【映画】スパイ・エリート 感想 豪華さに対してあまりに低空飛行過ぎる

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© 2025 Alarum, LLC

製作国

アメリカ

監督
マイケル・ポーリッシュ
脚本
アレクサンダー・ヴェシャ
出演者
シルヴェスター・スタローン
スコット・イーストウッド
ウィラ・フィッツジェラルド
マイク・コルター
ラ・モンド・バード
ベイリー・エドワーズ

 今回はアマプラにて鑑賞の映画、スタローンが出ているアクション映画、スパイ・エリート(原題:Alarum)の感想。

 出演俳優は豪華。しかしB級好きたる物、それだけではまだまだ油断はしない。ただ見る以上は警戒しても受け止めるしかないのですが、果たして味はするのか?

 ジャンルはアクションで上映時間は約95分となります。

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あらすじ

かつて敵対組織のスパイ同士だったジョーとララは、結婚して人里離れた冬のリゾートで暮らしていた。しかし隠遁生活は、近くで起こった飛行機墜落事故によって一変する。ジョーは墜落した航空機からトップシークレットのフラッシュドライブを発見し、たちまちドライブを狙うあらゆる組織のターゲットに。ジョーとララは平和な生活を捨て、過去に身につけた戦闘スキルを駆使して、迫りくる敵の猛攻から生き延びようとするが…。

DMM TVより

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登場人物

ジョー

元工作員の男

敵対していた工作員であるララと結婚し、身を隠していたが墜落してきた飛行機を調べたことで事態が一変していく

ララ

ジョーの夫で彼とは敵対していた工作員だった

ジョーとは違い、とある組織の工作員として動いている

チェスター

裁定人の男

組織から抜けたジョーを始末するために送り込まれる

ジョーとは過去に組んだことがある

オーリン

敵対している工作員

飛行機墜落に関わっている

ざっくり概要

 ここからはいつも通りに途中までのざっくりとした内容を。

 2019年プラハ

 ここで敵対し戦闘していたスパイだったジョーとララ。
 しかし5年後、2人はひかれあい結婚し現在は普通の夫婦として暮らそうとしていた。ジョーは自分を探しているかもしれないと飛行機などには警戒しながら。

 とある組織の工作員を続けているララの元には“状況に変化あり、待機せよ”と連絡が入っていた。
 そのためジョーはローランド夫婦の妻であるブリジットを任され仕方なく他の客と共に森歩きに向かう。すると森歩きをしていたジョー達の目の前に飛行機が墜落するを

 墜落した飛行機の様子を見に行くジョーとブリジット達。
 調べると乗っていた操縦士達は事故ではなく射殺されており、撃った犯人は辺りには見つからない。ジョーはその手口から相手はプロの仕業ということをジョーは見抜くのだった。

 飛行機でまだ繋がっていた通信機からジョーとブリジットの事件に対する推察の会話がアメリカの本部に届き、5年前に行方不明になったジョーの位置がバレてしまう。そしてその飛行機は麻薬取締局の機体だった。

 ジョーは彼らが殺された原因を探るために操縦士の腹を裂く。
 そしてその中から原因と思われるフライト・ピルを取り出すが、いつの間にか銃を持った男達に囲まれていた…

© 2025 Alarum, LLC

 現れた男オーリンに射殺されるブリジット。ジョーにも銃を突きつけられが隙を見て銃を奪い反撃に移る。

 その頃裁定人のチェスターという男に本部の方から連絡が入る。
 墜落した飛行機に出会したジョーが行方不明になっていた間に“アララム”という組織に入ったと誤解して彼の始末をチェスターに依頼。
 その一方で自分の組織からローランドを守れと依頼されたララはローランドを匿い身を守る準備を始める。

 森の中で単身銃撃戦で数を減らし、敵のバイクを奪い逃げるジョー。
 するとオーリンがララのいる宿に部下を向かわすとジョーに大きな声で伝え数人の部下を残して宿に向かうのだった…

 武器を得るために町に辿り着いたジョー、コテージを回る男達からローランドを守るために戦闘を始めるララ。
 ジョーは本部に電話をして副局長のバーブリッジに繋ぎ、飛行機の件は敵の工作員であるオーリンの仕業でジョーを追っていたのはそのオーリンだった。自分は関与しておらず、また操縦士の腹にあったオーリン側の狙いのUSBについても情報を提供する。そして自分が解決するからチェスターは帰らせろと要求する。

 ララと連絡をしてサプチャークの家で落ち合うことを決める2人。
 チェスターの方は本部にジョーがフライト・ピルを確保したらジョーをそしてララも一緒にいたら両方とも消せと指示を受ける。再会するジョーとチェスター、オーリンの部下に囲まれ銃撃戦を開始される。

 篭城をする2人。するとチェスターがジョーに注射を打ち残り1時間で毒が回ると言う。人生最後の1時間は退屈させないと、現れたオーリン達との戦闘が始まる…

豪華だけど何もかも低空飛行

 スタローンを始めとする豪華俳優陣、オサレなOPと中々に期待出来るのでは?と思わせる冒頭。
 しかし、実際にはそこで力尽きたのかストーリーもアクションも低空飛行と言う言葉が良く似合う映画でした。

 まずストーリーなんですが、個人的にはびっくりするくらいにノレませんでした。

 理由としては自分の中ではっきりしていて、登場人物達の中で情報や感情が完結しているからですね。

 この映画、元工作員が所属していると“思われる”組織、“アララム”や

原題ですね。

 敵としてはオーリンという工作員も出るのですが、この2つの情報がマジで全然こっちには分からない。

 登場人物達は確かに分かっているんですよ?

