【映画】これが記念すべき1作目 シン・アナコンダ -捕食領域- ネタバレあり感想

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シン・アナコンダ -捕食領域-
(C) 2018 Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd. All Rights Reserved

今までレビューしてきたメガ・パイソン人間捕獲ジュラシック・アース 新たなる覇者

大蛇シリーズの2作目と3作目だったこれらですがついに記念すべき1作目に出会えました。

それがこの映画シン・アナコンダ -捕食領域-(原題:大蛇/Snakes)です。

ジャンルはアクションで上映時間は約79分となります。

ちなみにこっちのシン・アナコンダとは言うまでもなく何の関係もないです。

この映画の見どころ

シリーズの歴史の始まり、つまりある意味では微妙さも見ることができる

驚きはないけど出るだろうと思うものはちゃんとお出しされるストーリー展開

あらすじ

がん細胞を抑える成分があるとされる“命の果実”。著書でその存在を唱えた生物学者のリン・チーは巨大企業の斉藤会長から、その果実を探すことを手伝ってほしいと依頼される。研究チームはその在りかを突き止めるのだが、その島には地獄が待ち受けていた。

U-NEXTより

登場人物

リン・チー

小学校の教師で優秀な生物学者

出版した古生物百科の13章“命の果実 血の海棠”を見た斉藤会長に興味を持たれ、再生計画に参加し復活島へと向かう

妻にガンで先立たれ娘ベイベイも同様にガンを患っている

ランルオ

世界ガン科学研究協会所属で斉藤会長の担当医

会長を救うのは医療として伝説を求める再生計画には懐疑的

斉藤

万宏社の会長

ガンを患っておりガンを抑制させる可能性がある血の海棠を求めている

古生物百科を読みリンに接触し再生計画参加を求める

CK

再生計画参加者で地質調査の専門家

愛称はパンズ太っちょ

アオシー

再生計画で復活島に同行する女傭兵

ベイベイ

リン・チーの娘

母親同様に骨肉腫を患っている

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安定のモンスターサバイバル

シン・アナコンダ -捕食領域-
(C) 2018 Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd. All Rights Reserved

順番は前後したとはいえ流石は大蛇シリーズの1作目ということでモンスターパニックとサバイバルな映画です。

他の2と違うのは本作では日本人の斉藤会長によりガン細胞を死滅させる閣細胞を持つ実“血の海棠”を取りに復活島へと向かうとアナコンダ2を思い出す
日中友好で明確に目的を持って島に向かっているためにちゃんと武装した傭兵がいることですね。

なので巻き込まれた他2作と違い銃撃戦などがあるなどアクション面もそこそこに充実しています。

で、肝心のモンスター達なんですが、

メガ・パイソンにもいた空飛ぶピラニアと人を喰らう食人植物、血藤蔓。
そしてシリーズの顔となる大蛇ティタノボアが出ます。

1作目にはカエルはいなかったんですねぇ。

他にはギミックとなる熟したら非常に爆発しやすく馬すら殺せる威力を持つ“森のミサイル”と呼ばれる木の実も出たりします。

流石に1作目だけありピラニアと血藤蔓はがっつり活躍とした活躍がありました。

ピラニアはいきなり傭兵達を大半始末して1匹だけでも船内に入り込んで掻き乱す、
血藤蔓も大量に周りからハエトリソウのような姿で現れ船長を食べるなど両者共にキルスコアは十分な大活躍です。

それに反して大蛇は少し活躍としては少し大人しめでしたね。

モンスターとしての脅威よりどちらかと言うと今作のアクション役をほぼ一手に引き受けているアオシーの活躍を引き立てるそんな存在になっていたかなと思います。

ただここら辺は続編達を見た上で見ると事情は分かるんです。

映画見ると分かりますがまだまだ大蛇のCGが浮いていて拙く、そして全身を映すシーンが少ないと工夫しているカット割りが目立ちます。

これを考えると大蛇を派手に暴れさせるだけのクオリティや技術がまだ不足していた時期だったからなんでしょうね。

ただここからこの大蛇を使い回し何度も登場させてブラッシュアップさせていった結果、ジュラシック・アースほどのクオリティに仕上がっていった、
そう考えると本作からのシリーズの歴史と積み重ねというものを感じざるを得ませんでしたね。

