【映画】狼は羊になれるか?最高の悪魔合体アクション デスペラード 孤狼の運命 感想

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Dongyang Qishu Youyu Culture Media Co., Ltd
Dongyang Zhonglele Film and Television Media Co., Ltd

製作国

中国

監督
シユ・チェン
出演者
チャン・クォックワン
ムチミヤ
シン・ユー
ルオ・ダーホア

 今回はアマプラにて鑑賞の映画、デスペラード 孤狼の運命(原題:西装暴徒/Desperado/Thug in a Suit)の感想。

 妻子を失い服役した男の復讐譚、そこにスーッと沁みる少女との擬似親子関係。とても王道なストーリー構成。しかし、そこにとある仕掛けをすることでラストで泣ける映画としてストーリーを楽しめる映画でした。

 そしてアクションの方は中国B級お馴染みの悪魔合体ですが、合体させた作品が正直夢の合体としか言えない作品を採用しているので見応えも興奮もあり、シーンの数も質の良さも担保されているとアクション映画好きにも楽しめる内容となっております。

 ジャンルはアクションで上映時間は約104分となります。

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あらすじ

兄弟分を救うため、マフィアの巣窟に乗り込んだ男。殺人罪で9年の刑期を終えて現在は流しのピエロとして生きていた。しかし、抗争により最愛の妻と娘を失った恨みは一時も忘れることはなかった。そんな悲しみを抱え生きていた男に、新たなる敵が迫り…。

U-NEXTより

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登場人物

ジョウ・クー

元諜報員で凄腕の男で通称“スーツの男”

マフィアの弟センを殺したと濡れ衣を着せられ妻子を爆殺され、同じくマフィアに捕まった親友バノーを救うために乗り込む

そこで妻子を殺害した真犯人を知るも警察に逮捕され9年の刑期を満了して舞い戻る

シュエ・リン

9年前にジョウを逮捕したシュエ巡査部長の娘

養子であり、忙しい父親に中々会えずに寂しい思いをしている

ピエロをしているジョウに懐くが、彼女の持つテディベアの中にあるとある物が狙われジョウと共に逃走することになる

シュエ・ゾー

犯罪撲滅に力を入れる巡査部長

9年前にジョウを逮捕した

バノー

ジョウの親友

ジョウが逮捕されていた9年の間に泰城を良くするためにと議員になっていた

ナン

女刑事

シュエ巡査部長の部下でもあり、リンとも交流がある

ざっくり概要

 ここからはいつも通りに途中までのざっくりとした内容を。

 マフィアのズオドゥンの弟センの死から7日。センを殺したとされるジョウ・クーを誘き寄せるためにズオドゥンはジョウの妻子を爆殺し彼の親友バノーをとらえ拷問していた。
 バノーを救うために乗り込んだジョウ。待ち構えていたマフィア達を意にも介さず始末しながらバノーの元に単身突き進み彼を救う。しかし追い詰められたズオドゥンはアジトを爆破し逃走、そしてバノーはジョウを庇って爆破に巻き込まれてしまう。
 逃げ延びたズオドゥンは戦闘に来なかった雇っていた片足の男を罵倒する。しかし片足の男は自分がセンを殺したと告白してマフィアのボスをバイクで轢く。そしてジョウの妻子も殺したのも彼だった。
 ジョウもまた片足の男に殺されかけるが警察が現れ片足の男は逃走。そしてジョウはそのまま逮捕されてしまう。
 強さはあるが妻子も親友も守ることが出来ないままジョウは1人生き残ってしまうのだった…

 9年の懲役を受けたジョウ、刑務所の中で多くの囚人と争い続けながらもその9年の刑期を全うする。
 出所し妻子の墓にあの男を捕まえることを誓う。そして墓にはバノーからのメッセージが残されていた。

 1か月後、生き残り議員になっていたバノーは泰城を住みやすい街にと演説をしていた。彼の演説中にあの片足の男が暗殺しようと狙撃するがジョウのアシストもあり何とか難を逃れる。

 ピエロに扮したジョウはバノーに尾行され彼との再会を果たす。
 誰に狙われているのか聞くが正体不明と言うバノー。彼は自分の元で働かないかとジョウを誘うがそれを断る。
 住む世界も目的も変わった2人、ジョウはもう会うのをやめようと言う。だがバノーはジョウに来てくれると信じていると連絡先だけ渡し2人は別れるのだった。

 警察の巡査部長シュエの娘のリンにピエロとして何週間も接触し続けていたジョウ。懐かれたジョウは彼女から忙しい父親に変わって親子教室に来て欲しいと言われる。
 別れ際あの片足の男の物と酷似したバイクにリンが轢かれそうになりそれを助け一方的に約束を取り付けられてしまう。その頃片足の男はUSBメモリを探して1人の男を拷問しテディベアの中にあると吐き出させていた。

