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キャラの個性や役割がはっきりしているのは良質なSRPG。
今回はそれをしっかり満たしてくれているSRPG、Reverie Knights Tacticsの紹介記事です。
ちょっと短めではありますがいいSRPGでした。
どんなゲーム?プレイ時間は?
・キャラの役割がしっかりしていて難易度は高めながらもしっかりとしたバランスのSRPG
・プレイ時間は慣れてない1周目は約8時間程、コツを掴めば5〜6時間程
Reverie Knights Tacticsの良い点
・レベルバランスがしっかりしており、常にひりつきながらもクリア可能なゲーム難易度
・キャラは少ないものの個性、役割がしっかりしており捨てキャラがいない
・難易度が選択可能でクリアを目指すなら低難易度でもプレイ可能
Reverie Knights Tacticsの賛否両論点
・寄り道要素は多少あるものの進行は一本道で所謂フリーマップに該当するものがない
・キャラクターデザインが好みが分かれる
Reverie Knights Tacticsの欠点
・レベルアップ時に能力振り分けがあるものの明確な最適解があり、実際は自由度がない
個人の感想としてはこのような感じです。
紹介したいと思ったゲームなので当然ですが、良い点の方が多いですね。
それではゲーム概要の後に(どうでもいい方は飛ばしちゃって下さい)それぞれの評価点について説明していきます。
目次
ゲーム概要
Reverie Knights Tacticsは、等尺性グリッドでの戦略的な戦闘を楽しむターン制ストラテジーRPGです。また、Reverie Knights Tacticsでは、あらゆる決定がストーリーを変えるとともに、キャラクターの変化にもつながります。
大陸全土を恐怖におとしめたゴブリンの脅威と戦いながら、大昔に失われたエルフの都市レノリアンを見つけ、愛する者を救うために遠征の旅に出発しましょう!
プレイヤーは、それぞれに独特の能力やスキルを持つ英雄たちのパーティーを率いて、いろいろな戦略で敵を倒していきます。
奥深いマップやシナリオ探索を特徴とするファンタジー世界で、ビジュアルノベルスタイルで壮大な冒険を体験しいましょう!
回収したお宝から新しいアイテムや装備をクラフトして、使用したり装備させたりすることで、戦略的に優位な立場に立つことができます。
主な特徴:
● 美しい手描きアート:ペンシルスケッチから完全なディテールカラーまで緻密なマルチレイヤーのアートワーク。
● プレイヤーの決定に左右されるストーリー:クエストを通した決定が、ストーリーや他のキャラクターの反応に影響を及ぼす。
● キャラクターカスタマイズ:キャラクターのステータス、スキル、装備をカスタマイズして能力アップ!
● アイテムのクラフト:世界の探索時に強力なアイテムを回収して、新しいアイテムをクラフトして組み合わせを発見。
● 探索:隠されたクエストをアンロックしたり、パズルを解いたり、シナリオや邪悪なダンジョンを探索したりと、広大なマップを旅しよう!
● 最大4人の英雄キャラクター:それぞれに独特の能力やスキルを持つ4人の英雄を操作して、いろいろな戦略で敵を倒そう。
● 戦闘フェーズ:敵の戦略に対抗して、先を読み、毎ターン完璧な戦略を熟考しよう。
● インタラクティブな戦闘シナリオ:戦闘環境を操作し、シナリオ効果を活用しよう!
