シリーズ初見の超にわかが見た トランスフォーマー/ビースト覚醒 感想

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トランスフォーマー/ビースト覚醒見てまいりました。

いきなりぶっちゃけるとタイトルの通り、私トランスフォーマーの実写シリーズを今まで1作も見たことありません。

そんなクソにわかが何急に見てんだよと思われるでしょうが、
その理由としては子供の頃に見ていたビーストウォーズが今回題材らしいということを知ったからですね。

子供の頃にアニメで見ていたなぁと何となく郷愁を感じて足を運んだわけなのです。

…まぁ、アニメも見ていたという記憶があるだけで内容は殆ど覚えていないのですが。

もうお前見る資格ないだろ!と思われてそうですが、そんなクソにわか視点での今回の感想を書いてみて同じにわかな方の参考になればなと。

言うまでもなく基礎設定なんかも何も把握していないため的外れもたくさんあるでしょうが、そこは所詮クソにわかだな!と受け入れてください。

あらすじ

ニューヨークに暮らす青年ノアは、ある日謎めいた車に閉じ込められる。

車は警察とカーチェイスを繰り広げたあげく、ロボット生命体“トランスフォーマー”へと変形、ノアは戦いへと巻き込まれてしまう。

あらゆる星を丸呑みにして食べ尽くす、神話だと思われた宇宙最悪の災い“ユニクロン”が、地球を次の標的に動き出していた。

ユニクロンの残忍な先遣隊スカージの攻撃に遭い、絶体絶命のオプティマスプライムとオートボットの前に、動物に変形するビーストたちが現れるのだった。

果たして、オートボットとビースト、そして人類は、ユニクロンによる地球消滅の運命を変える事が出来るのか!?

公式サイトより
パラマウント・ピクチャーズ(日本版)より

初見でも楽しめるのか?

一部オートボットの性格や設定が把握出来ない部分はあるけど、大筋では十分楽しめる出来ですね。

まずは初見でも楽しめるかなんですが、にわか視点だとこのような受け止め方となりました。

オートボット達についてはとりあえずもうみんなある程度は知ってるでしょ?くらいの感覚で自己紹介などもほどほどに進むので、
自分はキャラの把握を本作内では完全にはしきれませんでしたが、これはシリーズを見ていればスッと入り込めるんだろうなぁと感じましたね。

ただストーリーそのものはとてもシンプルなストーリーで個人の戦いをしていたノアとオプティマスが最後にはみんなで団結してユニクロン来襲を防ぐためにスカージに挑むぜ!って
分かりやすいくらいに分かりやすいストーリーなのでストーリー面で置いてけぼりになることは一切ありませんでした。

今ってコンボイって呼ばないんすね。

ただまぁあれですね。最初に言った通り自分はビーストウォーズが絡んでいるからという理由で見に行ったので、
プライマル側の視点や出番が思いの外少なかったのは少々物足りなさを感じたのもまた事実です。

多分本作を初見とする方は国内外問わずプライマル側を見に行くという目的の方が多かったと思うのでこちらを題材に選ぶと言うのであれば彼らの視点というものももっと重視して欲しかったかなと。

せっかく複数の陣営がいるのだからシリーズファン向けにはオートボット側、初見組にはプライマル側と、
この2つの視点で進めて初見にもファンそれぞれに感情移入しやすい陣営を作るという構成にしても良かったんじゃないかなと感じましたね。

まぁ、そういう客層は2番手に重視するもので、あくまで1番重視すべきはシリーズファンということでこの構成なんでしょうが。

でもちゃんとそれぞれの活躍は見れますし、ストーリーは分かりやすくテンポ良く進み中弛みも無し。
自分みたいな初見でも何も分からねえ!ということにはなっておらず、単純に娯楽作として楽しく見れる映画になっていたと受け止めました。

とっても“男の子”が詰まっていて最高でした

本作のストーリーは一言で言えば“男の子”なストーリー。

自分の在りし日の“男の子”がギュンギュン刺激されるようなストーリーとなっていました。

最初は人とオートボットが故郷や仲間、家族のために相手を見ないそれぞれの個人の戦いをして対立して、反目して、そして理解をし合い1つになり立ち向かう…
人と巨大ロボットの交流でこれが行われるとかうーん、これは完全に“男の子”

アクション的にもカーチェイスからバトルから並んで突撃なんてやっぱり“男の子”な演出が見れて、
このシリーズこんなに興奮できるものが詰め込まれていたんだなと感心しました。

ストーリーもちゃんといいんですよね。

星を食うユニクロンとそれに従うスカージ相手に最初はまるで歯が立たない、そして仲間も失い苛立つオプティマスと
地球の危機に彼らに協力するフリをしながらキーを破壊しようとするノアと。
最初は相手を見ていながら知ろうとしていない関係。

こんな感じで相互理解と相手への信頼が大事になるというベッタベタですが、
これが異種族同士、しかも人間と巨大ロボットになるだけでこんな浪漫が刺激されてしまうのでしょうか。

それとは別に相棒関係となるノアとミラージュの関係性もまた良かったんですよ。

こちらは最初から特にミラージュが有効的でノアの弟クリスと約束したノアを必ず守ると言う約束を果たすために己を犠牲にする、しかも文字通りノアと一心同体になって戦うところとか、
歴代トランスフォーマーを知らない身としてはこんなアイアンマンスーツみたいな芸当も可能、というかありなんだと本当に“男の子”を刺激されっぱなしでしたよ。

プライマル側の描写はやや薄いとはいえこちらは先に人間との信頼関係を結んでいると立場的には後輩っぽいですが、
人との関係や共生という形では寧ろ先輩という構図もまたテーマに沿っている形で良かったですね。

こんな感じで終始“男の子”が刺激されて歳が歳なら終わった後に玩具買いに行くレベルの熱を感じましたよ。

なんかこんだけ真剣にお金をかけてこういうことをされふともう熱くならずにはいられないそんな終始熱を感じるストーリーでした。

地下神殿への入り口の仕掛け、掃除のおばさんが気付きそうなくらいガバくない?とか、
バンブルビーの復活は宣伝で見せすぎて驚きなくて失敗してない?とかあるんですけど、
そういうのも熱量とテンポで押し返せるくらいの勢いはあったかなと。

ラストのおまけでノアがG.I.ジョーに勧誘されていましたが、これまた詳しくなくて申し訳ないのですが、
トランスフォーマーとG.I.ジョーってクロスオーバー可能な関係だったんですね。

昨今こういうのは良く増えているのでまた注目の豪勢なクロスオーバーが今後期待されるみたいです。

まとめ

超絶にわかが見てもとても楽しめる映画でした。

予算を費やしてこんな“男の子”を刺激するものを出されたら多少の知識の無さから来る疑問も自身か溢れる熱で完全に消えてしまう、それくらい初見でも楽しめる映画でした。

ビーストウォーズを見たいという見にいった動機が動機なので見たい物が全て見れたかというと物足りなさを感じた部分があるのも確かでしたが、それでも活躍は十分見れたので贅沢を言いすぎるのも野暮ってものでしょう。

でもエアレイザーの変形は見たかった…というか生き返って欲しかった。

なんかラストでとんでもなく気になるクロスオーバーの予告もされたのでもしかしたら自分はトランスフォーマーに沼に嵌まってしまったかもしれません。

とりあえずシリーズを1からいくつか触れていこうかなと考えています。


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