【映画】これがBCUのワン◯ーだ! スリ・アシィ 感想

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

スリ・アシィ
(C) 2022 SCREENPLAY BUMILANGIT PRODUKSI. All Rights Reserved.

製作国

インドネシア

監督
ウピ
脚本
ウピ
ジョコ・アンワル
出演者
ペフィタ・ピアース
レザ・ラハディアン
クリスティン・ハキム
ジェフリ・ニコル
ディマス・アンガラ
アリオ・バユ

今回はアマプラにて視聴の映画、スリ・アシィ(原題:Sri Asih)感想。

グンダラに続くインドネシアのヒーローユニバースBCUの最新作。

ですがグンダラを見ていなくても全然平気な内容にはちゃんとなっています。(というか単独ヒーロー2作目でいきなり予習必要なユニバース物はやばいやつ)

ストーリーもアクションもグンダラに比べると無難な感じでしたが、
個人的には製作国の違いが出るくらい尖っているあっちの方が好みだったり。

まぁでも無難に楽しめる出来にはなっているので新しいヒーローユニバースを追いかけたい方にはオススメ出来ますよ。

ジャンルはアクションで上映時間は約133分となります。

あらすじ

最強の女神が目覚める
ジャワ島のムラピ山が噴火し、車で逃げ惑う若夫婦が事故で亡くなる。死の間際に生まれた 女の子、アラナ(ペフィタ・ピアース)は、孤児院で正義感の強い少女に育つ。裕福な女性に 引き取られ、成長したアラナは格闘家として活躍しながらも、激しい「怒り」に飲み込まれ そうになることにいつも悩んでいた。そんなある日、トラブルに巻き込まれ養母が瀕死の重 体に陥ってしまうが、アラナを見守ってきたという謎の組織に2人は助けられる。そして彼 女は自らに秘められた運命を知ることとなり、伝説のヒーロー「スリ・アシィ」として火の 女神の復活を阻止すべく戦うことを決心する…!怒りの誘惑と闘う彼女がもたらすのは、 「救い」か、「破壊」か…。

Rakuten TVより
ライツキューブpromoより

スリ・アシィを配信している配信サービス

※2024年6月1日時点

見放題レンタル
Amazon Prime Video✖️
Netflix✖️✖️
U-NEXT✖️
hulu✖️
DMM TVプレミアム✖️

登場人物

アラナ

ジャワ島のムラピ山の噴火に巻き込まれた夫婦が死の間際に産んだ子供

孤児院で育ち義母となるサリタに引き取られ彼女の元で格闘家への道へ

悪夢の女性の言葉に飲み込まれそうになるアラナにサリタから自制心を学ばされる

サリタ

アラナを引き取った彼女の義母

ジムを運営しておりアラナも格闘家へと育て上げる

タングー

アラナの孤児院時代の友人

大人になってから記者としてアディネガラの不正を報道している

ジャトミコ

警察官

タングーと情報のやり取りをしている

貧しい立場であり署内では立場が弱く、またアディネガラからはそれを理由に命令を強要される

マリアーニ

女神アシィの子孫を守る“ジャガブミ”という組織の女性

盲目であり息子のカラを使ってアラナをサポートする

カラ

マリアーニの息子

現場でアラナをサポートする

プラヨゴ・アディネガラ

街を牛耳る実業家

街の近代化を進めており警察に大金を渡して事業を守らせている

ざっくり概要

BCU2作目となる本作。

シリーズ物ではありますが、グンダラは見ていなくても大丈夫。(というか絡むのは最後だけ)
なので本作から見ても問題ない安心設計となっております。

というわけで中盤までのざっくりとした内容から。

ジャワ島のムラピ山の噴火に巻き込まれた夫婦が死の間際に産んだ子供アラナ。

両親の死後、孤児院で育てられた彼女は友人のタングーがいじめられていても助ける正義感の強い子供として育っていた。

そんな彼女を引き取ったのは格闘ジムを運営しているサリタ。
いつかの再会を約束してアラナとタングーは別れるのであった。

サリタの指導の元で格闘家として大成するアラナ。

スリ・アシィ
(C) 2022 SCREENPLAY BUMILANGIT PRODUKSI. All Rights Reserved.

