【映画】ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ! 感想 この昔気質な匂い、たまんねぇ〜

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(C)2016 EUROPACORP -STUDIO BABELSBERG

製作国

ドイツ、フランス、アメリカ

監督
スティーブン・クォーレ
脚本
リチャード・ウェンク
リュック・ベッソン
出演者
ユエン・ブレムナー
ディミトリー・レオニダス
J・K・シモンズ
シルヴィア・フークス
サリヴァン・ステイプルトン
ディアミッド・マルタ
クレメンス・シック
チャーリー・ビューリー
スラボー・ソビン
ジョシュア・ヘンリー

一々必要ないとこでも挟まれるアクション!
昔気質な人情味あるラスト!
このコッテコテな2000年代までのノリが

たまんねぇ〜

 今回はアマプラにて鑑賞の映画、ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!(原題:Renegades)の感想。

 やってることはドシンプルでとにかく頭空っぽにして見れるアクション映画。
 でもその中に昔気質な懐かしさとラストの気持ち良さを入れていておっさんにはとても心地よい映画でした!

 ジャンルはアクションで上映時間は約105分となります。

(C)2016 EUROPACORP -STUDIO BABELSBERG

あらすじ

ド派手にやろうぜ!原案・脚本・製作は巨匠リュック・ベッソン! 
1995年、紛争末期のサラエボ。強引かつ大胆な戦略で敵の将軍を拉致、敵に囲まれたら戦車で大暴走とやりたい放題のマット率いる5人のネイビーシールズ。上官のレヴィン少将も手を焼く毎日。そんな中、メンバーの1人が恋に落ちたウェイトレスから聞いた、湖に沈んだナチスの金塊・総額3億ドルの話。それさえあれば、戦争に苦しむ避難民を救うことが出来ると懇願され、5人も作戦を立てることに。タイムリミットはわずか8時間。敵陣真っただ中にある湖の水深45mの湖底から、重さ27トンの金塊をどう運び出すのか?彼らのとんでもない奇策とは!?史上最強のアウトサイダーたちが挑む、前代未聞の奪還作戦、遂に始動!!

Rakuten TVより
Asmik Ace

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登場人物

マット・バーンズ

ネイビーシールズの隊長

スタントンとララの関係、そしてララの話した金塊の在処とその目的を知り部隊単位で協力をする

スタントン・ベイカー

ネイビーシールズの隊員

ボスニアの任務で出会ったララと心を通わせ、彼女が祖父から聞いた金塊の入手に協力する

ジャクソン・ポーター

ネイビーシールズの隊員

愛称はJP

カート・ダッフィー

ネイビーシールズの隊員

ベン・モラン

ネイビーシールズの隊員

計算が得意で沈んだ金塊の回収方法について立案する

ララ・シミッチ

マット達がボスニアで出会ったバーの店員

愛国心が強く復興のために自身の名前のついた基金を設立した

祖父が昔話で語った金塊を回収して復興のために使おうと思い、心を通わせたスタントンに協力を求める

ジェイコブ・レヴィン

少将

マット達の上官で彼らの強引な作戦に苦言を呈するものの否定はしない

ペトロビッチ

紛争を行っている指揮官

作戦を邪魔するネイビーシールズ達を狙う

ざっくり概要

 ここからはいつも通りに途中までのざっくりとした内容を。

 1944年8月、ナチスの侵攻、そしてその殲滅作戦の影響で1つの村が湖に沈んだ。

 1995年サラエボ。

 マット率いるネイビーシールズ達は現地の紛争に参加し、記者に変装して敵である将軍の確保にあたる。

 将軍の確保には成功したものの敵には囲まれ、緊急の救助は容認されない。
 そのため彼らは戦車を使い市街地中心で派手に暴れて敵の指揮官ペトロビッチの追手を撒いて作戦を成功させるのだった。

 予定とは違う強引な作戦。
 これによって上官のレヴィン少将からは非難され、ネイビーシールズは3日間の“休暇”を与えられてしまう。

 “休暇”を与えられたネイビーシールズは現地についてから行きつけのバーで飲み、そこにいる1人の店員ララと交流する。

 飲み終えた後、隊長のマットは部下のスタントンにペトロビッチが自分たちを狙っているから用心しろと警告し、彼と別れる。
 そしてスタントンはララと密かな逢瀬を重ねていた。

 ララに対して帰国する時に共に来てくれないかと誘うスタントン。
 だが彼女は国で自身の名前がついた基金を設立し復興のために尽力したいと断る。

 その時急に彼女の兄と3人の男が家に押し入り、ララの持つ何かを寄越せと脅すも、スタントン、そして様子を見にきたマットが彼らを返り討ちにしてララを救う。

 狙われた心当たりをララに尋ねる2人。

 するとララは1つの金塊を持ち出し、彼女の祖父にまつわる昔話を語るのだった。

 ララの祖父が語ったこと、それはかつて祖父が住んでいた村がナチスの襲撃にあい、祖父の母親が身を挺して祖父を逃したこと、
 そしてその道中でナチスが持っていた大量の金塊の1つを拾ったこと。