 アララムのことをあの組織とか言ったりしますし、僅かながらの情報なら国や政府に属さない存在などと言われてはいます。

 でも、どういう活動や国や政府にとってどういう不利益があるのかなどは全然語られない。それでいて登場人物達は理解しているので画面の向こうとこちらで認識が全く一致しないんですよね。

 オーリンについてもそう。

 敵対する工作員ということで有名らしいのですが、どういう活動をしているのかがこれまた見えない。
 なのにやっぱり視聴側だと初対面なのに登場人物達はオーリンのことを知っていて、危険性などを認識しているんですが、すいませんその感情こっちとは全くリンクしていません。

 タイトルになる組織と敵。この両方がそんなもんですから主人公のジョーと妻のララに関してもよく分からなくなってくる。

 ジョーは5年前に組織を一方的に辞めたとありますが、何で辞めたのかが全然語られない。
 ララはララで現在はアララムに所属しているらしいのですが、何でそっちに鞍替えしたのかも分からない。

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 作中の元組織がまぁまぁよろしくないので嫌気が差したのだろうと推察は出来るのですが、でも明確なきっかけとかが語られなく本筋の中で徐々に明かされるのだろうと思っていたら、たまたま巻き込まれただけなので、実は本筋に関係なかったりするから困ってしまう。

 なんで実はジョーもララもオーリンもそれぞれの目的と相手の目的は本来関係ない存在なんですよね。

ジョーは辞めて暮らしたいだけだし、ララは旅行ついでに護衛対象を守っているだけ、オーリンは飛行機の手荷物を狙っただけと、互いの目的が全然関係ない。
 しかもそれがストーリーの進行で実は繋がっており…なんてこともなく、本当に無関係なまま進行するので、スパイ映画としても何か間違っていないか?と思わなくもないストーリーなんです。

何なら護衛は忘れられるぜ!

 その目的違い故にオーリンとの一時協力や裏切りがあるのは悪くはないのですが…、うーん、誰にも感情移入出来ないし、情報が足りないからここら辺もイマイチ胸躍ることもなかった。

 アクション面でも同様で何か動きがもっさりしているので格闘はあまり見応えなし。
 銃撃戦もマズルフラッシュや血飛沫の合成感強くて、グレネードに関しては室内への爆発を赤色灯で光らせて済ませているので、どこもかしこも迫力がない。

© 2025 Alarum, LLC

 スパイらしく派手さはいらないということなのかもしれませんが、でもこれスタローンが出ている映画なんですよね。
 徹底的にスパイ要素入れるならこれくらいの派手さでも良いんですけど、その割にはご機嫌な音楽流したりするので、曲や俳優を使っている側の理想と現実に差があったんじゃないかなぁとどうしても画の弱さから感じてしまいましたね。

 話もアクションも低空飛行。

 なら頼るべきはスタローン演じるチェスター…なんですが、まぁ概ねの予想通りに出番は少なめだし、最後はジョーにやり込められると良いとこはなし。

© 2025 Alarum, LLC

 この手の規模に良くある大物起用の使い方程度に留まってしまっていましたね。

 最初銃撃戦参加した時はおっ?と思えたんですが、そのまま参加し続けてくれていたら、アクション面での不満は大分解消されていただろうなとは勿体無い気持ちに。

 なんというか豪華な俳優陣とオサレなOPで力尽きてしまったか?と思うくらいには、ストーリーは情報提供の少なさで繋がりが見えませんし、アクションは合成感が強過ぎる。

 改めて振り返ると 不測の事態故に全員行き当たりばったり、スパイ映画の駆け引きより、コメディの構文に見えるのもチグハグに感じた要因なんだよなぁ。
 そんな中だからこそチェスターに毒を飲ませるというちゃんと思惑通りにしたラストのジョーが映えて痛快!…のつもりだったのかもしれませんね。

 俳優と冒頭の期待の割にはどこまでも低空飛行な内容でした。

まとめ

 すっごいつまらないかと言われるとそうでもないんですが、なんというか味がしない内容。

 俳優とOPからの期待値に満足にしっかりと応える映画だったら流石にこの俳優陣用意しただけはある映画だった!と言えましたし、文句なしでクソ!とかだったらやっぱスタローンで釣るだけの映画でしかなかったかぁとも言えたのですが、この映画はどこに対しても薄味な何も深く語るつもりになれない。

 これは多分深く見せようとしているのに推察するだけの情報が提供されないから、最初からこちらに共感や熱を持たせない作りになってしまっているから(少なくとも自分はそうでした)でしょうね。

 スタローン出ているのに、ここまでどこのシーンでもノリきれない映画とは考えもしませんでしたね。普通のB級なら絶対スタローンの出番に興奮なりツッコミなり入れながら見れたと思うのですが、それすらも浮かばない、無味無臭な映画でした。

 スパイ映画見たのにここまで書くことが少ないかと思いましたが、それだけ考察や推察の材料が登場人物の頭の中だけで処理していてこちらには提示されなさかった独りよがりさが目立った形。

 まぁ、なんというか好きにも嫌いにもならない映画でした。

こういうのが熱を持てなくてある意味1番困る。

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