カラスが選ぶ2023年上半期のベスト映画5選 チョイスの偏りはありますが必見!

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2023年も早い物で既に半分、というわけで毎回恒例にしたい個人的な今年の上半期ベスト映画を紹介したいと思います。

月別でやっているのとは違い、上半期くらいは映画館で鑑賞した映画も入れるつもりなのでそこら辺も楽しんでいただけたらなと。

趣旨趣向が大分偏っているのと基本的に何でも楽しめる部類の人間なため変なチョイスもありますが、
まぁそこは自分の血の通った感想からのチョイスということでご容赦を。

というわけで早速紹介を。

グリッドマン・ユニバース

グリッドマン ユニバース
(C) 円谷プロ (C) 2023 TRIGGER・雨宮哲/「劇場版グリッドマンユニバース」製作委員会

上半期は自分の中ではダントツでこの映画、グリッドマン・ユニバースです。

グリッドマン ユニバース 【映画】最高のファンサービスが詰め込まれている グリッドマン ユニバース 感想

この映画を一言で語るなら完璧に答え続けたファンサービスの塊。

グリッドマンという作品を追い続けた人なら誰もが大満足と間違いなく言う映画でした。

各アニメで微妙に残ったシコリなどその全てを解消する内容。見たかった物、絶対にここで来るよねと思う演出、これら全てが見れました。

欠点としてはファンサービス全振りなので全く初見の方向きではないというところでしょうが、
初見でこれを見る人はそうそういないでしょうしセーフでしょう。

これだけファンの求めた物に全力で応えてくれるとそりゃ満足度としてはトップになってしまうということで上半期はこれがダントツの映画でしたね。

小説版には各キャラの心情をもっと細かく理解できるのでこちらもオススメですよ。

AKA

AKA

2本目のおすすめはネトフリオリジナル映画AKA。

AKA 【映画】目新しさは無いが安定した良さ AKA ネタバレあり感想【Netflix】

寡黙な男と気弱な少年の交友、そしてクオリティの高いアクション。

まぁこの要素だけでこのジャンルが好きな人は大体満足出来るでしょう。

個人的にこの映画で特筆しているのはアクションだけでキャラの感情や素性を表現しきれていること。

冒頭のアクションだけで主人公のアダムの人となりや腕前、そして彼の仕事が綺麗事だけでは済まないことが分かり、
中盤のアクションシーンではプロフェッショナルな彼がボロボロになりながらも荒く向かっていくところで彼の心情が理解できるようになっていると、
アクションだけで人物を理解、表現出来ているんですね。

アクション映画の人物表現とはかくあるべしと言った内容のいいアクション映画ですよ。

ネトフリだけあってお金がかかった映像が見れるのも良しです。やはりアクション映画はお金をかければかけるほど良い映像になりますからね。

刺客

刺客
(C)Le Vision Pictures Co., Ltd

3番目の紹介はこれまたアクションとなりますが中国映画の刺客。

刺客 【映画】初志貫徹、貫け信念 刺客 ネタバレあり感想

個人的には今年見たアクション映画の中だとダントツで好きな1本です。

こちらのアクションの上記のAKAとは違い、リアルからはかけ離れたケレン味たっぷりな方向性のアクションです。

暗殺組織に所属する主人公ユアンが使う義手であり神器“修羅の手”から繰り広げられるギミック満載のアクションが絵的にも動き的にもたまらん内容です。

義手から剣を取り出す時にはガシャンガシャンと剣が生成されるCGが入り、義手を活かしてロケットパンチや人形を操ったりと発想が素晴らしい。

ぶっちゃけ◯サシン・クリードに影響受けてそうなアクションなんですが、それでもかっこいいのだからしょうがない。

イケメンがフードを被りコートたなびかせてキレのあるアクションをする。
更にそこから義手のギミックが満載でお送りされるのですから厨二心に刺さりまくりましたね。

何気に雪を使った映像がストーリーによく似合った美しさと儚さを映し出しているのでとにかく絵が楽しい映画ですよ。

シーフォーミー

シーフォーミー
(C) 2021 SEE FOR ME FILM INC.

4本目は盲目の少女が押し入ってきた強盗に立ち向かうスリラー映画、シーフォーミー。

シーフォーミー 【映画】今の時代らしい配役と演技の良さ シーフォーミー ネタバレあり感想

内容だけ見ると某◯ント・ブリーズを思い起こすでしょうが、こちらは盲目な方が追われる側の映画です。

しかもこっちは自宅ではなくバイト先の家で襲われるというおまけ付き。

つまり内装の把握もしていない自分のテリトリーではない家で立ち回らなくてはいけないというのが差別化点ですね。

そこで役に立つのがシーフォーミーという視覚障害者用アプリでそこで繋がった女性の指示で何とか生き残るために…といった内容。

この映画はとにかく役同様に視覚障害者の主演女優スカイラー・ダベンポートさんの演技に注目ですね。

もう彼女の演技は見事です。先ほど言ったように映画内の役の方では彼女はテリトリーではない所で戦わなくてはいけない、
つまり役者としては舞台をテリトリーとして把握した上でテリトリー外のような演技をしなくてはいけないということ。

この演技があまりに自然で鬼気迫る内容となっており彼女の演技だけでこの映画の魅力、緊張感の大半は詰まっているといってもいいですね。

主人公のソフィがちょっと性格や行動に問題のある女性なのでそこが引っかかる人は出るでしょうけど、緊張感は確かなスリラーなので個人的にはオススメですね。

ザ・レイク

ザ・レイク
(C) 2022 HOLLYWOOD (THAILAND) CO., LTD.

最後は自分の趣味全開でオススメする映画ザ・レイク。

ザ・レイク 【映画】これはいい怪獣映画 ザ・レイク ネタバレあり感想

これはいいです。一般的には絶対に評価低くなりそうな映画ですが、良い怪獣映画です。

何というかオマージュも多分に含まれている部分がありますが、分かっているアングルや演出が多いんですよね。

造形も個人的に好みで親と子という大きさが極端に違う2体のそれぞれの暴れっぷりがいいんですよ。

ストーリーは複数の視点で進むのですが“家族”という共通のテーマで動く分かりやすさもあり、
この手の映画では賛否分かれがちな人間ドラマもこの映画では確かに必要だったなと思える内容でした。

ラストに盛大に多くの謎をぶち撒けてくるのですが、そこは色々とオマージュな演出なども含めて想像する楽しみということで。(大分甘めな評価ですね)

あのラストのオマージュがただのオマージュなのかそれとも続編を見込んでいるのか、
個人的には続きを見たいので後者であって欲しい、それくらいの期待を込められる怪獣映画でした。


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