【映画】見た目も内容もゲームっぽい デッドゾーン -殲滅領域- ネタバレあり感想

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デッドゾーン -殲滅領域-
(C) 2022 BEAST MODE, LLC

製作国

アメリカ

監督
ハンク・ブラックスタン
脚本
ジェフリー・ジャイルズ
Michael Lurie
出演者
チャド・マイケル・コリンズ
ジェフ・フェイヒー
タルカン・ドスピル
ジェイミー・ホール
ウィットニー・ニールセン

最近ご無沙汰だし久しぶりにゾンビ物見たいなーと漁っていたら見つけたのがこの映画、デッドゾーン -殲滅領域-(原題:Dead Zone)。

上映時間も短めなのでサッと見れそうということで今回は試聴してみました。

玉石混合のゾンビ映画界隈で今作はどうだったのでしょうか。

ジャンルはアクションで上映時間は約83分となります。

あらすじ

謎のウイルスにより、人口のほとんどがゾンビと化した世界。 政府は健全な市民以外のゾンビたちを放射線爆弾で一斉殲滅作成を実行、その爆破地点を“デッドゾーン”と呼んでいた。 試作ワクチン開発ラボがある町“デッドゾーン”に指定され爆撃されるも、放射線汚染を生き延びたゾンビどもが町をはびこる。 ゾンビたちの巣窟と化した“デッドゾーン”への潜入&ワクチン奪還という前代未聞のミッションを受けた選び抜かれた精鋭特殊部隊が結成されるー! しかしそこでは、放射線により特殊変異を繰り返した最強進化系ゾンビが待ち受けていたー!

dTVより

登場人物

ボス

不屈の男

アークエンジェルのリーダー

エイジャックス

ボスの同期で現在は研究開発担当の上等兵曹

かつてボスの妹と交際しており義兄弟になりかけたことがある

スーツのトラブル時の調整も兼ねて今回の任務に参加する

シンクレア

ボスの部下で一等軍曹の狙撃兵

ダンナー

ボスの部下で二等軍曹の通信兵

任務中に感染者に噛まれるがワクチンでことなきを得る

トン

ボスの部下で一等軍曹

グッドマン

第142デッドゾーンの生存者の女性

感染者に襲われていたアークエンジェルを救い共に脱出を目指すことになる

10年間軍に所属していた

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デッドゾーン

謎のウイルスが突如として世界を席巻し感染者達が凶暴化

政府は住民を避難させて放射線爆弾で感染者を殲滅し

爆破地点を“デッドゾーン”と呼んだ

いきなりこんな感じで北斗の拳ばりに舞台を整えてあるこの映画。

どうしてそうなったのか、こうなる前はどんな営みを送っていたのかなんてものは当然ありません。

やることをさっさとやる仕事人のような開幕でした。

感染者を殲滅するための爆弾により放射能で汚染された地域“デッドゾーン”、
これは今もなお続けている作戦であり皮肉なことに軍が世界を汚染しているという状況です。

そんな世界観の中で光明が刺す出来事といったらワクチンの開発。

今作は“デッドゾーン”の中で開発されていたとされるワクチンの回収を命じられた舞台の物語となります。

作戦内容は至って簡単、少数の舞台で最新鋭の装備で飛行機から降下して乗り込み、ワクチン回収と、
まぁ緻密さはない脳筋作戦ですね。

やっぱB級ゾンビ映画はこうじゃないと!

登場人物の役割といい、スーツのデザインといい、
見た人はこれはゲームっぽい雰囲気、内容の映画だ!と確信するでしょう。

最新鋭の装備?

デッドゾーン -殲滅領域-
(C) 2022 BEAST MODE, LLC

みんな大好き装備準備シーン。

本作は出撃前の装備の確認をまるでゲームのように丁寧に説明してくれます。

まずはかっこいいスーツ!

ちょっとHALOっぽいデザイン。

シールズの改良マスクを接近戦だって可能。更にマスクは“デッドゾーン”向け仕様で放射能カット!
情報はマスク内のシールドに表示されて通信は音声明瞭化機能を搭載、内部の声は外に漏れないと未来な装備です。

放射能汚染の地域に行くということでフルフェイスマスクなため、登場人物の顔を見せるためかアイアンマン仕様のマスク内描写が定期的に挿入されます。

この描写もすっかり定番化しましたね。

更に秘密兵器が搭載されており明るさは失明レベル、至近距離なら物も燃やせる50万ルーメンの光線も放てます。

使用する武器も当然消音機能と装備についてこれでもかというくらい丁寧に説明してくれましたね。

ボスと親友のエイジャックスとの近接戦テストも見せてくれますが、フルフェイスのためどっちがどっちなのか分からないのが玉に瑕でした。

しかし、この装備にも最大の欠点がそれは試験不十分で現地使用も初めてということ。

人類の存亡かかってる作戦でやばすぎる仕様。

これにより作戦内で不具合が起こり(主にマスクが)ピンチにもなるわけですね。

感染者の性質

ゾンビ物なのですから感染者の性質というのも楽しみの1つ(全て?)。

今作の感染者達の基本情報としてまずは走れます。ゾンビではなく感染者ですからやはり新鮮だと走れもできます。

そして音に敏感。
これは分かりやすいピンチとトラップを作るための要素ですね。
実際この映画でもこの両面で使われる設定となりました。

作戦の舞台となる“デッドゾーン”内での感染者は更にパワーアップ。
この“デッドゾーン”の生き残りの感染者は声を発せず今までよりも俊敏で凶暴だそうです。

普通の感染者との比較がないので脅威度がどれだけ上がっているのかこの映画だけだと分からないんですけどね!

