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4月13日スパロボ30の最後のDLCとおそらく完結エピソードが入っているアップデートの発表がありました。
今回はDLCの内容とスパロボ30のDLC販売戦略や内容はどうだったのかという私見を語っていこうと思います。
目次
第3弾DLC、最終アップデート
前2つのDLCの内容からも想像できた通り追加DLCが来ました。
追加参戦作品は6作品と多く内容自体も新規、既存の作品共にサプライズのある内容になっていたと思います。
新規作品は劇場版マジェプリ、シンカリオン、ゲッターデヴォリューションと、
既存の拡張、近年の大きなヒット作、漫画からのサプライズとバランスのいい構成となっているなと思いました。
参戦済みのボトムズ、ダンクーガもまさかのスパロボ用完全新規機体を用意されており、
OG枠も人気のダイゼンガーが騎乗状態で参戦という人気がありながらも枠を取らない心遣いがあって、
今回のDLCはロボットアニメファン、スパロボファン相手に隙がない構成になっているなと思いました。
最終アップデートではオリジナル機体としてグルンガストとイルム、スパクロからヴァンアインが参戦し、
更にシナリオの追加(おそらく完結エピソード)と難易度の追加も行われます。
グルンガストはゲシュペンストが来たので予想も多かったですし、ヴァンアインもDDからの参戦があったのでこちらも順当でした。
スパクロに関しては既にサービス終了していますが、
長く続いていたゲームですので思い入れのあるファンも多いでしょうし、
そういったファン層も取り込めそうなのはソシャゲ展開していた強みですね。
グルンガストはイルムが第4次からの参戦というやはりOGから直接という形を取らずに参戦しています。
ここまで来ると通常ヒュッケも欲しくもありましたが主人公機の都合上今回はしょうがないのかもしれません。
シナリオ追加はおそらく所謂俺たちの戦いはこれからだエンドだった本編を正式に畳む内容になっているものと予想しています。
これに関しては正直遅かった気もしますが、放置されるよりはいいことだと思って受け入れた方が健全ですかね。
難易度追加はやってみなくては分かりませんがとりあえず改造と育成コストを上げるという調整で、
たとえ周回時でも難易度を無理やり上げるような方向性のようです。
これに関してはやってみなくては分かりませんね。
スパロボ30のDLC戦略はどうだったのか?
ここからが本編でスパロボ30におけるDLCの販売戦略はどうだったのかということを語っていきたいと思います。
個人的な私見を言うとたった1つで、
鉄は熱いうちに打て
ともかくこれに尽きます。
スパロボというゲームは売り上げもプレイヤーの熱も完全初動型と言ってもいいゲームです。
最初買ったプレイヤーがやり込むにしても、全ての分岐のクリア、トロフィーなどのコンプ、
大体これらを数ヶ月ほどでこなして終わるプレイヤーが大半だと思います。
今回はトロコンや実績も簡単でしたね。
それを考えると今回のDLC戦略は展開が遅かったと言わざるを得ません。
長期的なDLC戦略というのは毎日プレイを継続できるようなゲーム性のゲームでないとあまり有効な戦略ではありません。
それに対してスパロボは継続して強化や育成、アイテム掘りなどがあるゲームでもなく、対戦要素があるわけでもありません。
対戦に関してはあっても困りますが。
ハクスラのようにアイテムを求め続けるわけでも、
格ゲーのように毎日プレイヤーが腕を磨くわけでも、
ソシャゲのように毎日プレイしなくては損してしまうわけでもない、
明確にストーリーでもやり込みでもゴールがあるゲームです。
このようなタイトルだとスパンを開けたDLCでもそこまでプレイヤーを繋ぎ止める効果はないため、
今回の戦略に関してはやはり展開が遅かったなと言わざるを得ません。
※誤解のないように言っておくとゴールがあるゲームというのは決して悪いことではなく、あくまで長期スパンのDLCとは相性が悪いと言うだけの話です。
ただこれだけ展開が遅く完結自体もアップデートで追加しても、
既にやめて戻ってこなかったプレイヤーにとっては俺たちの戦いはこれからだエンドの印象で終わらせてしまった、
これは30自体、更にはスパロボというコンテンツの評価にも関わってしまうという本当にもったいない結果にしてしまったなと思います。
DLCによる追加参戦自体はとても魅力のあるスパロボだからこそやれる展開ですが、
熱の継続を考えると遅くても3ヶ月以内にというのがスパロボのDLC展開における期限の限界だなと個人的には思いました。
あまりに早すぎても最初から入れろと言われてしまう部分もあるでしょうから、そこらへんが難しい舵取りとなってしまうのでしょうけど。
DLC内容
ここからはDLC自体の内容について語ります。
といっても各参戦作品の是非については特に語ることもないので、ストーリーについてですね。
参戦作品に関しては思い入れ1つで評価も変わりますしね。
これは前回も言いましたが、やはり展開が一辺倒すぎるこれだけですね。
30世界に転移してきて、ほとんどがDLC作品同士の絡みだけで自分たちの世界に帰る為に協力、殆どがこれです。
これだけだとただの便利な追加でしかないのでやはり30世界にも根付いていたという形の追加も欲しかったところでした。
ベルトーチカ・チルドレンくらいしかこれは無かったですね。
DLC自体のストーリーもやや希薄な関係で同じパックに入っている同士の会話が殆どで、
コンVとボルテスみたいに本参戦の作品と強制出撃したり、その敵勢力と戦ったりと言う深い絡みのストーリーも欲しかったですね。
これに関してはシナリオの開始地点は定められてもクリア後でもプレイ出来る形なため、
終了地点は定められないというのが少しネックになっていたのかなと想像しています。
ただDLCシナリオだけでなく本編でもしっかり顔を出して会話に参加するというのは素直にすごいと思いました。
これに関しては大変な作業だったと想像できますがしっかりやって、ちゃんと部隊に参加しているという関係性を作れていたと思います。
まとめ
今回はスパロボ30の最後のDLCやアップデート、そしてそれを終えての自分なりの私見を語ってみました。
追加参戦というのは魅力はあれどそれの活かし方や展開のスピードというのはまだまだ模索状態で未熟かなというのが本音です。
色々な意見は届いていると思いますし、自分の意見も所詮1プレイヤーの1意見でしかないですが、
多くの感想を聞いてそれをしっかりと選別した上で未来のスパロボの戦略に活かして頂きたいなと願います。