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今月もやりますカラスによる今月のお気に入り映画3選。
めっきり寒くなってきた11月ですが、特に見るラインナップの傾向が変わるというわけでもなく目についた良さげな物を見ていく相変わらずな1ヶ月でした。
いつも通りの注意事項として、
・あくまでその月に自分が見た映画でありリリース、公開された映画ではありません。
・ジャンルは不問で見た映画全部の中から抜粋とさせていただきます。
・映画館で見た映画は対象外とさせていただきます。
となります。
目次
フォーエバー・パージ
(C) 2020 Universal Studios and Perfect Universe Investment Inc. All Rights Reserved.
1つ目は年に1度あらゆる犯罪行為が容認されるというパージシリーズの最新作、フォーエバー・パージ。
【映画】パージよ永遠に! フォーエバー・パージ ネタバレあり感想
当時映画館で見れなかっただけという感じで当ブログのこの企画だと微妙に反則感ある気もしますが、まずはまずなこの1作ですね。
今回の見どころは何といっても禁じ手解禁、参加者がルールを無視して無限パージを始まるという所。
シリーズファンの身としてはこのルール無視は良い点、悪い点分かれた所なんですが、
ストーリーのテーマとしてはちゃんと機能しており良好。
ルールがあるが故の駆け引きの良さが無くなった点、要は演出面ですがそこに関しては残念といった感じですね。
自分はこのシリーズは皮肉で成り立っていると勝手に思っているので、
ラストに逃げ込んだ場所がパージ史上でも最大の皮肉が成り立っていてストーリー的には満足出来ます。
1番の皮肉は荒唐無稽な設定のまま変わらずにいたこのシリーズにいつの間にか現実が近づき風刺になってしまったのが最大の皮肉なんですけどね。
とりあえずシリーズファンにもこの1作からでもオススメできるいい映画ですね。
シャドー・ウォー 聖戦
2作目のおすすめはトルコ映画、シャドーウォー 聖戦。
【映画】この宗教観と厨二の混ざり方がたまらない シャドー・ウォー 聖戦 ネタバレあり感想
この映画はとりあえずアクションがかっこいいです。
やっぱ黒いコートを靡かせてキレッキレの動きをするのはいつの時代も厨二心を刺激するんだなと確信させてくれます。
この良好なアクションを飽きさせないよう随所で挟んでくれるので、アクション映画としてはこれだけで満点でしたね。
そしてストーリーというか宗教観ですかね。
要はイスラム教がメインとなる話なのですが、主観が変われば映されるものも変わるという映画を始めとした創作の醍醐味というものの1つを味わえる内容でした。
どうしても見ている側にも偏見というものが混ざってしまう物ですが、
そこに対して別の視点から物を見るという体験が出来るのはやはり映画の良さだなと思いましたね。
でもそんな堅苦しいことは抜きにしてアクションだけでも楽しめるのでアクション映画目当てなら楽しめる映画ですね。
欠点としてはあまり深くは言えませんがラストの展開。
ここをもう少し緻密にしていたら自分の中ではもっと評価が上がりました。
ブラック・フライデー!
3つ目はコメディホラー、ブラック・フライデー!
【映画】ブラックがたっぷり ブラック・フライデー! ネタバレあり感想
宇宙から飛来してきた謎の生き物によってブラック・フライデーにとある玩具屋の中で客が感染して襲いかかってくるという内容。
この映画の面白いところは感染前も感染後も客がモンスターとして扱われているというブラックさ。
感染前から店の前でさながらゾンビ映画のゾンビのごとく商品に群がる客、そしてクレームの恐ろしさ。
むしろ感染後の方が殴れるだけマシと客はモンスター、モンスターは客と、
店員にとっては最初から最後まで感染前から感染後までただの脅威となる扱いになっているのがブラックすぎて楽しかったですね。
欠点としては玩具店という舞台を客の面倒臭さ以外ではあまり活かせてなかったところ。
やっぱ玩具を駆使して反撃するところは見たかったというのは本音ですね。
ブラック・ジョークとしてはちゃんと成り立っている映画なので、楽しいホラーを求めてる人にはおすすめです。
まとめ
今月は、
フォーエバー・パージ
シャドー・ウォー 聖戦
ブラック・フライデー!
を選ばせていただきました。
今月は選ばなかった中でもこれはいいや!と思う映画もあり打率は高かった1ヶ月でしたね。
今年も残り1ヶ月、感動できる映画、変な映画。
様々な映画に出会えることを期待したいですね。