 逃亡の最中、ナチスと敵対する兵士に保護され、その兵士はダムを爆破して村を沈める爆弾の起爆を祖父の復讐のために譲る。
 そして祖父が起爆した爆弾により、祖父の村、そして大量の金塊は湖の中に沈んだのだった。

 ララの話をネイビーシールズの仲間に話すマット達。
 湖に50年間水深45mの湖底で沈んでいる全部で3億ドルする2000本の金塊。
 敵の陣地ど真ん中にあるそれを回収するかどうかを。

 作戦に参加するか決める前にマットはララに1つの懸念を示す。
 彼女が金塊を1人持ち出さない保証はあるのか、部下を危険に晒すのに彼女が約束を守るのかを。

 現地の復興のために使うというララの覚悟を聞き協力を決断するマット。
 こうして“休暇”を与えられているネイビーシールズ達の密かな作戦が始まるのだった。

(C)2016 EUROPACORP -STUDIO BABELSBERG

 懸念事項である金塊の重さ、作業にかかる時間、そして酸素の量、それらについて1つ1つ対策を導き出していくネイビーシールズ。
 しかし、村の沈んだ湖には敵の哨戒艇が35分間おきに現れていた。

 ネイビーシールズが作戦を立案している一方。

 ララの家に押し入った男達はララの居ない間に金塊を盗み出し、換金をしようとするもペトロビッチの部下達に通報され捕まってしまう。

 この金塊をどこで手に入れたのか男達に尋ねるペトロビッチは金塊の情報を朧気ながらに掴んでいくのであった。

 作戦立案中の最中、レヴィン少将に呼ばれるネイビーシールズ。

 彼の口から語られたのは先日の作戦についてはお咎めは無くなったこと、しかし今後の懸念事項となるネイビーシールズに対して36時間以内に帰国しろという命令だった。

 引き揚げにかかる時間を考えると36時間では不可能。仕方なくマットは作戦を断念する決断を下す。

 ララに作戦の中止と帰国を伝えるスタントン、最後にビールを飲み明かすマット達。
 ビールを飲んでいる時、ベンがとある作戦を思いつくのだった。

 沈んだ村での金庫破りが難しいのは1時間しか潜れないから。
 なら空気のある作業基地を作れば、連続で作業出来、減圧するのは最後だけで済む。
 ビールの中に入れた蓋のように気密空間に空気を送り込めば…
 スタントンとララに沈んだ村の状況を聞き、塔の鐘を使い空間を作ることが発覚。
 これにより作業時間は最長で8時間可能。そしてそれは夜明け前に戻れる作戦だった。

 帰国前に緊急で作戦を開始するネイビーシールズ。
 すぐさま座標に向かい潜水し、目論見通りに鐘を使って気密空間を作ることに成功する。

 しかし、時を同じくしてペトロビッチはララの家を散策して、地図に書かれた座標、そして彼女が潜水を目的として出ていることに気づいてしまう。

 気密空間を作り銀行の壁に辿り着くネイビーシールズ。
 金塊を目前とする彼らの背後からはペトロビッチを始めとした執拗な追手が迫り来るのであった…

ナチス、金塊、マッチョ感あるストーリー

 ナチスの隠し財宝である金塊を苛烈な作戦を行う荒くれ気質なネイビーシールズ達が回収に向かうというどこか懐かしい感じになる本作のストーリー。

(C)2016 EUROPACORP -STUDIO BABELSBERG

 基本的に捻りは全然無い、正しく王道なマッチョなお話。
 なので今時アクション映画でも珍しくなった頭空っぽにして楽しめる娯楽作となっています。

 しかし、娯楽と言っても全力でやらなければ娯楽にはならない。

 どこか手を抜いていたり、派手さを疎かにしていると真っ直ぐなマッチョな話は絵的にはただのつまらない映画になってしまう。

 その点、この映画は安心安全設計の作り。

 派手な絵面、気持ちいい終わり方と昔懐かしの香り漂う正しいマッチョ映画を完遂しておりました。

マッチョ!アクション!懐かしい!

