獄です。敵の配置、入手ルーン、そして処理落ちと運の要素とも戦わなくてはならないので、


このゲームを楽しみたいのではなく、ただプラチナが欲しいんだという人はやめたおいた方がいいかもしれません。

トロフィー攻略記事はこちら。

Loot Lite 【トロフィー】Loot Lite プラチナトロフィーへの道【攻略】

まとめ

スーパーストイックなローグライクゲームのLoot Lite。

ストイックすぎて色々と省いていますがリプレイ性は高くお手軽なローグライクゲームとしてはハマれる人はハマれると思います。

難易度も絶妙でございます。

欠点の項目の方が多いのでもしかしてお嫌い?と思われそうですが、全然そんなことはなくむしろ好きな部類です。

好きな項目は1つでも大きい比重で、

欠点は項目が多いけど1つ1つはちっちゃい比重というだけです。

粗があるのは確かですが、お値段考えるとかなり遊べる部類のゲームだと思うので興味を持ったなら是非とも。

Loot Lite

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