しかし、そんな彼女は幼少期に見た悪夢に再び悩まされるようになる。

それは夢の中で現れる“彼女”

“彼女”はアラナに怒りを解放しろと何度も呼びかける。

そんなアラナを見たサリタは彼女に怒りに支配されずに自制心を覚えろと悟す。
しかし、怒りに支配されることもあるアラナを見てサリタはしばらく試合を控えた方がいいと提言する。

意気消沈してバーで飲んでいるアラナの目に、ニュースで女性に暴行して告発された実業家アディネガラの息子マテオが出所したという報道が入る。

不可解な釈放に警察はグルなのか?そんな報道をされる中でその記者はアディネガラにより“粛清”される。

路上強盗として処理された“粛清”
そんな警察の中にいる警官ジャミトコは現状への怒りから1人叫ぶ、そしてそれを不気味なカラスが見つめていた…

出所したマテオはジャミトコに釘を刺されながらも自身の女からアラナの映像を見せられる。
彼女に興味を持ったマテオは部下をサリタのジムに行かせアラナと自分の八百長試合を申しつける。

断るサリタ、ジムの中で発砲して暴れるマテオの部下。
そんな母を見たアラナはサリタに内緒でマテオの八百長の申し出を受けるのだった。

八百長試合当日、3ラウンドで倒れる約束のアラナは約束通り3ラウンド目にわざと倒れる。
しかしその時“彼女”の声が聞こえアラナは我を忘れてマテオを倒してしまう。

サリタの声を聞き我に帰るアラナ。
しかしその眼前には倒れたマテオが映るのであった。

後日後悔に囚われるアラナの元にサリタがマテオの部下に報復されて意識不明となって入院したという報が入る。

怒りに震えマテオのバーに乗り込むアラナだったが、謎の男に止められてその場を後にする。

しかし、アラナが去った後にマテオは何者かによって殺害されていた。
直前にやってきたのはアラナ、マテオの父であるプラヨゴはアラナの殺害指令を部下達に出す。

何も知らずにサリタの見舞いに訪れたアラナ。
担当の医師が彼女の部屋を開けた途端に病室から爆発する。

慟哭するアラナを拉致しようとするプラヨゴの部下だったがバーで出会った謎の男がアラナを身を挺して救う。

そんな彼を見てアラナの力が目覚めプラヨゴの部下達を圧倒的な力で返り討ちにする。
自身の力に動揺するアラナを男が安全な場所へと連れていく。

男の案内された屋敷でアラナが見た物は男がいち早く危険を察知して避難させて匿っていたサリタの姿だった。

なぜ自分が狙われるのか、そして目覚めた力は何なのか自分を匿った女性マリアーニとその息子カラに聞くアラナ。

その口から語られたのは1つの伝承。

はるか昔のこと、人類が歴史に登場する前から強大な力を持つ者が存在していた。
彼らは2種類に分けられ、生者達にとって良き存在、その筆頭が女神アシィ。
逆に憎しみと悪意に満ちており破壊と惨劇を持たらす筆頭が火の女神。

二者の間ではしばしば戦いが勃発し、その余波でインドネシアの島々ヌサンタラが誕生。
激しい戦いが繰り広げられた末に女神アシィが火の女神に勝利し、火の女神は火山の中に閉じ込められた。

しかし条件が揃えば火の女神は再び外界へ出る。
それは彼女の5人の使者の復活。
1人目は全能の戦士
2人目は半人間半悪魔である存在
3人目は悪魔の少年
4人目は海を支配する女の悪魔
5人目は“悪魔の精”と呼ばれる人間の体を乗っ取る邪悪な存在。
もし火の女神が再び目覚めたらこの国ひいては世界が滅びる。

