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製作国
アメリカ
監督
シェーン・ダックス・テイラー
脚本
シェーン・ダックス・テイラー
出演者
ベラ・ソーン
アリヴィア・アリン・リンド
オースティン・ニコルズ
マーセア・モンロー
スカイラー・サミュエルズ
伏線を読み解き謎解きに挑戦。
今回はそんな映画マスカレード(原題:Masquerade)の感想を書いていきます。
ジャンルはスリラーで上映時間は約80分です。
伏線が集約されていくラストの展開が見応えあるいい映画でした。
目次
あらすじ
見ているものを疑え! すべてには表と裏がある ―。
その夜、両親の留守を任された11歳の娘ケイシーと家政婦のソフィア。
突如、広大な屋敷の電源が切られ、2人組の強盗犯が現れた。襲撃の目的は、その屋敷に所蔵されている希少なアートコレクションの数々。
2人に姿を見られた強盗犯は、あっけなく家政婦を殺害。そして間一髪で難を逃れたケイシーは、強盗犯から逃れるべく、屋敷内を隠れながら決死の攻防を繰り広げていた。
一方、襲撃と強奪を裏で操っている様子の謎の女、ローズ。彼女はアートディーラーのダニエルとオリビア夫妻が参加するチャリティパーティに潜り込み、2人の動向を監視していた。
自分たちの身に何が起きているのか、まったく知らない夫妻は、酩酊状態のまま、ローズの運転で屋敷に帰り着く。
セキュリティが切られ、荒らされた部屋に気づく夫妻。この屋敷で何かが起きている。そう感じた2人にも暗闇から魔の手が襲い掛かる。
果たして、謎の女、ローズの正体とは?屋敷襲撃の本当の目的、そして、そこに隠された衝撃の真実とは! ?
Amazon商品ページより
登場人物
✔️ローズ
バーのスタッフ
✔️ケイシー
両親から留守を任された娘
留守中に強盗に襲撃される
✔️ダニエル
オリヴィアのオットで美術商をしている
✔️オリヴィア
ダニエルの夫で事前活動をしている
✔️ソフィア
ケイシーの面倒を見ている家政婦
この映画を配信している配信サービス
※2023年1月3日時点
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ストーリー感想
耐える娘、向かう夫婦
この映画2つの視点で話が進みます。
留守番中に強盗に押し入られるケイシーの視点と、
家に帰るダニエルとオリヴィアの夫婦、そしてその夫婦を送り届けるローズの視点です。
チャリティパーティーから帰宅するダニエル達に接触し、屋敷への協力者に連絡をしているローズ達。
こちらのパートは家に着く中盤まではローズの動き以外は不穏なものなど無く進んでいきます。
ただここでのダニエルとローズの会話、
人は皆いろんな仮面をかぶってるから、
状況や人間関係に合わせて、
相手の向こうに隠れている本当の顔をーー
見たいと思ったり見たくないと思ったりする。
この会話が後々の展開に影響していました。
それとは逆に屋敷に男女2人組の強盗に入られるケイシー視点は強盗にソフィアが殺され、
停電を引き起こされ単身でなす術も無いまま隠れ逃げ回る緊張感のあるパートとなっていました。
男強盗の短絡さも緊張感にハリを持たせていますね。
序盤はこちらのパートでの展開がメインとなるのですが、
ここの展開はケイシー側に対抗手段がないため、女強盗に探されるケイシーと物色する男強盗という話がただただ続くため少し単調だったりします。
ケイシーが早々に屋根裏という気付かれないところに逃げ込むのも単調になってしまった原因ですね。
そしてダニエル達が屋敷に着き、いよいよ物語の謎が明かされていきます。
ストーリー感想(ネタバレあり)
交わる2つの視点
ダニエル達の帰宅、ここから一気に話は動きそれぞれの真実が明らかになっていきます。
ダニエル達の帰宅後仮面を被りダニエル達を襲撃するローズ、強盗に追い詰められるが屋根裏から飛び降り逃げるケイシー。
この2つの視点がついに交わり襲撃の真相が明らかになります。
はっきりネタバレするとローズとケイシーは同一人物です。
ケイシー視点は過去、そしてローズ達の視点は現在だったということですね。
過去にソフィア達や家族の命を強盗のダニエルによって美術品共々奪われ、
銃で撃たれながらも唯一生き残ったローズ・ケイシーの復讐の物語だったわけです。
ダニエルはローズの言葉通り人生の1つ1つの決断がこの結末に導いた。
その言葉通りの末路を辿ることになりました。
過去に復讐を誓い、現在で復讐を遂げた2つが交わりこの物語は終わります。
鈍い自分はこのローズ=ケイシーという展開までは読みきれませんでした。
ローズと強盗の会話が噛み合ってない時があったので協力関係や知り合いではないのは読めたんですけどね。
ネタが分かってからはなるほどと納得のいく見事な構成の映画になっていたと思います。
早々にこのローズ=ケイシーが読めた人からは評価は下がると思いますが、
この手の映画は展開を読めた人と読めなかった人で評価が真逆になってしまうのはしょうがないですね。
良かったところ
読みきれなかった自分にはこれは素直に構成そのものとしか言いようがないです。
ある程度までは読めたんですがラストの真実までは読めなかった、
つまり脚本に負けたわけですから当然ここが最も良かったところとしか言えません。
残念なところ
これは中盤までの単調さですかね。
ラストには繋がるのですがそれでも序盤のケイシーパートは逃げる隠れる見つからないが続くだけで大分単調でしたね。
抵抗したら意味がないパートとはいえ何かもう一つ盛り上がり欲しかった気はします。
印象的なシーン
これは文句なしでラストです。
銃で撃たれながらも生き残り這い上がるケイシーと復讐を果たしダニエルを見つめるローズ。
この2つが交わりケイシー・ローズとなったラストシーンはかっこよさと美しさが同居してかなりいいラストシーンでした。
この映像は本当かっこよくて痺れるシーンでお気に入りです。
まとめ
全ては最後に交わるために用意されている構成の映画で自分的にはかなり楽しめたのでお気に入りの1本です。
読みきれてしまうと評価が下がるのはこのタイプの映画の常ですが、
約80分と短く見やすい映画ですし是非とも挑戦しては如何でしょうか。
たとえ読みきれたとしてもラストの映像には引き込まれると思いますよ。
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