Fire Stick ホラー特集から個人的なオススメを進めてみた

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お盆も近づき休みも取れる方も多い今夏。

ふとFire Stickを立ち上げたらおすすめホラーなる項目が追加されておりました。
要はアマプラから見てねってヤツですね。

というわけでそのオススメの中から個人的にオススメする映画をいくつか抜粋したいなと思います。

要は便乗です。

Fire Stickとカラス両方のお墨付き(全く当てにならない)を得た映画として、もし興味を持ったらこのお盆休みに納涼気分でいくつか試しに見て下さい。

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら

まず1本目、タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら

見ていない人にはとてもとてもオススメしたいスプラッターコメディな本作。

容姿だけで凶悪な誘拐犯と誤解され、パリピな連中が襲いかかり勝手に死んでいく様は最高に面白いです。

でもこれホラーでいいのかな?

見どころのスプラッター部分ははっきり言うとあまりにも不謹慎極まりない笑い、
しかし芸術的な死にっぷりは時に不謹慎さを超えてコメディへと昇華されるということがよく分かります。

主人公の容姿により起きる喜劇と悲劇、物凄く過激なことを言うと昨今のルッキズムを取り扱った映画よりよっぽど真剣に取り組み、
かつ映画としての楽しさや見どころというエンタメを両立している、ホラーとしても社会派な映画としても最高に楽しい1作ですよ。

見たことない人はもちろん、見たことある人もたまには夏に笑おうぜということでみんなで見ましょう。

家族と見る時だけは注意ですよ。

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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら

ハッピー・デス・デイ

次はこれまた不謹慎極まりない笑いを提供してくれるホラー、ハッピー・デス・デイ

◯ッチな女性がなぜか命を狙われそして殺されるたびにその日に戻るループ物なホラーです。

単純に様々な殺され方も面白いのですが、主人公のツリーのキャラクター性もまた面白いのです。

途中から調査しながら開き直った死に方をするなど、このノリの軽さが最高にいいキャラをしているのです。

これが真面目過ぎるキャラだと何度も死ぬという地獄みたいな状況が鬱々とした内容になってしまうのでしょうが、ツリーのキャラクター性でエンタメになっているんですね。

そして何気にいいのがストーリー、母を失いどこか自棄気味な生活をして人を大切にしなかったツリーが調査の過程で自分の評価、
そしてどれだけ人を蔑ろにしてきていたのか気付きそして少しづつ何が大切なのか気付いていくという。

不謹慎極まりない笑いを提供してくるのにストーリーだけは本当ほろりとしてしまうくらいいい人情話が展開されるのです。

自分の映画見てきた経験上なんですがなぜかこの手の不謹慎な映画ほどなぜか人情話がとても上手いんですよ。
人の死と笑いと言うものに向き合うと人の感情というものが深く理解できてしまうのかもしまうんですかね?

ホラーによくある、というかよく死ぬ◯ッチキャラが何度も死ぬ中でそのキャラから離れていくというメタな視点で見ても面白いおすすめの映画です。

ちなみに続編のハッピー・デス・デイ 2Uもあり、なぜ1作目でループしたのかが分かったりツリーの人情話が家族の話としてより深く語られたりしますよ。

更に同じスタッフ製作のザ・スイッチもおすすめ。

殺人鬼と入れ替わって(スイッチ)してしまうというストーリーでこちらは視覚的によりホラーな内容となっていますね。

しかし、人の中身を見ると言うとても尊いテーマにも踏み込んでいるのでおちらもオススメですよ。

やはりこの手の映画ほど人情話が上手い。

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ハッピー・デス・デイ

ハッピー・デス・デイ 2U

ザ・スイッチ

学校の怪談4

続いてのオススメは学校の怪談シリーズ4作目となる学校の怪談4

邦画の中から1つくらい選出と思って流石に呪怨とリングはありきたり過ぎると思ったのでこちらで。

こちらはジュブナイルホラーの傑作である学校の怪談シリーズの中で最もホラーらしいホラーとなっています。

なので割と大人でも楽しめる部分が多くなっていますね。( 別に他のナンバリングは大人が楽しめないというわけではないです)

一夏の出会いと別れと青春ものの様相も強かったシリーズですが、この映画はもう少し大人向けに踏み込んでいたという思い出がありますね。

津波という当時より重い物となってしまったテーマといい、こういう機会に改めて見るのも悪くない映画かなと思います。

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学校の怪談4

ロスト・バケーション

続いてはサメ映画のロスト・バケーション

やはり夏のホラーといったらサメ映画、年柄年中色々と作られているサメ映画ですが、この映画は真面目なサメ映画です。

沖に取り残された女性がサメに狙われてとシチュエーションとしてはありきたりですが、

いや、最近だと寧ろ珍しいかも?

このサメとの駆け引きというのがちゃんと成り立っているのがいいですね。

視界には捉えられるくらいの位置にある砂浜、しかしそこにいくまでの距離がサメによって絶望的なまでに遠くに感じるというこの演出が上手いのです。

ストーリー的にも真面目で医学を学びながら母を病気で失い医学というものに対して虚無感を覚えている主人公。
ですがその知識が自身とそして海鳥を助けることに繋がり決して無駄ではなかったという展開はやはりクルものがあります。

賛否は分かれるでしょうが決着がサメ映画らしいはっちゃけを見せるのでB級サメ好きにも安心ですよ。

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ロスト・バケーション

ザ・ボート

お次はただただ不気味な映画ザ・ボート

ボートで海に遊びに行った青年が突如霧に巻き込まれそこにあるクルーザーに乗り込むことで起きる不可思議な事態に直面するという内容。

先に言っておくと何が起きているのか何が原因なのかを知りたい人には全く向かない映画だと思います。

正しく理不尽な目に合うだけのホラーでまるで意思を持っているようなクルーザーに閉じ込められ溺れかけたりするという海上の緊迫感を味わう映画ですね。

このクルーザーが何なのかは最後まで分からない、弄んでいるとも取れますし、
ラストのオチを見るとタチの悪いじゃれつき方をしてきた心霊現象のようにも取れる内容です。

都市伝説に直面したみたいな内容を見てみたい方にはオススメの映画ですね。

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ザ・ボート

犬鳴村 恐怖回避バージョン

最後は犬鳴村 恐怖回避バージョン

これに関しては何も言いません、オススメもしません。
しかし、これは紛れもなくホラーです、しかも特大級の。

とんでもなく薄寒い物をひたすらに感じ時間が奪われる、このあまりにも下らないバージョン、この企画がが承認されてしまったというのは紛れもなくとんでもないホラーです。

ある意味今回のオススメの中で1番怖いので間違っても見ることは薦めませんが、
暑くてしょうがなくて何でもいいから寒気を感じたい人なら見てもいいかもしれません。

正直通常バージョンより怖い。

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犬鳴村 恐怖回避バージョン


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