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 翌日テディベアを持って校門でピエロを待っていたリンだったがジョウは彼女を遠くから見つめ姿を現さなかった。父親が来ないことを馬鹿にされるリンだったがそこにピエロであるジョウが父親代わりとして参加する。
 だが父親の一大事と別の男達が入ってきて彼女を連れ出そうとする。男達の手首に彫られた数字を見てあの片足の男との関係のある男だと察して戦闘になるジョウと現れた男達。返り討ちにしてリンを連れ出すが警察は学校で暴れリンを連れ去ったジョウを追跡するのだった。

 女刑事のナンと片足の男の手下達に追われるジョウだが追っ手を巻き1人を捉える。彼から手の入れ墨は組織の印、そしてリンを追う理由ボスが欲しいものを持っている理由だけを聞き出す。
 そのまま逃げようとするが追いついたナンと揉み合いになるが彼女もかわして逃走に成功する。
 手配されるピエロ。その頃ジョウとの繋がりは選挙への悪影響となると忠告されるバノー。
 妻子を殺した相手とリンを狙う相手は同じ、ジョウは片足の男を探す手掛かりとしてリンを守ることを誓う。

 リンの腕時計にあるGPSを使いジョウ達の潜伏先に現れる片足の男の手下達。ジョウはリンを隠し部屋に匿い、男達を待ち構える。
 幹部クラスの男をとらえて再び片足の男とリンを追う理由の情報を聞き出そうとするジョウ、そしてあの片足の男が“R”と呼ばれていることを知る。

 既に立ち去ったジョウの部屋に踏み込んだナン達警察はジョウに倒された“R”の配下達が捉えられたのを発見する。その一方でジョウはリンと共にもう1つの潜伏先に辿り着きそこでリンと心を通わせる。
 そしてプレゼントとして貰ったテディベアから“R”達が探すUSBメモリを発見するのだった。

 警察では娘のリンを救うためにシュエが戻り、ピエロの正体が9年前にジョウであると伝える。
 それを元に捜査を進める捜査班。ジョウの元にいた手首の入れ墨は“R”の手下であり、ジョウが復讐のために“R”を狙っているのであれば“R”を追えばジョウも見つかると方針を明確にしていた。

 USBメモリの中身を調べるジョウ、そして遊園地に着き1周15分の観覧車にリンを乗せる。リンが観覧車に乗っている15分の間に遊園地にいる“R”の手下から居場所を聞き出そうとする。
 デカい麻薬取引と場所しか知らないという手下からその場所…リンカー港のP埠頭で行われると聞き出し手下自身に警察に通報させ売春と麻薬の温床を次々と摘発させる。

 報道でシュエはリンを返して欲しいと訴える。そして警察は先の通報によりジョウが絶対的な敵対者ではないことを推測するが、それなら“R”の手下がなぜリンを狙うのかを考えていた。
 そしてシュエも警察も狙いは証拠品であるUSBメモリであったことを確信する。同時にシュエにリンから電話があり遊園地にいると教えられるが、ジョウが電話に気付きリンを連れシュエに電話をし0時に埠頭で1人で来て会おうと申し込む。

 約束通りに埠頭で出会うジョウとシュエ。
 証拠品を隠していたシュエに“R”との関係を尋ねる、“R”の本名はルワン・ハオで素性は元傭兵、コネがあるために証拠を集めて機会を待っていたと説明される。
 商品の確認で必ず現れるというルワン、工場の場所と取り引き時間を教えるジョウ、協力体制を取り午前1時に再び会うことを約束するのだった。

狼は羊になれるか?いい真実の復讐譚だ…

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 静かなプロの淡々としかし確かな激情を秘めた復讐な本作。
 ヤナとチー妻子を失い親友バノーを救いにいくも逮捕された復讐者であり元受刑者の父親ジョウとそのジョウを逮捕したシュエの養子の娘であるリン。
 父親が忙しくて寂しがる彼女の前に現れピエロとして楽しませ、その彼を慕う少女との逃走と復讐の物語。実に王道もいいとこである…と思わせて最後に良い一捻りを入れているのが本作のストーリー。

 妻子を亡くした男の復讐という暗い話に一握りの人情を入れる構成はベタですが、やはり沁みる。

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 リンを狙う復讐相手の手下達とリンを守るために連れ去ったことで警察に追われるジョウがベースとして話が進みますが、この逃走の仕方1つとっても一々スローとカット割り入れて着替えたりメイクを落としたりと無駄にスマートにしていて少し過剰なプロ感と真面目さがシュールで面白かったりします。

 その2つの追跡者との向き合い方も様々。当たり前ですが復讐相手には容赦せずと思わせて生かすことが多く、それを自分を追う警察に捕まえさせて組織の犯罪の証拠や現場を与えて、共同作業のように追い詰めるとここら辺の自分の状況を利用した追跡されながらも追跡させて追い詰めていくのは感心する部分が多い組み立て方でしたね。