 真っ直ぐなお話し故に大事になるのはいかに真っ直ぐさに豪華な装飾を加えられるか。

(C)2016 EUROPACORP -STUDIO BABELSBERG

 その装飾として選ばれたアクションは実にマッチョ!実に懐かしい!
 そんな構成の挟み方をしてくれる気持ちよさのある内容でした。

 開幕からいきなり無駄に大暴れ。
 潜入作戦、銃撃戦、戦車。昔ながらのノリで人道や被害なんて気にしない市街地ど真ん中で戦車で突っ切る!これを開始10分でやるのだから、
 あっ、これは頭空っぽにして見ていいなと観客に分かりやすく親切に伝えてくれているんですよね。

(C)2016 EUROPACORP -STUDIO BABELSBERG

 しかも敵に囲まれたら戦車ごと川に落ちて銃撃を凌いで脱出するという派手さと機転で彼らの実力まで示してくれるのです。

 その後のアクションも実に需要を分かっている。

 中盤はみんな大好き金塊回収のための作戦準備パートに入るのですが、これだとアクションはどうしても弱めになる…
 と思っていたら、協力を頼んだヘリのパイロットが無駄に敵地ではしゃいで戦闘機と空中戦!酔っ払って他の部隊の仲間と殴り合いの喧嘩!

 話的には全く必要ない、でも観客の需要的には必要なアクションをちゃんと挟む、矛盾した言い方ですが、不必要だけど必要なご機嫌なノリを挟んでくれるんですよ。

 もうこれはね、2000年代までの匂いを強く感じるノリ。
 2010年代の映画でこのようなノリが見れるとは思わず、こっちまでご機嫌な気分で楽しめる。
 映像的な豪華さもある形でこれをやってくれるのはいまや貴重ですからね、このノリだけでグー👍ってもんでしたわ。

 ただラストだけはちょっと物足りない。

 なぜなら1番盛り上げなきゃいけないはずの最後の戦闘が水中戦のために、どうしても絵的にはもっさりで地味なんですよね。

 一応上から手榴弾で派手に爆発させてくるのですが、その相手の派手さに対してネイビーシールズ達が派手な反撃をしないために逆にこの部分の派手さが浮いてしまっている。

 しかも決着がネイビーシールズの手によってではなく、味方のヘリの機銃によって終わってしまうというのもやや肩透かし。

 オチの部分だけこんな不利な状況ならネイビーシールズでも普通敵うわけないんだから…
 なーんて真面目さ出して増援によって片付けるなんてリアルさを意識した2010年代以降のノリにしなくてもいいのになぁ。

 といっても残念なのはこのラストだけ。
 総合的に見ればこのアクションの内容、挟み方、これら全般から漂う懐かしい匂いは実におっさんに馴染む内容。

 豪華にシンプルにそして被害なんて考えずに行うアクションというのがやっぱりアクションの華の1つなんですよ。

昔気質の話って本当にいいもんです

 アクションに漂う懐かしい香りはストーリーの展開やオチにもベタという形でしっかりと漂っております。

 銀行に辿り着いたものの金塊は全然なく、徒労…と思ったら建物の倒壊で逆さになっていたからと別の壁を貫いたらしっかりと大量の金塊が見つかるとかベタもいいとこですし。

 ただそれ以上にこの金塊を現金化してからの渡され方がマジで昔気質のノリで最高。

 その味を出しているのが、ネイビーシールズの上官であるレヴィン少将。

 ネイビーシールズに苦言を呈し、彼らの行った作戦に滅茶苦茶キレるものの、行動自体の否定はしないという頑固だけどいい親父みたいな上官なんですよね。

 その頑固親父な彼が最後にやった行動が本当に良い。

(C)2016 EUROPACORP -STUDIO BABELSBERG

 金塊をブローカーである義兄に現金化させた後に金塊を回収したネイビーシールズに小切手を渡すのですが、
 ネイビーシールズには端金を渡して少将がピンハネをしたと思わせておいて、残りの金額全てがララに渡されているという種明かし。

 実に渋い!そして良い昔気質の人情!

 これを受けてネイビーシールズ達もララに自分達が貰った金を全て渡すという流れもまた良い。
 金のためじゃない人のために戦い、復興のために自分達の貢献を授ける。

 ここまで気持ちいい人情話のオチはそりゃもうみんな大好きですよ。

 何気に味方からは犠牲者が出ないところも含めて、これは昔気質を今の技術でやっている話なんだなってこれも一種のレトロブームかもしれませんね。

まとめ

 登場人物も製作もやるべきことをやっている実に安定した内容のアクションでしたね。

 ここまで昔気質の映画だと一種の古典の作りなんですが、手を抜くと貧相に見えてしまいますからね。
 その点この映画は絵的には問題無し、登場人物の行動もラストが良すぎて、とにかく気持ちいい映画という言葉が相応しい。

 今やここら辺のノリはB級、しかもお約束をなぞるだけで貧相になりがちな所が作っているので、豪華なお約束を見れただけでこの映画には自分は満足しました!

 とにかく頭空っぽで見れるので、何かと考察を挟みたがりがちな映画に疲れた時にはとても効く映画だと思いますよ。

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