それが自分と何の関係があるか分からないアラナに対して、
マリアーニ達はアラナが女神アシィの子孫を守る“ジャガブミ”と呼ばれる組織の人間であることを明かし、
アラナはその女神アシィの子孫であることを伝える。

そして悪夢で見た“彼女”は火の女神でありアラナを覚醒させまいと怒りに囚われるように仕向けていたことも。

自身の出自を理解し、儀式を行いアシィの力に目覚めるアラナ。
その儀式の中でアシィと邂逅して怒りの元を全て絶つようにと告げられる。

アラナがアシィの力に目覚めたころプラヨゴの支配はスラム街にまで伸びていた。
放火と思わしき事件が起きるが、警察は何もせず。

他にも伝染病や毒物などの後も見受けられ、プラヨゴの狙いを計りかねるアラナ。

その時マリアーニがプラヨゴは火の女神5人の使者のうちの1人“悪魔の精”だと説明する。
彼の狙いは千の生贄を捧げ千の悪魔の軍勢を復活させること。

そして力の源であるネックレスを奪うためにアラナ達は行動を開始する。

貧民街を蹂躙するプラヨゴの部下達の前にアラナが現れ、アシィとしての力を発揮して彼らを追い払う。

スリ・アシィ
(C) 2022 SCREENPLAY BUMILANGIT PRODUKSI. All Rights Reserved.

事態を知ったプラヨゴは警察をも介入させてアラナの始末を行おうとする。
その中にはジャトミコもおり、彼にはより良い暮らしをしたければアラナを捕えろと命令するのであった。

プラヨゴの次の目的は市営住宅であると知ったアラナは先んじて密かに潜入するがそこで思わぬ再会をする。

それは幼少期に別れた孤児院時代の友人、タングーとの再会。
彼はプラヨゴの圧政には負けずに彼らの不正や疑念を報道し続けていた。

新しい伝手を手に入れたアラナはタングーと情報を交換しあっていた警官ジャトミコと接触。
彼は挑発的な記事を書き続けるタングーを気にかけながらも金には釣られないとタングー達にプラヨゴの動向について新たな情報を与える。

ジャトミコから得た情報を元に彼の主催するチャリティーイベントである仮面舞踏会に忍び込むアラナとカラ。

その裏では密かにタングーのいる市営住宅にプラヨゴの支配の手が迫っていた。

退席したプラヨゴを追いかけるアラナとカラ。

今が千載一遇のチャンスだと彼のビルに乗り込み、ネックレスを奪おうとする。

多くの配下とプラヨゴ本人との戦いを経て彼からネックレスを剥ぎ取ることに成功したアラナ。

しかし、彼の放った手の者は市営住宅の蹂躙を始めていた。

急ぎ駆けつけてタングー救ったアラナ、そして警察がやってきてついに事態は鎮圧されるのであった。

市営住宅の住民は警察によって避難地域へと送り届けられ、プラヨゴからはネックレスも奪った。

これで全てが終わったそう思っていたが火の女神による悪意はまだ密かにそして静かに侵攻していた…

とまぁ大体こんな感じの内容です。

グンダラに比べるとヒーローとしての目覚めが早いのがスリ・アシィでしたね。

ここまでだと話的にもアクション的には物足りない部分もあるのですが、
終盤にかけてそこはちゃーんと補われていくように作られておりました。

支配層からの脱却と“怒り”

グンダラの時もそうでしたが、BCUは今現在はこれらが共通のテーマとなっているような印象を受けますね。

スリ・アシィ
(C) 2022 SCREENPLAY BUMILANGIT PRODUKSI. All Rights Reserved.

正確に言うと支配層に悪が忍び寄り支配層を支配しているという構図ですね。
そしてそこにスリ・アシィならではの部分として“怒り”というものが含まれていました。

今回のスリ・アシィもヒーローネームの由来が女神アシィだけではなく、
かつての独立運動で活躍した女性ナニ・ウィジャヤが“スリ・アシィ”と呼ばれていたことから由来されていることからもそこら辺が強く出ているように見えます。

ヒーローという物に求めるのは悪を倒すことなわけですが、
その悪という物がどこに提示されるかはやはりお国柄が出やすいというところなんでしょうね。

ここら辺の表現が許されているうちはまだギリギリセーフなお国柄とも言えるかも?

