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5月10日、Redemption Reapersがver1.4.0へとアップデートされました。
自分がクリアして以降もちょいちょいアプデされていましたが、
今回のアプデで硬派でシビアなSRPGというワードだけでとっつきにくさがあったこのゲームが格段に人にオススメ出来るゲームへと変貌しました。
詳しい内容は公式のTwitterで。
今回のアプデと前のアプデと合わせて別物になったと言えるくらいにカジュアルなゲームになりました。
個人的に影響力が大きいと思った内容はこちら。
- 遊撃戦に挑める範囲が広がった
- トレーニングでの能力値上昇が固定化
- 難易度EASYの追加
- NEW GAME+の追加
この4つの変更や追加、これらの影響が大きく、初期ver.プレイヤーとしてはよくここまで頑張ってくれたなとありがたさと開発の本気を感じております。
とりあえず1つ1つに対して自分なりの説明と感想を話していきます。
目次
遊撃戦に挑める範囲が広がった
まずは1つ目、このゲームのフリーマップ要素となる遊撃戦に挑める期間が広がりました。
前はシナリオ重視で遊撃戦に挑める期間が限られていたんですが、現在はそこそこ長い期間挑めるようになっています。
遊撃戦解放も早まりましたし、大分記憶が曖昧ですが中盤や後半でも挑める期間が広がっていると思います。
もう比較が出来ないので開始時期以外は勘違いかもしれません。(申し訳ない)
これの影響力はかなりでかいですね。
元々育成や資金でのやりくりが大変なゲームでしたので(これがシナリオに合っていて良かった部分ではあったんですが)、これが大幅緩和でいわゆる詰み防止に繋がっていますね。
後、こちらも勘違いかもしれませんが、おそらくアイテムドロップが確定となっているので銀塊などの換金アイテム狙って資金の余裕もかなり持てるようになったかと。
後述の難易度追加と合わせてこれでかなりの難易度緩和に繋がりました。
中盤の敗走初期と最終盤は相変わらず挑めないのでそこだけは意地のシナリオ重視かなとは感じましたが。
ちなみにこれに関しては自分的は肯定的です。
シナリオ的に後に引けない部分なのに他の戦いに挑めるのは少し興醒めですしね。
トレーニングでの能力値上昇が固定化
戦闘準備画面でのトレーニングによるレベルアップが固定化されセーブ&ロードによる能力上昇の吟味が出来なくなりました。
これは明確に賛否が分かれそうな変更ですね。(多分否が多そう)
これの良い点を見るなら余計な時間をかけなくて良くなったこと。
前までの吟味可能な仕様だと納得いくまでセーブ&ロードしてましたからね。
そこら辺の楽しさでもあり煩わしさでもある部分は固定化により割り切って進めるようになったとも言えます。
ただマップ上だとある程度吟味が可能なので、拘る人からすると単純に吟味作業が面倒になっただけとも取れますね。
おそらくですが、マップクリア時か戦闘準備画面に入ったタイミングなど、
どこかで乱数が固定されてこの仕様になっていると思うので抜け道は探せばありそうな気はしますね。
そこら辺は本作ガチ勢が見つけている可能性がありますが、
確実に言えるのはもし抜け道があったとしても仕様変更前より面倒になっているのは間違いないということですね。
NEW GAME+の追加と仕様を見る限りではこの吟味に変に拘って時間かけるよりどんどん先に進んでプレイしてくれというメッセージなのかもしれませんね。
でも吟味って謎の楽しさがあるのも確かなんですよねぇ。
難易度EASYの追加
これがデカすぎる追加要素の1つですね。
前までは1周目の難易度は固定でクリア後もHARDが選べるだけだったんですが、今回EASYが追加されました。
これはとても人に勧めやすくなりますし既プレイ者にもまたやるかと気軽に思わせてくれる追加でもありますね。