 リンとの交流も実に真面目。最後の真実のために丁寧に交流を重ねて、娘を失った父親と父親が忙しい娘の擬似親子感という王道がちゃんと出来ています。
 リンの父親であるシュエに父親として側にいるようにと自分が出来なかった忠告をするのも良いですね。このリンの存在がジョウとシュエを繋げるのにも活かされるのでここら辺は人情と本筋どちらにも作用させる無駄のないやり方でした。

 ただ追跡する警察パートはちょっと無駄があるかなぁとも思いましたね。真実的には全部曝け出すわけにはいかないのですが、女刑事であるナンがメインキャラに見せて意外と活躍しない。

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 シュエの部下でリンとも交流あり、ジョウとも序盤で交戦とメインキャラに別々の形で関係性があるので結構活かせそうな気がしたのですが、最後の戦いにも参加せずに実力発揮する場が少なかったでのは勿体ないですね。もう少し彼女のアプローチによる真実に近づく部分があっても良かったようには思えます。ただ女刑事な辺り中国映画(アジア映画?)らしくただ出したかっただけかもしれません。

 追われながら追いかけるその復讐譚の最後の果てもジョウという人間の性格が現れていたり最後の仕掛けに関与していそうで好みだったり。
 妻子を殺害した片足の男ルワン。彼を追い詰めて銃口を向けて何度も発射するも1発も当てずに(ショットガンでそれやるの凄いな)あくまで区切りとして…と警察に逮捕させる。この場面だけ見た時には高潔でかっこいいと思い、最後の真実を知ると激情が2つ分ではなかったことの示唆でもあり中々いい“一時的”な復讐の結末でした。後何気にルワンが過去にジョウと対峙したことがあり、そこで片足を失ったという復讐の二重構造になっていたのも好みです。

 で、さっきから無駄に思わせぶりに言っている真実なのですが、これは復讐の真実と親子の真実。この2つがあります。このうちの復讐の真実は少し読みやすいので不満があったりするのですが、親子の真実は好みです。

 まずは復讐の真実の方。これは要は復讐対象のルワンではなく黒幕がいるということ。
 で、この黒幕が実は親友のバノーだったという。

 これぶっちゃけ読めない人は誰もいないと思います。

 何故ならこのバノー立場の割にあまりに出番が少ない。冒頭で捕まってジョウに救われる、出所後に議員になっていて再会する。ジョウが手配されたら選挙への影響を懸念される。この3つだけ。

 親友でありながら、この少なさ。しかも出所後は議員になっている。これでこの展開を読めない人はいないでしょう。

 これ何が問題かって言うと実はリンの父親のシュエも汚職していたという真実があるのですが、これすらもこのバノーの出番の少なさのせいで予測出来てしまうんですよ。

 これがバノーも定期的にジョウの助けになっているシーンがあれば、シュエとバノーどちらが裏切るんだ?と思考を巡らせられるんですが、出番少なすぎてバノーの出番が少なすぎてこいつ裏切り確定、そしてシュエの行動も怪しい点があるので2人共裏切るんだなって全ての推測がつきやすい。

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 普通はね、協力的なのが裏切り怪しいのが実は味方…とか順当に怪しい奴は印象通りで協力的なのも普通に味方とか、黒幕や裏切り者の予測はどっちだ?と思わせるべきなんですよ。でも普通に怪しいし整合性のない行動とる奴とメタ的に裏切りそうな奴が出番少なすぎ、これが揃うとまぁ予測は容易ですよね。何で黒幕としての物語の配置としての仕掛けになっていないのは残念でした。何ならバノーが追い詰められたジョウの最後の縋る場所で協力的だった方がこちらが予測裏切られて、感心したと思います。

 ただバノーへの復讐のための行動とそこからの親子の真実は好みです。何なら大好きです。
 妻子の墓へ行って語りかけ、娘の墓に隠してあった武器を取り出す。ぶっちゃけこれだけで熱いのですが、そこからの親子の真実ですわ。
 爆殺されたと思って駆けつけた時、実は娘チーは助かっていて、これ以上巻き込まないために死んだことにして施設に預けていた。そうリンは擬似親子的な関係性ではなく実の娘で本当に父と娘の親子だったということ。

 これが分かると色々もジョウの行動も腑に落ちたり、意味合いが変わって趣深くなる。

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 最初はピエロとしてリンに接触したのは自分を逮捕したシュエの娘だったからと思ったら、実の娘だったから何ならピエロになっているのは赤子の時にピエロの真似してあやしていたからとか。
 復讐者にしてはクールな方だなと思っていたら、まだ全てを失っていない激情だけに駆られるには早すぎて冷静さを保たなくてはいけない存在がまだいたからと復讐譚として“一時的”な決着となるルワンの逮捕までの流れに納得いくようになるいい仕掛けでしたわ。

