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製作国
アゼルバイジャン
監督
レック・リバン
脚本
レック・リバン
出演者
Taleh Memmedov
ムバリス・サマドフ
エイゼル・ユスボバ
かなりサバイバル寄りなホラーでした。
今回見たのはゾンビ・オア・ダイ。
アゼルバイジャン作のホラー映画でしたが、
銃弾かゾンビかという宣伝よりは大分印象が違う作品だったかなと感じました。
上映時間は約86分です。
ストーリー
かなりサバイバルに寄っていました。
強制収容所から捕虜として移送されているところから物語が始まり、
全員が謎の注射を受けていると言う今後のゾンビに関する伏線となる説明も入ります。
その後、移送された人里離れた山で虐殺が始まり、
アルヴィン、エシュラの主役となる夫婦が穴に落ちたことで虐殺を免れるというところから話が展開していきます。
この穴のパートで脱出を試みるのが約3分の2を締めており、
ゾンビが登場して事態が動き出すのはかなり後半です。
この時間配分はゾンビを期待している人には肩透かしになるかもしれませんね。
こういう構成なので、撃たれて死ぬかゾンビに殺されるかというよりは、
脱出出来るか出来ないかというサバイバル要素が強めな映画となっていました。
ホラー、グロ要素
あまり怖くはないが、強いて言えば人が怖い。
どちらかと言うとゾンビよりは平然と虐殺する人怖の方が強いかもしれません。
ゾンビ自体は古き良きテンプレートなゾンビなので安心感はあれど、新鮮さはないですね。
グロ要素に関しては序盤に臓物出るシーンがあるので、苦手な人はそこだけは注意かなと。
ゾンビによるグロはほぼ無いに等しいので、やはりゾンビよりは人の方の怖さが勝っているかなと感じました。
まとめ
あまりゾンビホラーを期待する作品ではないかもしれません。
基本的に穴の中で話が進みゾンビの登場も遅いので、
そちらの恐怖よりはアゼルバイジャンの情勢とかそっちの趣きに注目した方が正しいのかなと。
特に序盤の「銃弾1発2ドル、人の命も値下がったもの」という台詞は情勢を現しているなかなかいい台詞だなと思いました。
個人的には後半脱出直後の自問自答シーンも結構お気に入りです。
ここら辺も見てもやっぱゾンビよりは人に重きを置いている映画かなと。
アゼルバイジャンの情勢のほんの一部を見つつ、おまけにゾンビも見たいという人にはおすすめかもです。
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