体感ですが、EASYはかなり楽でした。
具体的にはサラが回避スキルを両方覚えるとほぼほぼ敵の攻撃当たらないレベルになるくらい敵が弱くなります。
SRPGってだけでもとっつきにくい人がいるのにこの硬派な雰囲気にシナリオに合わせたかのような物資がカツカツに進むゲーム性という、
前までは諸手を挙げて勧めるのは躊躇う部分があったのですが、
これで気楽にやれる難易度になったからやってみてと自信を持って言えるようになりました。
ストーリーは文句無しの出来なので遊びやすさととっつきやすさを手に入れてこれで本作は無敵となったと言えるでしょう。
NEW GAME+の追加
既プレイヤー、未プレイヤー共にありがたいのがNEW GAME+の追加、いわゆる周回プレイですね。
周回プレイなら引き継げる要素が大事となりますが、これはほぼ全て引き継ぎます。
具体的には、
- キャラの育成状況
- 所持しているアイテム全て
- 所持していた資金
- アーカイブ
これらとなります。ほぼ全てどころか全てですね。
選んだ引き継ぎデータからこれらが引き継がれるようになります。
周回選択時には難易度選択が可能でEASYからHARDまで改めて選択出来るようになっています。
周回時の敵のレベルは引き継ぎデータのこちらの平均レベル、もしくは最大レベルに合わせたレベルとなっています。
2周目の時は40前後で3周目の時は70あったのでこれはほぼ確定かと。
この周回要素の追加により周回プレイがなくプレイヤーの成長しか残らないシビアで硬派なSRPGという印象しかなかった本作が盆栽ゲーとしてもプレイ出来るようになりました。
周回の度に手に入るドーピングアイテムを使って何周もして最強キャラを作るなんていうのも目指せるようになりました。
今の時代周回があるというだけでモチベが上がる理由やプレイのきっかけとする部分がありますからね。
やはりプレイヤーの経験だけでなく前周回で得たゲーム内での要素というのを引き継ぎたいという人は多いでしょうし。
アーカイブも引き継げるようになったので仲間達の選択肢を間違っても、まぁ次の周回で埋めればいいかという気軽さが手に入りました。
後は、HARDモードのクリアが容易になったことですね。
人によっては邪道と感じるでしょうがEASYモードでキャラを鍛え、
ドーピングして十分に強くしてからHARDに挑むという気軽な選択肢が与えられたのは要素としては大きいかなと個人的には思いますね。
まとめ
色々と追加、変更がありましたが特にEASYと周回の追加はでかいですね。
気軽さ、手軽さを手に入れたことでストーリーだけ目当ての人にも勧めやすくなりました。
いや、本当にこの灰鷹旅団の誇りを取り戻す戦いのより多くの人に見てもらいたいというか体験してもらいたいんですよ。
今回のアップデートで改めてプレイして灰鷹旅団の面々への思い入れが深まりましたし、やっぱ自分はこのゲームのシナリオが好きなんだなと再確認出来ました。
7月にパッケージ版も出ますし、しかもサントラまで同梱されているのでここでプレイヤーも売り上げも増えて欲しいです。
特にサントラ、これは自分としてはかなり欲しいですしオススメも出来ます。
本編プレイ中は途中までBGMにあまり幅がないなと思われるでしょうが、
これはトローデン紛争の行いについて言い訳などせずに胸の内をひたすらに隠しながら戦い続けた灰鷹旅団の心情を象徴するかのような変化のなさ、幅の少なさだと個人的には思っているんです。
そこからの誇りを取り戻す決死戦となる最終章、そしてラスボスとの戦闘でのBGMの変化が胸に響くわけですよ。
はっきりいって最終章とラスボスのBGMだけで自分としては元が取れると思っているくらいなのでこのサントラだけを目当てに自分は手に入れに行きます。
※発売したのでパッションの赴くままに特典の感想も書きました。
リデンプションリーパーズの特典届いたぞ!ということで中身の感想