 ジョウ本人は最後まで真実を胸に秘めたままのつもりで行こうとしたのに、警察の銃弾に倒れた時の写真で娘のアザの位置でリンが父親だと気付き呼びかけながらも離されていくところなんか胸熱くなりまくりでした。

 バノーがこの裏切りの動機として狼が羊になれるか?と問いかけてジョウを昔に戻そうとしますが、これを見るとね。
 確かに羊にしては牙が鋭すぎるかもしれない。しかし実は最初から最後まで父として戦い抜いていた狼は少なくとも羊に擬態することは出来ていたと思えるでしょう。

 残念…というか勿体ない登場人物の配置や役割こそありましたが、ジョウとリンに絞り復讐と親子の話として見ると、シーンを思い返すと印象が変わるようになるいい仕掛けと真実が秘められているストーリーでした。

夢の悪魔合体アクション

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 この規模の中国映画と言えばどっかで見たことある作品と作品の悪魔合体。本作はそれでもアクション映画ファンなら一度は夢見る悪魔合体を行っておりました。

 基本となるアクションの質自体は相手から武器を奪って使いこなすプロの動き。冒頭から敵の銃を奪うなんて王道な物から冷凍肉を使う面白路線まであり、それ故に様々な武器や道具のアクションが楽しめます。
 そして本人の格闘術もちゃんとキレあるので武器や道具頼りだけの面白路線とは違うので基本に加えて面白い工夫が足されているって感じ。
 そして冒頭と最後にすぐに倒される女の殺し屋が目立っているところなんかは中国映画の世の風潮に媚びない(世の中には媚びている)ある種の良さではあるかなと思います。ちなみに女相手にも容赦しないので風潮には乗っているかもしれない。

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 そしていくつかのシーンでは相手に恐怖を与えるように、1人1人じっくりと始末していく。そんな静と動が楽しめる幅があるアクション群です。

 アクションの頻度もストーリー偏重にならずに売りを分かってしっかりと定期的にアクションシーンを差し込んでくれるので、アクション目的ならその動きや武器の種類の豊富さもあって飽きることはない映画になっています。
 幹部クラスが弱くてひりつかないのはジョウの強さの証明と見るか、面白さに欠けると見るか、はたまた見た目の割にはキレが良くて強いバノーを引き立てるためか、その敵への印象は人それぞれになるかもしれません。

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 なんというか有名所で例えると動きの路線や質、映像の質感は派手さの部分はジョン・ウィック。特に武器の奪い方や使い方、使う道具なんかは明確に意識していると思われます。
 本命ターゲットへの追い詰め方はイコライザーの静かな追い詰め方と言えば分かりやすいでしょうか。特に後半のルワンとその手下相手はモロにイコライザー1のホームセンターの決戦に見えます。スプリンクラーの中での決着とかまんまの絵面ですしね。

 つまり今回の悪魔合体に主に使われた作品へこの2作品。
 中国映画のいつもの節操も恥もない悪魔合体路線ではあるんですが、正直アクション映画好きならこの2つの悪魔合体は一度は妄想したことあるでしょうから、節操ないなと思いながらもクオリティ自体には満足感が高いアクションでした。

まとめ

 この映画、自分はかなり好きです。

 ストーリーに関しては黒幕なんかは普通に読めてしまうのですが、ただ父と娘という部分だけに焦点を向けた時に最後の真実という仕掛けはそれまでのシーンに納得を行き、また認識が変わる変化のある仕掛けで普通にのめり込めました。

 何ならジョウが撃たれて倒れた後にリンが父と気付いた所とか節操ない悪魔合体中国映画相手のはずなのに普通に泣けましたから。

 その悪魔合体したアクション自体は確かに節操も恥もない、でもジョン・ウィックもイコライザーを直球で混ぜるなんてことは正直他の国では躊躇してやらないでしょうからそれをやれるのは中国映画だけ。そう
 考えると本当に節操も恥もなく、とてもよろしくないことではあるんですが、自分達の意義を果たしているとも中国B級をそこそこ追っている身としてはそんな風に思ってしまう部分もあるのは確か。

 そして実際にアクションのクオリティ自体はちゃんと高いから困るんだ、これが。

 相変わらず節操はないけどクオリティは高いアクション。そしてちゃんと自前で感動させてきたストーリーと、理想の悪魔合体と泣いてしまったストーリーで流石にここまで楽しんだらいい映画だと好きな映画だと認めざるを得ない。

 まぁ、この規模の映画は楽しければいいだろの精神であまり怒るつもりで見れば、節操なくてもこんな感想になってしまうわけですね。


まとめ

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