作戦で出てくる感染者の数はなかなかの数で放射線爆弾で感染者を殲滅という設定の割には生き残りすぎじゃない?と疑念を持ちたくなるのですが、
まぁ感染者やウイルスも強くなっているのだろうということで納得しましょう。

ちなみに見た目や造形はCGに頼らず特殊メイク。

これはこの規模だと正解だと思いますね。
一夜の出来事ということでずっと画面が暗めなのもありますがチープさは可能な限り抑えられているなと思いました。

任務の混乱は当たり前

ワクチン回収が任務ということでワクチン回収するまでに一悶着あるんだろうなと思ったら、
ワクチン回収はかなりあっさり終わります。

出くわす感染者も2体だけこれは楽勝任務と思ったらやっぱり起きるアクシデント。

本部とは電波状態が悪く通信がつながらず、使用していたドローンはコントロール失って爆発、そして感染者達との籠城戦がスタートと。

こんな感じで話としてはワクチン回収より回収後の脱出に主眼を置いた内容となっていました。

この籠城戦で仲間のダンナーが噛まれた中で出会うデッドゾーンでの生き残りグッドマン。
弾薬も残り少なく脱出まではタイムリミットありということで彼女の力を借りて脱出するという流れになるわけです。

ちなみにダンナーはワクチン使って助かってます。

脱出するために大きな障害に出くわすことにもなるのですが、
それ以上に大きな障害として立ちはだかるのがマスクの不調。

ぶっちゃけこれでピンチを作る機会が多い内容です。

マスクの完成度は40%と後で教えられ1人は空気がまともに供給されずに酸欠になりかけたり、
ボスのは一時停止してやっぱり酸欠になりかけると現地使用は初めてとはいえトラブルが多すぎですね。

これにより一時的に動けなくなったり、復帰のために立ち往生させる展開が多いので多分感染者よりこっちの方が強敵な内容でした。

変異体

脱出にあたっての最大の障害となるのがこの変異体。

ゲームで言うとボス的な存在となります。

というかこういうのが出るからゲームっぽいというか。

他の感染者とは一線を画す存在ででかい、早い、強いといった分かりやすい存在で、
見た目としてはバイオハザードの追跡者をベースにリッカーの舌を取り付けた感じです。

ちなみに彼?もCGではなく特殊メイクでがんがん頑張ってくれてますよ。

仲間を次々と襲い犠牲者を生む(というか変異体以外で犠牲者が出ない)因縁の相手となっていきます。

特徴もちゃんと設定されており、天井を這い長い舌で攻撃とリッカー感あるムーブから、
叫ぶと超音波が発生し電子機器を狂わせたり破壊させたりなど、うん、やっぱゲーム的ですね。

好物はワクチン未接種の血で光が苦手とやっぱりワクチンが最大の鍵となる展開です。

こういった情報は仲間の犠牲ごとにどんどん特性を把握していくという流れでこれがまたゲームっぽいのですが、
ただ最後に戦わせるためとはいえエイジャックスの自爆するための起爆装置が起動しなかったのはちょっと無情というか酷いと思いました。

そこは爆破はするけど仕留められない失敗だろぉ!

まぁこれでワクチン弱点とハッキリするので無駄とは言えないのですが。

最後のバトルはスーツについてる明かりを駆使しつつ、ワクチンをブスーで決着。

このワクチン刺す時の、

予防接種の時間だ。

副反応に注意をクソッタレ!

という台詞は今の世の中ならではの台詞という感じで結構好みです。

この変異体の発生理由は最後まで分からず、取ってつけたかのように軍が汚染した結果という話も出ますが、
これは確証もなく憶測もいいところなので本当に取ってつけた感あります。

まぁ、ゲームっぽい話だしこういう良くある憶測は多分正解。

ちなみにボスが仲間を殺した変異体の始末に拘ってるだけで、実は途中から無視すれば普通に脱出出来た感があるのは内緒です。

まとめ

久しぶりに見たゾンビ映画でしたが、昨今の世の中の情勢もあってか感染の封じ込めには成功しているパターンが増えてきましたね。

その封じ込められた中での悲惨さもセットで。

なので今回は任務で赴いた軍人と中で生き残った軍人主役になり一般人という部分は一切省いた内容でした。

なのでホラー要素は全くなくアクション特化な内容となっています。

ゾンビ物で良くある人間同士の足の引っ張り合いや、
第3勢力として人間が出てきて1番怖いのはやっぱり人間なんていう要素もないのでパニック要素も無し本当にアクション特化です。

ここら辺がまたゲームっぽいなと感じる部分ではありましたが、アクション特化のゾンビ物としては無難な出来だったとは思います。

パニックやホラー要素が欲しいという方には間違いなく物足りないでしょうが、
ゾンビ物のアクションゲーム的な映画が見たいなら見てもいいかも…しれません。

まぁアトラクション感覚で見る映画ですね。


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