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今回は『Soul Stalker』の大分致命的なバグとその回避法…とは言えないかもしれない手段について。
回避法に関しては現状運に任せるしかなく、パッチを素直に待った方がいい状態、しかし傷が浅いうちに回避法やった方がいいのも確かという感じですね。
バグについて解説
というわけでまずはバグその物についての解説から。
そのバグと言うのは最初のゲートクエストをクリアした先にあるオーバーワールドチェストと呼ばれる宝箱がまだ入手していないにも関わらず既に開いているというバグです。
オーバーワールドチェストというのは拠点のゲートクエストをクリアして開放されたエリアに配置されている、まぁ宝箱みたいな存在。
開けるとちょっとした機能解放が行われてプレイヤーの進行度に応じたご褒美みたいなものなわけです。
そしてそのオーバーワールドチェストの中でバグの元になっているのは最初のエリア開放後にあるオーバーワールドチェスト。
これですよ、これ!
これが既に開いていているというバグでどのような弊害があるのかと言うと、このオーバーワールドチェストを開くと操作キャラクターであるゴブルがアンロックされる訳ですが、このバグに出会すとアンロック条件の達成が不可能になるわけですので当然ゴブルのアンロックも不可能となります。
そしてゴブルのアンロックが不可能になることで後半のゲートクエストであるキャラクター全てのアンロックの達成も不可能となる。
こういう状態になる訳ですね。
その結果としてゲームの目的であるゲートの開放が出来ずにストーリー的には進行が不可能となり詰んでしまうという極悪バグです。
このバグに出会しても冒険に出れますし、戦闘だって出来るのでゲームとしては遊ぶことは可能な訳ですが、ストーリー的には完全に詰むという致命的なようなそうでもないようなそんな塩梅のバグ。
ただプラチナトロフィーの取得はこのバグに出会したら不可能になります。
バグの発生確率
肝心のこのバグの発生確率。
これ正直メチャクチャ高確率で出会すと考えていいです。
トロフィーの取得率を見ると分かるのですが、このバグに出会すと取得出来なくなるゴブルの取得率は18.1%とキャラクターアンロック系のトロフィーで最低の取得率。
アセンション10クリアのバウンド・ワンや条件が少々特殊で分かりにくいネコのスルタンが27.2%と考えるとこれはかなり低い数値です。
この2つがある程度ゲームのやり込みが必要なのに対してゴブルはゲーム序盤で取得出来ると考えると、更にその低さが分かると思います。
そしてプラチナトロフィー取得率はゴブルから更に半減して9%。
バウンド・ワンをアンロックまで進めたら実質プラチナ達成に近いのにバウンド・ワンの1/3の取得率、ゴブルも比べると1/2の取得率です。
これを見てもこのバグは運悪く出会してしまったというよりは運良く出会さなかったの方が正しい表現になる程の確率と見ていいです。
ここまで行くと最早仕様かもしれない。
対処法
ここからはこのバグの対処法について。
といっても正直力技というか根気というかそっちの方向になってしまうのですが。
このバグについての情報を日本のプレイヤーが少ないため、海外のトロフィーや実績の掲示板なども漁っていたわけですが、そこでこのバグの被害者2人の会話を確認。
症状についてはこちらと同じですが、バグ回避の情報についても1つだけ確認したわけです。
その回避方法というのがデータを消してゲームをやり直して祈る。
…はい、力技ですね。
実際にこの手段(と言っていいのか?)で取得出来た人は確認しました。
ただ問題点としてはこのバグの発生確率が高く、それに対してその確認のためには最初のゲートクエストをクリアする必要があるということ。
この条件のためにはまぁ最低でも30分くらいはかかると見積もる必要があるわけですが、
この手段はバグを確実に回避する保証ではなく、やり直したらそのうちバグに出会さないかも?というやり方なので結構辛いことになる可能性も高いです。
特にチェストが開いた判定になったのがいつなのか分からないのが困り所。
ゲーム開始時点で判定されていたらお手上げですが、ゲートクエストクリア後に判定だとしたら、最初のゲートクエストクリア前にデータを別ストレージに移しておいてバグに出会したらまたデータを戻してリトライし続けるという手段が有効かもしれません。
1番確実なのは修正パッチなのですが、これも正直期待出来るかどうか…
この手のsteamからの移植ゲームは結構移植だけして放置も珍しくないですからね。
事実ゲームクリア不可能バグなのに1週間経ってもパッチが来ないところを見るとこのルートに入ってそうな感はあります。
犠牲者プレイヤーを増やして声を大きくすれば届く可能性もあるのでそこに期待ですかね。