で、今回のスリ・アシィですが、黒幕に関しては支配層という立場からは少しだけ捻らせております。

純粋に悪に乗っ取られた支配層ではなく、悪に乗っ取られた黒幕1人によって上手く事態を操作されていたという形ですね。

作中だと「俺が黒幕だとは思わなかっただろう?」とか言っていますが、
まぁぶっちゃけこれを読めない人は消去法的にも多分いないでしょう。

その黒幕の正体である下っ端警官ジャトミコ。

スリ・アシィ
(C) 2022 SCREENPLAY BUMILANGIT PRODUKSI. All Rights Reserved.

振り返ると事態の裏には彼が確かにその場にいる、
マテオとアラナを繋ぐきっかけとなった動画の際にもバーにいて、
アラナが激昂してバーに乗り込んだ際にも彼が警官としていたりなど、
アラナを今回の舞台に立たせるために動いていたのはバレバレ分かりました。

ただ黒幕として見ると彼の事情に関しては描写不足ではありました。

彼の事情は貧困を理由にマテオやプラヨゴ、はたまた署長などからもパシリにされたりと支配層から虐げられており、
地元では警官が支配層に媚びていることを非難される、分かっているのは大体これくらいなんです。

つまり彼が突き動いたというか“悪魔の精”に乗っ取られた動機というものがイマイチ描写不足なんですよ。

敵役として見るとテーマ的にもこれが勿体無い。

彼がつけ込まれたのは正義を抑えつけられたことによる“怒り”なのか、それとも貧しさにより虐げられたことによる“怒り”だったのか。
そしてそもそも“悪魔の精”に乗っ取られる前はどういう人間だったのか

ここら辺を深掘りすると黒幕としてのジャトミコはもっと魅力的になったように思えますね。

そもそも支配層からの脱却という意味ではアラナよりは彼の方がテーマに近い位置にいたと思うんですよ。

誰よりも汚職と正義の側にいながらも貧困や立場によって結局汚職の側に立つしかない存在。
それが“悪魔の精”によって悪として支配層側になりかわろうとするなら、その過程もじっくりと描写するべきだったんじゃないかなぁ。

敵の事情なんて知らねえよ!悪はぶっ飛ばされるだけの存在でいいんだ!という感覚も分かるんですが、
社会的なテーマを盛り込むとどうしてもそれからは外れる訳にもいかず。

憎らしい相手としては支配層の言動の方がよっぽど憎らしいからジャトミコだとイマイチ因縁不足に感じるんですよ。

スリ・アシィ
(C) 2022 SCREENPLAY BUMILANGIT PRODUKSI. All Rights Reserved.

支配層の“貧困層を無くす”の本当の意味の方がすげえ悪役感あります。

黒幕としてはバレバレなのにその最後まで黒幕であることを隠してしまったために彼を描写することが出来なかった、
その結果として人となりを描写する部分が無くなってしまい却って魅力を損ねる形となってしまったように思えます。

アラナとは直接的な因縁がないため、せめて境遇的な因縁はつけておくべきだったかなと。

ぶっちゃけアラナは義母にも力にも経済的にもかなり恵まれている側なので、
支配層や貧困という話だとジャトミコの方を掘り下げてその理不尽なほどの違いをアラナにぶつける方が映えた気がしますね。

ですが、人間と人間ではなくヒーローと悪として対峙するという形になってしまった、これがジャトミコの不幸とも言えるのでしょう。

ある意味どこまでもタイミングが悪くてついていないジャトミコと
失っているようで周りに恵まれ続けているアラナの残酷なまでの対比なのかもしれません。

でもその何がしかの“怒り”に突き動かされて堕ちた相手を
アラナが幼い頃から“火の女神”に“怒り”を解放するように拐かされながらも、
義母に指導されていた“怒り”を制御してヒーローとして打ち勝つというのは気持ち良かったのも確かではあります。