PSストアページより
このように戦闘だけでなく探索、謎解きや鍵開けなどもあるゲームとなっています。
ストーリー
主人公オーロラがゴブリンに支配されたエルフの国へ、使命と養父の探索のために訪れるストーリーです。
ストーリーでは選択肢によって秩序と混沌この2つのどちらかのレベルが上がり(所謂ロウとカオスってやつですね)
この選択がレベルアップ時の習得スキルやEDの分岐に関わってくることになります。
翻訳レベル
翻訳レベルは良質な部類です。
所々でちょっとおかしな部分はありますが、基本的に破綻したような表現は存在しません。
この良質な翻訳レベルによりキャラクターにも愛着がしっかり持てる読み物となっていますね。
レベルバランスがしっかりしている
このゲーム、バランスは本当にいいです。
難易度そのものは高めですが、ステージのギミックやキャラのスキルを駆使すればすんなり勝てたりなどします。
ステージでは達成条件というものがあり、これは所謂ミッションですね。
条件を満たせば経験値やコグニというお金に該当するものがたくさんもらえるようになっており、
これを満たしながらクリアするルートを捻り出すのもまたたのしいです。
救済措置としてはフォーカススキルという各キャラの必殺スキルが用意されており、
ステージクリア直前でフォーカスゲージを貯めておけば、次のステージの開幕で一気に敵を減らせるので困った時の最終手段として使えます。
ゲーム本編の短さ故に戦力予測が容易なためやれたバランスの良さだと思いますが、この難易度調整は絶妙でした。
キャラの個性、役割がはっきりしている
このゲームのユニット、これは僅か4人しかいませんがそれ故の全員で勝利を掴み取るための個性があります。
ざっくり分けると遠距離サポート2人、近接火力1人、タンク1人というバランスです。
誰1人として欠けるわけにはいかない個性なのでとても楽しいです。
特にタンクとなるブリガンディン、彼女無しでは間違いなくこのゲームはクリア出来ないレベルです。
SRPGでタンクがここまでタンクとして機能するのは珍しいので良いバランスでしたね。
ストーリーでも各キャラ個性があるので終わる頃にはこの相棒達に愛着湧くこと間違いなしですよ。
難易度が選択可能
普通にやると難易度の高いこのゲームですが、低難易度も用意されているという親切設計です。
ノーマルモードが普通のモード、ストーリーモードが低難易度モードとなります。
ストーリーモードの難易度調整はこのようになっています。
・ノーマルモードより敵が弱くなっている
・戦闘ごとにキャラのHPやマナが回復する
・アイテム入手量が増える
とこのように難易度がかなり下がります。
特に戦闘ごとの回復は大きくこれで回復アイテムにかなり余裕が出来るというかダダあまりします。
ストーリーは気になるけど高難易度は面倒という方はこちらのモードをやると快適にプレイ出来ますよ。
所謂フリーマップに該当するものがない
こちらは賛否両論なところですね。
多少寄り道要素やダンジョン的な攻略はあるものの、一度クリアしたステージはもうプレイなどは出来ませんし、フリーマップなどもありません。
つまり完全に限られたリソースや経験値の中でクリアを目指すというゲームな訳ですね。
これはバランスの良さにも繋がっているのが利点、キャラの育成というものを主に見ているプレイヤーには欠点という要素ですね。
キャラクターデザイン
これは好みが分かれると思うキャラデザとなっています。
失礼な言い方をしてしまうとバタくさいデザインというやつですね。
ただストーリーを進めればキャラにはちゃんと魅力を感じるとは思います。
見た目で入ると欠点、中身を知れば気にならない…かもしれない要素ですね。
育成に明確な最適解がある
これは個人的には欠点でした。
一応レベルアップ時に攻撃、テクニック、防御、
この3つに能力を割り振ることが出来るのですが。
まぁこのシステムだとよくあるようにキャラの強みに全振りが最適解です。
近接キャラなら攻撃、サポートならテクニック、タンクなら防御とこれ以外に振る理由がないレベルです。
特にこのゲームは短めというのもありレベルの上限の低さがこの傾向にさらに拍車をかけています。
1ポイント、1ポイントの重要性がレベルの上限の低さ故に重たいので遊びを入れる余裕がないんですよね。
これは自由度があるように見せて実は全然ないという部分なのでちょっと勿体ない要素かなと思いました。
まとめ
短く高難易度ながらもバランスの良さで楽しめるReverie Knights Tactics。
見た目から入ろうと思うとキャラデザで敬遠してしまいがちだと思いますが、蓋を開けるとみんな魅力的。
自分は戦闘、ストーリー共にブリガンディンがお気に入りです。
ストーリー、ゲーム共にミドルプライスとしては良質な部類なのでSRPGに飢えてる方は是非ともプレイしてみて下さい。
他のゲーム感想はこちら。
キャラ性能解説なんかもやってます。
Reverie Knights Tactics キャラ性能解説