ジュラシック・アースの段階になると巨大生物同士のバトルまでやれるレベルに仕上がっているんですぜ。

主人公のリン・チーが生物学者なのでこれらモンスターが出た時にさも知ってて当然のように解説するので、
登場人物達に事前知識が無い続編より寧ろこっちの方が続編感あったりするのですが、
ここら辺の感情と知識のシンクロ率を考えた結果が続編達の巻きこまれるという形式に繋がっていったのかもしれませんね。

まだまだ1作目らしい荒削りなCGとよりB級感の強いストーリーでしたが、ここから始まったと思うとそこら辺も全部許せてしまうから不思議ですね。

古い名作を見てもクオリティ低いと文句出ないのに近い感覚。

正直中身はあまりない

本作は真面目にストーリーを見るとそこまで中身が詰まっている映画ではないです。

ストーリーの構成が実を見つけに島へ向かったらモンスターに襲われたと、
すんごいシンプルでその襲撃のタイミングにも驚きや伏線がないので中身には乏しいのです。

実を取りに行ってモンスターに襲われて実を見つけたら大蛇に襲われて何とか倒して帰還と、抜粋しただけで全ての人が完璧に予想した通りの展開までだなと感じること間違い無しです。

逆に言うとここで来るんだろうなと思ったことは全部起きるのでB級としての需要には完全に応え切ってるともいえますが。

ストーリーもガンに侵された斉藤会長がそれを治せるとされる実を求めるためにという流れで、
リン・チーがついていくのも最初は娘の入院先の確保と学者として求められたからのようにも見えますが、
病弱な娘が妻と同じガンを患っているからという目的が途中で明かされます。

娘のためにというのはメガ・パイソンの方と同じなんですが、今作は娘が病院に入院して留守番で出番がなく、
しかもエンディングの方でも出てこないので今一ドラマとして軸になりきれていないなと感じてしまいましたね。

ここら辺の反省が続編のメガ・パイソンで娘が大蛇に攫われると言う流れに繋がったのかもしれません。

そう考えるとこのシリーズは順調に反省と改善を繰り返してると言えますね。

ドラマになりそうでなりきれなかったといえば女傭兵のアオシー。

彼女はシリーズで微妙に恒例になっていそうな寡黙な出来る存在なのですが、微妙にロマンスが生まれそうで生まれなかったのはちょっと勿体無いと思いました。

リン・チーに一度助けられて彼を治療しようと向かおうとしてところで医者のランルオが先に治療、彼女も上司に呼び出されるなど、
台詞に出さない寡黙に魅せる慕情などがツボにハマる人にはハマりそうな描写していたんですけどね。

その後の血藤蔓などのピンチでもさりげなくリン・チー助け続け、
ラストでも囮になったリン・チーの元に駆けつけ“森のミサイル”を使い自身も爆発に巻き込まれながらも大蛇を仕留めるなど、
この黙して語るような想いの描写で彼女が1番印象に残りましたよ。

爆発の中でリン・チーに微笑みかけるような表情がまたいいんです。

他にも後半になって醜態晒して周りを犠牲にする斉藤会長など予定調和すぎる物もありますが、(これは日中断絶)

金持ちや犯罪者が醜態晒すのも恒例になってる気がする。

ここら辺はまぁ特に驚くような部分でもないので語るところは無いです。

シリーズ1作目らしいB級クオリティなストーリーで感動要素も少ないのですが、ここらの反省点が続編で活かされていったんだなと歴史を理解出来ただけで収穫のある内容でした。

ラストもお約束とこの頃は正しくB級クオリティなストーリーでした。

まとめ

ストーリーやCGのクオリティ的にはまだまだ粗があったんだなぁと歴史を感じた本作。(まぁそんな長い歴史では全然無いですが)

ただここからシリーズが始まったと考えると付き合った時間短いくせに感慨深さを覚えてしまいます。

もし、本作を見てそこからの進化に興味が出たならここからメガ・パイソンジュラシック・アースこの2つを見ても損はしない、
はっきりとそう断言出来るくらいにクオリティが右肩上がりなシリーズですよ。


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