ただ良くも悪くもこんな俗っぽく収まってしまったのはヒーロー映画というコンテンツの形としての限界ではありますね。

なんか主役なのにアラナに関して語る部分が少なくなってしまいましたが、
彼女は上で語ったようにテーマに反して相当に恵まれている側だしヒーローとしての力もすぐに受け入れるので
苦悩とか矛盾とかとは無縁の存在でちょっと味が薄いからですね。

ここら辺は貧困層に属していたグンダラの方が魅力的に主役を1人の人間として魅力的に引き立てていたように思えます。

ヒーローアクションはちょっとアレに似てる?

女性ヒーローたるスリ・アシィ。

ヒーロー映画なのでアクションも大事なわけですが、大方の予想通りワンダーウーマンを意識していたアクションが多かったですね。

ガントレットで銃弾弾き、1人だけ高速で動いて敵を薙ぎ倒す、縄ではないけど布を使って敵を縛る、爆弾を上に高く飛んで放り投げるとか、おまけにBGMの入りもどこか似ているような…?

スリ・アシィ
(C) 2022 SCREENPLAY BUMILANGIT PRODUKSI. All Rights Reserved.

ここら辺の描写や演出被りに関しては自分はもう全然気にしないので別にいいんですけどね。

まぁ被っていようが何しようが質が良ければ問題無し!なんですが、実は本作はヒーローアクションの方がちょっと問題あり。

アラナとして格闘家やってる時はキレッキレだなぁと思ったんですが、
ヒーローとして活動してからは動きその物は変わっていないはずなんですが、なぜかもっさり気味に見えるように。

これは多分ヒーローらしい派手な動きをさせようとした結果、
動きの質はそのままなのにヒーローらしいけど一般的に見ると余計な動きが増えてしまったことによるものなんじゃないかなぁと思っています。

勢いよく振りかぶったり無駄に回転したりなどはかっこいいんですけど、
格闘家の時と同じようなアングルでやってしまったらそりゃ動きが増えただけだわと感じますよね。

しかし!それもジャトミコとの戦闘になるとようやく改善!

ヒーローと悪なのでお互いに荒唐無稽、無駄な動きをし合えばそれは平等な描写。
更にここで物足りなかったSEも滅茶苦茶気持ちのいい物に変わり、
ここら辺はちゃんと計算はしてあったんだなと腑に落ちたのでそこまでの不満も解消されました。

そのジャトミコの動きも煙のように形を変えて高速移動そして出てくると中々にケレン味ある描写。

なんか書いていて実は自分はジャトミコが好きなのでは?と思うようになってきましたよ。

ストーリー面ではともかくこういうところでは何だかんだでちゃんと引き立て役になってくれるのはいいんだよなぁ。

でもアラナの動きはもう少し周りがヒーローに付き合ってあげるアクションにした方がいいかもしれませんね。

それこそグンダラなんて一般人からそこら辺のチンピラまでカンフーマスターのように動いていたんですから、
もうそういう世界でBCUは行くべきだなと自分は思っております。

まとめ

グンダラからまぁまぁ時間かかって(おそらくコロナのせい)ようやく新作が出てきたBCU。

個人的にはグンダラより丸くなった作風にやや物足りない気持ちはあるのですが、
でもそんな幅があってこそのユニバース物ですからね。

逆にグンダラよりスリ・アシィの方が好きって人もいるでしょうし、
そんな好みのヒーローが1人いれば追いかける価値はあるのです。

昨今の世界が広がりまくったユニバース形式の作品群に比べたら、まだまだBCUは開始したばかりで世界が小さいのでそれがある種の心地良さもあったり。

これからもこの世界が広がっていくことを期待しつつ、新作を心待ちにしたいと思います。

早くグンダラの再登場が見てえ。


他の映画感想

他のヒーロー映画感想はこちら。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA